カペラS 2023 レース傾向詳細
【中山・ダ1200m】
スタート地点は2コーナー奥の芝の地点。スタート後3角まで緩やかな坂を下る形態になっていて、最初のコーナーである3角までの距離は約308m。この区間での先行争いが激化しやすく、基本的に前半から速い流れになる事が多い。最後の直線は約310mと比較的短いものの、ゴール前に高低差2.4mの急坂を再び迎えて最後の踏ん張りがカギを握るコース形態。
【カペラS レース傾向詳細】
序盤から流れる展開になりやすいのでスピード能力の高さを問われるレース。基本的には後半に向けて失速していくラップになっていくので、前半要素を問われた上でゴール前までの持続力の高さが問われる形になりやすい。速い流れを追走しつつ直線に向けての加速態勢(進路取り)と余力(手応え)の有無が重要になりやすく、基本的なスピード能力の高さが必要になる。ただし直線は失速ラップの度合いも高くて、最後の1Fは12秒台後半から場合によっては13秒台になる場合も多く、後方待機策から直線で一気に伸びて来る差し馬の台頭にも注意が必要。しかしながら勝ち切れるかどうかは微妙な所で、明確な後方差し馬が勝ち切ったケースは過去10年で見ても18年のコパノキッキング、22年のリメイクくらいしかいない。過去10年の勝ち馬を見ても前半のスピード要素を生かし切って、直線でそのまま押し切った馬が殆どである。
【上位馬決め手傾向】
前半のスピード能力
4角~直線入口での加速態勢
4角~直線入口での手応え(余力)
最後1Fの決め手の持続力
過去10年平均ラップ推移
過去10年PCI平均値
【推奨タイプ】
前半型
前後半型
SP持続力・前半型
SP持続力・一瞬加速型
後半勝負型・バテ差し型
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