見出し画像

スプリンターズS 2023 出走馬分析


【中山・芝1200m】

平坦小回りの1200m戦。発馬から3角までの距離が長く、コーナーも半径が大きく緩やかなカーブの為に序盤からペースは速くなりやすく、特にクラスが上がるとその傾向は強くなる。序盤からペースが緩むことは滅多になく、その影響で後半で極端な加速要素を問われる事はまず無い。序盤でスピード負けせずに追走できて、さらに後半でもうひと足使えるタイプが理想。

【スプリンターズS レース傾向詳細】

ハイレベルなスピード勝負になる傾向があって前半から流れる形になりやすく、まずはこの速い流れに対応できる事が最低条件。さらにゴール前の急坂での逆転劇が多くなるイメージで、最後の1F区間での加速力か持続力を引き出せるかどうかもポイント。最後の1Fで出し切るためにはある程度余力を持って直線に向かなくてはならないし、さらに出し切るための4角から直線に向けての進路取りも大きな要素になる。ただ先行馬はどうしても最後の1Fで止まる傾向にあって差し馬とは脚色の差が出やすい印象。差し馬は直線で前が詰まる可能性が高いものの、馬群の捌きで多少は立ち遅れることがあっても、余力さえ残っていれば意外と差し届く感じはある。勝ち馬限定で見ると道中は中団あたりで控えて、直線入口から半ばにかけて上手く馬群を捌き切って…という形が多い印象。

【上位馬決め手傾向】

4角好位・内~中団内目の位置取り
4角~直線入口のコース取り
最後1Fの加速力・持続力

過去10年平均ラップ推移

過去10年平均ラップ推移

過去10年PCI平均値

過去10年PCI平均値

【推奨タイプ】

前後半型
SP持続力・標準型
SP持続力・一瞬加速型


ナムラクレア HM2

【SP持続力・後半型】【後半型】【後半型】【加速型】【要所加速型】
【専用メモ】高速馬場向き 加速良
【所感メモ】スピード勝負向き マイルはギリギリ? 貯める形で加速を引き出せるタイプ
【最終更新日】2023.1.30 

【スプリンターズSに向けてのポイント】
元々高速馬場でもやれる馬だが、ここ数戦は道悪で結果を残している点をどう見るかがカギ。このメンバー構成に入ると総合力でも勝負できそうな点は魅力だが、それでも位置取りとコース取りである程度噛み合う必要はあるかも。

【前走結果・レース展開】 
キーンランドC・1着(-0.2秒差)
【前走決め手】
中団外目から自ら動いて行く競馬・後続に1馬身の差をつける完勝 
【前走関係者コメント】
(浜中俊騎手)
「強かったと思います。休み明けでしたが、厩舎が本当に上手に仕上げてくれて、何の不安もなく、レースに臨めました。馬場傾向から14番枠はかえって良かったと思いますし、外めの馬場のいいところを通れて、色々とうまくいったところもあります。スタートを決めて、好位で流れに乗りたいと思っていたので、イメージに近い競馬はできました」
(長谷川浩大調教師)「昼くらいからかなりの雨が降って心配はありました。しっかり力を出してもらえればと思っていました。番手のこだわりはなかったです。外枠で焦って行かなくても良いかと思っていました。最後の脚には自信がありました。乾いた馬場の方が良いと思いますが、着差をつけてくれたのは良かったと思います。陣営にとっては大きな1勝で、スプリンターズSへ向けてしっかりケアしていきたいと思います」

テイエムスパーダ MH1

【SP持続力・前半型】【前半型】【前後半型】【持続型】【重馬場】
【専用メモ】先行力
【所感メモ】パワーとスピードの兼備型
【最終更新日】2022.3.7

【スプリンターズSに向けてのポイント】
セントウルSで鮮やかな逃げ切りで復活をアピール。ただ開幕週の馬場と高速馬場、更には前半が33.5秒と1200m戦としてはそんなに激流ではなかったところがカギ。最後1Fで後続を突き放す形を見せたのは序盤のペースが起因していると思える。とりあえずはハナを取り切った上で、序盤のペースがあまり速くならない事が絶対条件になる。

【前走結果・レース展開】 
セントウルS・1着(-0.2秒差)
【前走決め手】
押して主導権握って自分の形・開幕週、高速馬場を味方に押し切る
【前走関係者コメント】
(富田暁騎手)
「重賞になるとなかなか勝てなくて、自分自身緊張しているところもあったりして、こうして夏の北海道の経験を経て、こちらで師匠の馬で重賞を勝てたということもすごくうれしいです。先生(木原調教師)も(定年引退まで)あと1年ちょっとで重賞を取れたのもうれしいです。最初は実感がわかなかったんですけど、ゴール板を過ぎてから、皆におめでとうと言われて、うれしさが込み上げてきました。この馬の形で競馬ができれば強いと思っていましたし、成績は落ちていましたけど、ずっと恐らく在厩で厩舎の方が(調子を)落とさずに調教をしてくれていたので、この先に向けても、いい結果になったと思います」

ピクシーナイト MH3

【SP持続力・後半型】【後半型】【前後半型】【持続型】
【専用メモ】高速馬場向き 持続型
【所感メモ】エンジン掛かり遅め? CBC賞で脚質転換成功?
【最終更新日】2021.9.13

【スプリンターズSに向けてのポイント】
一昨年の勝ち馬も香港での一頓挫があってからは低調。戦績を見ても高速馬場のスピード勝負が理想と言えるが、現状では今ひとつ復調気配が感じられないのであまり強気にはなれない感じ。

【前走結果・レース展開】 
セントウルS・8着(0.5秒差)
【前走決め手】
発馬後躓き、後方待機・直線大外も伸び負け・序盤の運びに?
【前走関係者コメント】
(戸崎圭太騎手)「スタートで少しつまずく感じになったのがね。前の方に行きたかったのですが。(馬体重)プラス10キロも影響があったかもしれません」

ナランフレグ MH2 

【後半勝負・直線勝負型】【後半型】【加速型】
【専用メモ】出負け癖
【所感メモ】末脚確実 勝ち切るには展開の助け必要?
【最終更新日】2021.9.6

【スプリンターズSに向けてのポイント】
近走は結果が伴わないレース続き。後方待機の直線勝負型なので展開が噛み合わない事には話にならないタイプなので、ハイペースで前崩れの展開になれば警戒は必要な馬になる。後は勝負所からのコース取りと直線の馬群の捌きがカギになる。ただ現状僅かに下降線を辿っているような気もするのだが…。

【前走結果・レース展開】 
キーンランドC・10着(1.2秒差)
【前走決め手】
最後方待機・3~4角内通す・直線最内も伸びきれず、最内の馬場?
【前走関係者コメント】
(丸田恭介騎手)
「思い描いたレースと逆、逆になってしまいました。上手にエスコートできなかった。馬の出来は良かったです」

ウインマーベル MH2

【SP持続力・総合万能型】【前後半型】【後半型】【万能型】【重馬場】
【専用メモ】SP持続型 持続力高め
【所感メモ】展開対応力高い 
【最終更新日】2023.5.15 

【スプリンターズSに向けてのポイント】
昨年の2着馬だが今年は1200m戦で結果を残せていない状況。前走は発馬後の不利と道悪の影響が大きかったと思えば度外視出来なくはない。ただ前走以外でもゲートそのもの安定していない感はあって、ある程度の位置で流れに乗れる事が最低条件となりそう。

【前走結果・レース展開】
キーンランドC 16着(2.3秒差)
【前走決め手】
発馬直後挟まれて後退・直線伸びず後方侭・発馬後致命的不利
【前走関係者コメント】
(松山弘平騎手)
「スタートで挟まれる不利がありましたし、馬場状態も得意ではなかったです。苦しい競馬になってしまいました」

ママコチャ MH1

【SP持続力・一瞬加速型】【後半型】【前後半型】【万能型】
【専用メモ】先行力 使える脚は短め
【所感メモ】ある程度前半要素を問われる形が理想形?
【最終更新日】2022.6.20  

【スプリンターズSに向けてのポイント】
高いレベルの前半要素で勝負できるタイプで、高速馬場のスピード勝負なら浮上してもいい馬。流れる展開になってもひと足は使える印象なので、コース取りでスムーズさがあれば怖い。後は相手が強化された中でどういう競馬を見せるか、初の56キロの斤量がどう出るかがカギになる。

【前走結果・レース展開】 
北九州記念・2着(0.1秒差)
【前走決め手】
中団から直線伸びるも・勝ち馬とは位置取り、コース取りの差で
【前走関係者コメント】
(鮫島克駿騎手)
「着差が着差だけに悔しいです。イメージ通りのポジションで運べましたし、前がやり合うかなと思っていたんですけどね。勝ち馬が実質、ママコチャより軽い斤量で楽に行かせすぎました。折り合いを重視しながらも、下げすぎないように意識しました。もう少し(前が)流れてほしかったですね。申し訳ありません」

(池江泰寿調教師)「ハンデ(55.5キロ)を見込まれた。1200メートルで続けて使っていきたい」

オールアットワンス HM1

【SP持続力・一瞬加速型】【前後半型】【前半型】【持続型】
【専用メモ】左回り向き 直線再加速型
【所感メモ】高速馬場向き? 少し貯める形で一瞬の加速を引き出せるタイプ
【最終更新日】2021.7.19

【スプリンターズSに向けてのポイント】
2021年と2023年のアイビスSD勝ち馬。現状では新潟1000mでこその馬と思えるし、時計面を問われてどうか?という疑問からも高速馬場になると苦戦しそうな感じ。まぁ最大の焦点はハイレベルの1200m戦でコーナーの加速(速いラップ)に対応できるかどうかだろう。

【前走結果・レース展開】 
アイビスSD・1着(-0.2秒差)
【前走決め手】
序盤で内枠から大外へ誘導・最後1Fで後半要素の違い見せる 
【前走関係者コメント】
(石川裕紀人騎手)
「(検量室前でガッツポーズをしたのは)この馬が初めてアイビスサマーダッシュを勝った時とはまた違った喜びがあっての感情だったと思います。彼女には、自分で調教に騎乗したことはないのですが、関係者がいつも良い状態で持ってきていただいていて、何度かチャンスがありながら、良い走りを見せることができず、悔しい思いがあっての勝利でした。 去年と同じ枠で、内に行くことは考えず、外ラチ沿いを取りに行きたいと考えていて、イメージ通りの良い競馬ができました。前半は無理をしていないので、初めてアイビスサマーダッシュを勝った時とは違った手応えで、すごく良い勝ち方ができて、良い切れ味を発揮してくれました。急遽の乗り替わりでしたが、彼女のことは僕が一番わかっていると、自信を持って乗せていただきました。本当に良いスピードを持った馬ですので、これからも応援よろしくお願いします」

メイケイエール MH1

【SP持続力・一瞬加速型】【後半型】【前後半型】【持続型】【要所加速型】
【専用メモ】出負け癖、掛かり癖あり(解消?)
【所感メモ】掛かっても意外とバテず、持続力の高さは異常? 左回り安定 意外と要所加速型の印象
【最終更新日】2022.9.12

【スプリンターズSに向けてのポイント】
近走が今ひとつの内容と結果で、さらに気性面の課題が再浮上しつつある状況。真面ならSP持続力の高さで勝負できる馬だが、現状の成績と右回りの適性面を考えるとあまり強気にはなれないと思う。

【前走結果・レース展開】 
安田記念・15着(1.3秒差)
【前走決め手】
出負け、リカバー中団のイン追走・直線伸びず、最後1Fヤメ
【前走関係者コメント】
(池添謙一騎手)
「この枠順が当たり、スタートが出ればハナへ行こうというプランもありましたが、(発馬で)上に出て、立ち遅れてしまいました、元々タイミングが合わないとそういうこともあるのですが、ここでそれが出てしまいました。内枠から馬群の中でしたが、我慢はしてくれて、暴走する感じではなかったです。4コーナーを回ってからジリジリになってしまいました。最近はレースや調教でパターン化しているところがあって、走りに向けて、気持ちが切れてしまっているところがあり、それが大きくなってきた気がします」

アグリ A1

【SP持続力・総合万能型】【前後半型】【後半型】【万能型】【要所加速型】
【専用メモ】加速良 総合力勝負型
【所感メモ】スピード能力高めも力の要る馬場の対応に? 前半から流れる展開になると? 1400m向きの感強く  
【最終更新日】2022.11.14

【スプリンターズSに向けてのポイント】
現状では1400m向きの感はあって1200m戦でどうか?という疑問はあるのだが、前走のセントウルSが高速馬場の中で好タイムで走破しており、1200mに対しての不安はあまり無い。ただこの時は後方で控える形からの競馬であり、ハイレベルの1200m戦である程度の位置で流れに乗ってどうか?という疑問はある。また同じく後方で控える形になっても差し切れるかどうかが鍵になると思う。

【前走結果・レース展開】 
セントウルS・2着(0.2秒差)
【前走決め手】
最後1Fで外から鋭く伸びきるも・前半の位置取りに?
【前走関係者コメント】
(横山典弘騎手)
「いい脚で来たね。頑張った」

(安田隆行調教師)「ジョッキーが馬の新しい面を引き出してくれました。次はスプリンターズS。前哨戦としてはいい競馬ができたと思います」

マッドクール M1

【SP持続力・前半型】【前後半型】【前半型】【持続型】
【専用メモ】先行力 二の足早い
【所感メモ】前後半バランス型? 逃げる形は?
【最終更新日】2023.1.30

【スプリンターズSに向けてのポイント】
CBC賞が1人気に推されながら1.0秒差の9着に敗退している。高い先行力が魅力の馬だが、どうしても最後の1Fで脚が鈍るのがネックになる。前半が比較的楽な形での追走が望ましいが、ハイレベルの1200m戦で楽な追走が叶えばチャンスがあってもいい。

【前走結果・レース展開】 
CBC賞・9着(1.0秒差)
【前走決め手】
直線半ばで脚色鈍って後退・好位外目追走が影響?
【前走関係者コメント】
(坂井瑠星騎手)
「3番手からスムーズな競馬はできました。直線を向くころに手応えがなくなって、脚があがってしまいました」

ジュビリーヘッド MH1

【SP持続力・前半型】【前後半型】【前半型】【持続型】
【専用メモ】先行力 持続型 洋芝向き
【所感メモ】前半要素としぶとさを生かしてこそというタイプ
【最終更新日】2023.6.12

【スプリンターズSに向けてのポイント】
中山コースの相性の良さは魅力だが、やはり時計面での課題はある馬。強い相手との対戦実績も少なく、強いて挙げれば昨年の函館スプリントでナムラクレアの2着(2馬身半差)があるだけ。相手なりには走るタイプなので立ち回り噛み合えば…という所はあるが、それでも1分7秒台前半の時計を問われるレースでは…。

【前走結果・レース展開】 
キーンランドC・6着(0.6秒差)
【前走決め手】
中団前目追走・直線伸びきれず・前半要素生かせず?位置取りに?
【前走関係者コメント】
(西村淳也騎手)
「返し馬で闘争心があっていい雰囲気だったけど、4コーナーで右にもたれたのが悔しいですね」

ドルチェモア SM1

【SP持続力・後半型】【後半型】【加速型】【直線加速型】
【専用メモ】先行力 二の足速い 反応、加速良
【所感メモ】意外と追って味のあるタイプ?
【最終更新日】2022.10.11

【スプリンターズSに向けてのポイント】
近走は古馬相手のレースとは言えども大敗続き。今回もやはり根本的な1200m適性をどう見るかという事と、気性面の問題を抱えたままという現状をどう見るかがカギになる。

【前走結果・レース展開】 
セントウルS・13着(1.1秒差)
【前走決め手】
中団内目追走・直線伸びきれず、ヤメ・後半要素見劣り
【前走関係者コメント】
(池添謙一騎手)
「初めて乗ったので比較できないけど、ギアが上がらなかった。これから良くなってくれれば」

ジャスパークローネ MH1

【SP持続力・前半型】【前半型】【前後半型】【万能型】【直線再加速型】【重馬場】
【専用メモ】ゲート良 二の足早い 先行力 重馬場
【所感メモ】パワー兼備型 緩めの流れなら再加速も引き出せる印象
【最終更新日】2023.6.3

【スプリンターズSに向けてのポイント】
重賞2連勝中。ここ2戦はハナを取り切って自分の形に持ち込んで、さらに直線で再加速する形で勝負を決めている。当然ここも主導権争いが鍵になるが、強力な同型は意外と少ないのは好都合だろう。ただ今回は他馬のマークが厳しくなりそうな所をと、3月以降使い詰めの感があり状態面も鍵になるかもしれない。

【前走結果・レース展開】 
北九州記念・1着(-0.1秒差)
【前走決め手】
好発と出脚の良さで主導権争い制す・直線の再加速で勝負決める
【前走関係者コメント】
(団野大成騎手)
「今日はジャスパークローネが一番速いと思っていましたし、馬もしっかりこたえてくれて、いいスタートを切れました。最初の1ハロン目をいい感じで迎えられたので、これならばと思っていました。道中はペースを気にせず、前回の競馬と同じように気分よく行かせた方が持ち味は生きる馬。ペースは気にせず、馬とのコンタクトを意識していました。(勝利の確信は)ゴール板過ぎてからだったんですけど、最初のコーナーまでのアプローチがよかったので、いい競馬ができそうだなと思っていました。前回は函館からのきつい輸送がある中で頑張ってくれましたし、今日も重賞連勝できるように力のあるところも見せてくれた。57キロは軽いハンデではなかったけど、頑張ってくれたので、馬をたたえてあげたいと思います」

エイシンスポッター MH2

【後半勝負・直線勝負型】【後半型】【加速型】【直線加速型】
【専用メモ】二の足遅い 加速良 末脚確実
【所感メモ】内を衝いての直線勝負型 前半要素課題 前が止まる展開が理想?
【最終更新日】2022.12.29

【スプリンターズSに向けてのポイント】
後方待機から直線勝負に徹する馬なので、どうしても展開の助けが必要なタイプ。ただ決め手の鋭さはこのメンバーでも上位で、ある程度展開が噛み合う形での浮上の余地はある。

【前走結果・レース展開】 
セントウルS・7着(0.5秒差)
【前走決め手】
行き脚つかず後方待機・直線最内抉じ開けて伸びるも・位置取り?
【前走関係者コメント】
(角田大河騎手)
「今回は前回のCBC賞の経験を活かしてゲートを出てから出鞭を使うような感じでしたが、いつも通りのこの馬のポジションでした。逃げ馬が勝っていますし、この馬もいい脚を使っています。前が止まらないのも想定しての競馬でしたが、また改めてですね。ポテンシャルのある馬ですから」

キミワクイーン MH2

【SP持続力・一瞬加速型】【後半型】【前後半型】【加速型】
【専用メモ】加速、SP持続力兼備型
【所感メモ】パワー型の感あり? 流れる展開でもひと足は使える印象  控える形で一気に進境見せる
【最終更新日】2023.6.12

【スプリンターズSに向けてのポイント】
中山1200mで3戦2勝と好相性も、高速馬場や速い時計の決着になると不安があるタイプ。ただ2走前の函館スプリントSでは後半型の競馬に転じて進境を見せた。少し時計を要する馬場になって、ある程度展開が噛み合う形で浮上の余地が合っていい。

【前走結果・レース展開】 
キーンランドC・7着(0.7秒差)
【前走決め手】
出負け、中団後方・直線最内も伸びきれず、馬場?展開向かず?
【前走関係者コメント】
(横山武史騎手)
「この馬場で大変だったが、よく頑張っていたんじゃないかな」

モズメイメイ M1

【SP持続力・標準型】【前後半型】【加速型】【直線加速型】
【専用メモ】先行力 反応、加速良 直線再加速型
【所感メモ】近走は前半要素で進境見せる 1400~1600m向き 極端に流れる展開になると?
【最終更新日】2023.8.21 
   
【スプリンターズSに向けてのポイント】
前走の北九州記念ではハイペースの中で前半の立ち回りで少し苦労した感じにも見える。現状では2走前の葵Sの内容だけが頼りという感じで、ハイレベルの1200m戦では不安要素の方が多そう。少しペースが緩むような形になって、楽に前目の位置を確保できるようなら…という感じ。

【前走結果・レース展開】 
北九州記念・10着(0.7秒差)
【前走決め手】
好位からの競馬も最後1Fで脚止まる・明確に前半型の競馬では?
【前走関係者コメント】
(松若風馬騎手)
「(ハナに)行ければと思いましたが、周りが速かったです。それでも2~3番手をとれればと思いましたが、直線に向く時には手応えがなかったです」

【注意事項】
前走が海外競馬、地方競馬、重賞以外のレースに出走していた場合、前走決め手、前走関係者コメントの掲載はありません。また一部の重賞競走ではレース回顧をしていないケースもあり、その場合も決め手、回顧、関係者コメントは掲載しておりません。

☆競走馬特性面についての注意事項


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?