重賞予想結果　10/14～10/15　府中牝馬Ｓ　秋華賞

10/14　府中牝馬Ｓ

結果：△-無-無　はずれ

◎ストーリア　中止（6人気）
○イズジョーノキセキ　9着
▲エリカヴィータ　11着
△プレサージュリフト　5着
△アンドヴァラナウト　6着
△シンリョクカ　10着
△ディヴィーナ　1着
（馬連3点　3連複13点）

レース後・感想
上位候補の馬が揃って着外という酷い結果に。
個別の回顧は別でやってるのでもう割愛して、ちょっとここは本命に推した◎ストーリアに触れたい。

結果としてストーリアは向こう正面で故障してそのまま競争中止。レース後には予後不良と発表されている。2.3歳時からすでにスローの加速勝負向きの感が強く出ていたので、ここでの期待値は個人的には高かったので本命とした。レースを見ても結果的に直線の加速勝負になっていて、タラレバの話をしても無意味と知りつつも、真面に走り切っていれば…と思わずにはいられない展開と結果だった。

個人的には本命を売った事もあって、レース中はずっとストーリアを追いかけて見ていたので故障発生はすぐに気付いた。ただ残念ながらレース実況の方はこのストーリアの一件は全く目に入っていないのか、レース中全く触れられないまま終わった。ただのオープン馬で人気薄だからそのような事をいちいち実況内で言う必要はないのかもしれない。ただ本命を打ってずっと目で追いかけていた側とすると、何も言われず触れられず（気づかれず）自身の推しが痛がってズルズルと下がっていく様を見るのは悲しかった。

まぁこういう事は今に始まった事ではなく結構あり得る話だし、実際に競馬場で目の前でそういう事象が発生した事だってあるのだが、今回はレース後に予後不良と発表されているからこそ悲しいと思えたし、更にレース中に馬名すら呼ばれないというその事に余計に寂しさを感じてしまった。

10/15　秋華賞

結果：◎-無-△　はずれ

◎リバティアイランド　1着（1人気）
○ドゥーラ　4着
▲ヒップホップソウル　9着
★モリアーナ　5着
△ハーパー　3着
△コナコースト　8着
△ドゥアイズ　10着
（馬連3点　3連複12点　3連単15点）

馬連：◎-○　◎-▲　◎-★　
3連複：◎-○▲★-○▲★△　
3連単F：◎→○▲★→○▲★△　

レース後・感想
レースを見ている最中に「遅っ！」と叫んでしたっまたが、ＴＶで見ていても前半1000ｍを通過前に超スローというのが見て取れるレース。平均以上で流れる展開を予想していたが、この時点で馬券的にはハズレを覚悟しなくてはならないレースだった。

勝った◎リバティアイランドにとって一番怖かったのはこの超スローの展開。平均以上の流れで他馬との違いを作るタイプだし、スローの加速勝負でやれる保証は無かったはず。しかも今回は3枠6番で馬群が凝縮する形になって内で包まれる形だけは避けたかったはず。しかし1角までの進入に際しても鞍上が外を意識しているのは見て取れたし、結果1～2角で外に持ち出せなかったものの、3角手前でちゃんと中団外目に出していたのは流石。結果4角でそのまま外から動き出すことが出来て、さらに4角で仕掛けられてからの反応がズバ抜けていて、ここでの加速で完全に勝負を決めたと思う。

対して2着に来たマスクトディーヴァはスローの流れが向いたかどうかは定かでは無いが、後半３Ｆの加速勝負は願っても無い展開だったと思う。ただ4角の進路取りに手間取っている間に勝ち馬のリバティアイランドは一気に先頭付近まで押し上げていて、この4角のお互いの動きで完全に勝負がついた。確かに直線は猛追を見せて1馬身まで迫ったがすでに大勢は決した後。ただ着差が着差なので4角でスムーズさがあれば…という感じはある。

逆に勝ち馬リバティアイランドが4角で内々で包まれたり、反応が鈍くて外から押し上げ切れなかった場合、もしかしたら三冠の夢は幻となっていた可能性はある。それだけ4角の動きが明暗を分けたレースだったと思う。