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金鯱賞 2023 出走馬分析

【中京・芝2000m】

スタート地点は正面スタンド前の上り坂地点。スタート後ゴール板を通過して1角までの距離は約310mで、この序盤の先行争い次第で全体のペースに影響を与える事もある。1~2角は緩い上り坂で、向こう正面にかけても緩やかな上り坂。その後3~4角はスパイラルカーブでさらに下り坂。最後の直線は約410mの長さだが、途中で高低差2.0mの坂が設けられている。3角手前からジワッとペースが上がるSP持続力勝負の形になりやすいが、結局は直線の坂でを乗り切れるだけの余力があるかないかがポイントになる。

【上位馬決め手傾向】

先行機動力
直線序盤~半ばの加速力
最後1Fの決め手持続力

【金鯱賞 レース傾向詳細】

4月の大阪杯を目指しての古馬の中距離路線馬が揃うレース。最初のコーナーである1角進入時に速いラップを刻むものの、中盤で少し緩む形になってからの4角~直線半ばでの再加速戦になりやすい傾向あり。レースの傾向としては直線の再加速戦というのが明確になっており、ある程度前目の位置取りで運ぶことが出来て更に直線で高いレベルの加速を引き出せるかどうかがカギになる。

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