スプリンターズS 2023 出走馬個別メモ  ウインマーベル

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【競走馬特性面】

MH2 【SP持続力・総合万能型】【前後半型】【後半型】【万能型】【重馬場】
【専用メモ】SP持続型 持続力高め
【所感メモ】展開対応力高い 
【最終更新日】2023.5.15 

【前走結果・レース展開】 

キーンランドC 16着(2.3秒差)
H(ハイ)前半型 SP持続・失速型 重馬場 34.3-35.6

序盤からある程度流れる展開で後半は徐々に失速していくラップ推移。純粋なSP持続力勝負という感じ。

【前走予想コメント】

(休み明け初戦)昨年の雪辱を・態勢整う
【調教】意欲的な攻め内容
【事前予想】1200mの実績も十分だし展開対応力の高さは魅力。ただ現状では明確に後半型の競馬になった方が良さが出ている印象だし、このメンバー構成で後半型どこ迄やれるかが鍵

【前走決め手】

発馬直後挟まれて後退・直線伸びず後方侭・発馬後致命的不利

【前走個別レース回顧】

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【前走関係者コメント】

(松山弘平騎手)「スタートで挟まれる不利がありましたし、馬場状態も得意ではなかったです。苦しい競馬になってしまいました」

【2走前走結果・レース展開】

京王杯SC・2着(0.1秒差)
S(スロー)後半型 直線緩急型 34.9-33.7

やや緩めの流れから3~4角で少し緩んで4角からの直線に向けての再加速戦。直線序盤から半ばで11.3~11.0秒の加速を問われていて、直線は高い次元の加速勝負という感じに。

【2走前予想コメント】

変身見込めて・1400の方が
【調教】反応良化
【直前・変わり身診断】短距離馬らしい重厚感ある造り、脚捌きも力強く気配は申し分なし
【事前予想】近走結果出ず 東京初コース対応カギ 距離延長対応カギ
 

【2走前決め手】

最後1F~G前で差し返しての2着・スローの加速勝負に対応 

【2走前個別レース回顧】

発馬五分から中団前目の中目の位置取り。序盤から若干力みながらの追走で道中は中団前目の位置で運んで、4角から外を回って押し上げを開始しつつ直線に向く。直線は序盤で軽く仕掛けられて半ばの坂で追われるもジリっとしか伸びず、他馬との加速力で見劣る感じに。それでも最後の1Fからもしぶとく伸びを見せ、最後の100mからは差し返すようにして2着に浮上してゴール。

道中は若干ではあるが行きたがる感じを見せて多少なりとも消耗したかな…という感じはあるのだが、直線は一旦は加速力で見劣ったものの最後は差し返すようにして伸びを見せるなど中々味のある内容。正直東京の長い直線でどうか?という見立てだったが、最後は持続力の差を見せての差し返したのは立派だろう。本来は平均以上で流れる展開向きのタイプだけに、直線の加速勝負の中でこういった形で好走を見せた意味は意外と大きいと思う。安田記念に向けて…となると、今回から更に200mの延長となってこの馬の持ち味が生きるか?と言われればこれは少し微妙な所だろう。まぁ流れる展開になって持ち味が出る可能性はあるし、内々での立ち回り噛み合っての粘り込みでの浮上はあってもいいかもしれない。それでも最終的にこの馬の本質的なマイル適性をどう判断するかがカギになると思う。

【2走前関係者コメント】

(松山弘平騎手)「スタートをしっかりと出て、3番手の後ろで溜めも利いて、上手に走ってくれました。枠順も良く、思った通りの競馬ができました。最後もしぶとく差し返す根性を見せてくれました。重賞でまた2着となり、悔しい気持ちで一杯です」


【3走前走結果】 

高松宮記念・10着(-0.1秒差)
M(ミドル)平均型 SP持続・失速型 重馬場 35.6-35.9

平均ペースのSP持続力勝負の形。しかし不良馬場のレースであり35.6-35.9の平均ペースでも前半でかなり消耗する流れ。最後の1Fは12.4秒と落とす形になっていて、中団以降で控える形になった差し馬が揃って上位に来る展開。

【3走前予想コメント】

流れ乗り変身・前走以上の状態
【調教】力強い伸び脚
【事前予想】中京好相性 展開対応力の高さ魅力 楽な形で流れに乗れれば

【3走前決め手】

出負け、押して押して中団外目・3~4角外から動く・最後1F失速

【3走前個別レース回顧】

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【3走前関係者コメント】

(松山弘平騎手)「外が伸びる馬場だったので大外がいい方に向くと思っていました。スタートもしっかり出たし、勝ち馬の隣のいいポジションでレースできました。4コーナーを回った時はやれるかなと思いましたが雨が降り過ぎてラスト苦しくなりました」

【見直しの余地アリ】

2023.8.27 キーンランドC 16着
発馬直後に両サイドの馬に挟まれて擦られて最後方に下がる形。序盤のリズムは最悪で結果後方侭で終わる結果に。見せ場なしで2.3秒差の16着は余りにも負け過ぎの感はあるが、発馬後の不利は致命的と思えるのでとりあえず見直しの余地はありと見たい。

【スプリンターズSに向けてのポイント】

昨年の2着馬だが今年は1200m戦で結果を残せていない状況。前走は発馬後の不利と道悪の影響が大きかったと思えば度外視出来なくはない。ただ前走以外でもゲートそのもの安定していない感はあって、ある程度の位置で流れに乗れる事が最低条件となりそう。

【注意事項】
前走予想コメントは専門誌のものですが、事前予想、★欄のコメント、競走馬の前走決め手、前走個別レース回顧は私個人の見解のものです。また前走決め手、前走個別回顧、前走関係者コメントは過去にレース回顧で掲載されたものです。

また前走が海外競馬、地方競馬、重賞以外のレースに出走していた場合、前走決め手、前走個別回顧、前走関係者コメントの掲載はありません。また一部の重賞競走ではレース回顧をしていないケースもあり、その場合も決め手、回顧、関係者コメントは掲載しておりません。

☆競走馬特性面についての注意事項


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