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競走馬個別メモ 2022 スプリンターズS ジャンダルム

 
スプリンターズS 勝ち馬 ジャンダルム
主な戦績:スプリンターズS(G1・2022) デイリー杯2歳S(G2・2017)

作成日:2022.10.3

競走馬特性面

MH3 【SP持続力・一瞬加速型】【前後半型】【後半型】【加速型】【要所加速型】
【専用メモ】出負け癖
【所感メモ】内々立ち回り型?   
作成日:2022.3.7

過去成績・データ(2022.10.3時点)

前走:スプリンターズS(G1・中山芝1200m)

タイム・着順・馬場状態・着差
1.07.8 1着(良)-0.0秒差
レース展開
H(ハイ)前半型 SP持続・失速型 32.7-35.1

序盤から流れる展開でのSP持続力勝負だが、最後の1Fで12.3秒とかなり落としている。速い流れへの対応力と最後の1Fの踏ん張りと決め手を問われたレース。また内外の馬場差もあって外回って差し込むタイプには厳しい馬場だったと思う

予想コメント
前走負け過ぎ・上手く噛み合えば
【調教】ひと追いに良化 
★中山実績豊富 立ち回り、脚の使い処さえ噛み合えば 内枠好都合

個別レース回顧
【決め手】道中は内の絶好位追走・直線の加速と持続力見せる

【好発】【好位追走】【3~4角内通す】【4角馬なり】【直線序盤で先頭】【直線半ばで伸びる】【G前追撃封じる】

まずまずの発馬からスッと好位追走の形。前に行った2頭がぶっ飛ばして行って離れた3番手という絶好位で楽に追走し、4角手前から内を回ってジワッと押し上げて行く。4角も絶好の手応えで馬なりで押し上げて、直線入口で先頭に並びかけて序盤で楽々と先頭に立つ。直線は半ばで余裕の追い出しから最後の1F抜け出し、ゴール前は後続に詰め寄られたがクビ差凌いでゴール。

内枠から絶好位を確保する形から要所の加速を最大限に生かす形で優勝。主導権を争った2頭がぶっ飛ばしていって自然と絶好位を追走する形になったし、内々を回ってコースロスの無い形で理想の展開だったと思う。また追走にも余裕があって4角からは馬なりで前に取り付くなど、ありとあらゆる面で絶好の形になったと思う。見た目には嵌った感だけが残るがそれでも先行勢で唯一残った馬で、ゴール前では最後の最後まで踏ん張りを見せた面も高く評価したい。

陣営・騎手コメント
(荻野極騎手)
「いい枠を引けたし、課題のスタートもこなしてくれた。道中、最後の直線もスムーズに運べました。(この日、前残りが多かったのは)頭にありました。手応え通りしっかり伸びて、最後もしのいでくれました。(後続の追い上げは)雰囲気は感じていましたが、ジャンダルムの力を発揮することでいっぱいでした。ジャンダルム、関係者に感謝の気持ちでいっぱい。より気を引き締めて、技術を磨いていきたいです」

(池江泰寿調教師)「元々スプリント能力は高いと思っていましたが、デイリー杯2歳Sを勝ってホープフルSも2着となり、これはクラシックを目指さなくてはいけないと考えました。距離が長かったようで、この馬には可哀そうな事をしてしまったと思っています。今年オーシャンSを勝ち、高松宮記念を勝ちたいと思って使い、当然中山は得意なので秋はこのスプリンターズSを目標として考えていました。レースは良い形になったと思いましたが、後ろから来ていましたから、ゴール板を過ぎるまで勝利は確信できませんでした。お母さんはこのレースの勝ち馬で、史上初の母仔制覇となったわけで、そういう物語を作ることの一翼を担えたことは、良かったと思っています。もう7歳なので、今後はいかに種牡馬としての価値を高めてあげられるか、レースの選択も限られるのですが、馬の状態を第一にして、オーナーの意向もありますので、来週後半には次のことが分かるかと思います。デビュー前からビリーヴの息子ということで、多くのファンに応援して頂いたのですが、中々大舞台に立てず、結果を出せずに皆さんに悔しい思いをさせていましたが、これで皆さんに恩返しができたかなと思います。応援して頂いて本当に感謝しています」
 

2走前:北九州記念(G3・小倉芝1200m)

タイム・着順・馬場状態・着差
1.08.9 17着(良)2.0秒差
レース展開
H(ハイ)前半型 SP持続型 32.8-34.1   
前半から流れる展開でのSP持続力勝負。綺麗な減速ラップで後半型の馬が揃って上位に来た形。 

予想コメント
【休み明け初戦】小回りに良績・秋に向け好レースを
【調教】馬体充実目を引く 
★ゲート課題、位置取りカギ 立ち回り噛みあえば 対応力の高さでどこまで 道中内に潜れれば
 
個別レース回顧
【決め手】好発、中団外追走・3~4角馬なり・終始外回る・直線失速
 
陣営・騎手コメント
(荻野極騎手)
「今日はこの馬の本来の力を引き出してあげられませんでした。58kgも堪えたかもしれませんし、外枠も影響したのかもしれません」
 

3走前:高松宮記念(G1・中京芝1200m)

タイム・着順・馬場状態・着差
1.08.7 11着(重)0.4秒差
レース展開
H(ハイ)前半型 SP持続・失速型 重馬場 33.4-34.9
序盤から流れる展開のSP持続力勝負で、重馬場という条件で前半が33.4秒だからかなりのハイペース。その中で直線は11.5-12.4秒という失速ラップで、中団以降の位置から脚を貯めて直線上手く馬群を捌けた馬が上位に来た印象。

予想コメント
前走が本来の姿・発馬決めて
【調教】体も動きも良く
★位置取りカギ 立ち回り噛み合えば ややムラ駆け傾向で
 
個別レース回顧
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陣営・騎手コメント
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【競走馬個別データに関する注意事項】

☆ここで掲載している競走馬個別メモは個人的な予想メモと見解を纏めたものです
☆予想コメントと調教は当時の専門紙のもので、★欄のコメント、レース回顧は羽柴の個人的なメモになります。
☆各種コメントは主に重賞レースのものになります。オープン、条件戦などは予想、レース回顧をしておりませんし、騎手コメントもありません

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