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弥生賞 2022 出走馬分析

【中山・芝2000m】

スタート地点は4角の奥の地点。1角まで正面スタンド前を丸々400m使う先行争いを経て2角へ進むが、2角に向けて上り坂になっている形態。3角にかけてはの向こう正面は平坦で、3~4角はスパイラルカーブだが緩めの下り坂。最後の直線は約310mと比較的短いものの、ゴール前に高低差2.4mの急坂があってここが最大の難所となる。基本的には後半の4~5F目くらいからのロングスパート戦になりやすい傾向がある。

【弥生賞】(3月)

牡馬クラシックの第一弾である皐月賞と同じ条件でのステップレース。本番の皐月賞と比較しても出走頭数自体が少ないケースも多く、展開的にも序盤からペースもさほど上がらない事が多い。自然と後半勝負の展開になりやすいが、その中でも比較的後半3Fの瞬発力勝負の形になりやすい傾向がある。

【推奨タイプ】

S1・2 SM1・2 後半型 瞬発力勝負型


ジャスティンロック

SM2 【後半型】【持続型】【総合力勝負型】【持続力勝負型】【出負け癖
緩めから平均寄りの流れからの後半総合力勝負型。現状では前半要素に課題を残し、さらに速いラップを問われる形に不安を残す印象
【専用メモ】出負け癖 二の足遅い
★重○ 休み明け初戦 位置取りカギ 加速勝負の形になると?

メイショウゲキリン

SM1 【後半型】【前後半型】【持続型】【総合力勝負型】【SP持続力型】
緩めから平均的な流れでの後半総合力勝負型。現状では加速を問われる形にもある程度対応できそうだが、本質的には持続力を問われる形向きの印象も
★立ち回り嵌れば 脚の使い処次第で浮上 最後1Fの粘りカギ

リューベック

S1 【後半型】【持続型】【総合力勝負型】【SP持続力・瞬発型】
緩い流れから後半総合力勝負型。現状では要所での反応と加速力を最大限に生かす形の競馬が理想で、持続力を問われる形にやや不安を残す
★重○ 先行力魅力 立ち回り嵌れば 要所の反応生かして

アケルナルスター

SM2 【後半型】【持続型】【SP持続力型】【持続力勝負型】
緩めから平均的な流れからの後半SP持続力勝負型。目立った加速力は無いものの持続性の脚が武器となりそうなタイプ
【専用メモ】二の足遅い エンジンの掛かり遅め 持続型
★加速勝負になると? 時計面課題 後半勝負に徹してどこまで

マテンロウレオ

SM2【後半型】【前後半型】【持続型】【持続力勝負型】【SP持続力型】
やや緩めから平均的な流れでの後半の持続力勝負型。現状ではスピード面よりも持続力を問われる形が良さそうな雰囲気
★重○ 持続力勝負希望 スローの加速勝負になると? 

ボーンディスウェイ

M1 【前後半型】【前半型】【持続型】【SP持続力型】【持続力勝負型】
平均からやや流れる展開でのSP持続力勝負型。先行力の高さと要所の加速を最大限に生かしたい馬だが、最後の1Fで意外と甘くなる傾向があるタイプ
【専用メモ】要所の加速良 小回り向き? 最後1F詰め課題
★重◎調教○ 流れる展開希望 中山実績豊富 瞬間的加速を最大限生かせれば…

ドウデュース

SM1 【後半型】【万能型】【SP持続力・瞬発型】【瞬発力勝負型】
緩めの流れからの後半加速勝負向き。現状では反応の良さと加速が武器と思えるタイプだが、高い次元の持続力を問われる形は未知数
★休み明け初戦 実績上位 中山コース初対応カギ あくまでも目標は先?

ラーグルフ

SM1 【前後半型】【後半型】【持続型】【持続力勝負型】【持続力・瞬発型】
平均的な流れからの持続力勝負型。要所で鋭く加速できるがその加速はかなり瞬間的なもの。根本的には持続性の脚が武器となりそうなタイプ
【専用メモ】コーナー加速
★調教○ 休み明け初戦 前走包まれ気味で 立ち回り噛み合えば 加速勝負でどこまで

インダストリア

S2 【後半型】【加速型】【瞬発力勝負型】【SP持続力・瞬発型】
緩めの流れからの後半加速勝負型。とにかく要所での鋭い加速が武器となるタイプだが、持続力に関しては未知数
★調教◎ 加速勝負で浮上 2000m初経験 距離対応カギ

アスクビクターモア

S1 【後半型】【万能型】【総合力勝負型】【SP持続力型】
緩めの流れからの後半総合力勝負型。SP持続力と加速力を兼ね備えたタイプだが、現状では極端な加速競争ではキレ負けする印象も
【専用メモ】先行力
★位置取りカギ 中山好相性 立ち回り噛み合えば 

ロジハービン

SM2 【後半型】【持続型】【持続型・瞬発型】【総合力勝負型】
緩めから平均寄りの流れからの後半総合力勝負型。反応と加速力に優れ、持続性の脚も兼ね備えたタイプ
★調教○ 中山好相性 持続力問われて浮上 早めに動く形で持ち味生きれば…


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