第10章守成の心得

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2-70 つねに危亡を思う 天下が平和に治まっているからといって、いささかも気をゆるめず、つねに滅亡にいたらぬように気を引き締めて、終わりをまっとうしたいと考えている。 過去の帝王のなかに、反面教師を求めることによって、第三者の目を持つ #貞観政要70 #第10章守成の心得

2年前

2-71 終わりを克(よ)くするの美を保たん いっそう自戒につとめられて、有終の美を飾られんことを願いあげる。 嗜好、喜怒の感情は、賢者も愚者も同じように持っている。 賢者はうまく押さえて、過度に発散させることはしない。 (おわり) #貞観政要71 #第10章守成の心得

2年前

2-69 谷那律(こくなりつ)、太宗の狩好きを諌める 太宗が狩に出る途中、諌議大夫の谷那律に、着衣が雨の浸みを防ぐ方法を尋ねた。 谷那律は、瓦でつくったものであれば防げると答えた。 しばしば狩などにお出ましになるなという意味である。 #貞観政要69 #第10章守成の心得

2年前

2-68 止足を思わず、志、奢ビに在り 取るに足らぬ事柄をあえて処罰するのは、陛下の気持ちが、足ることを忘れているからである。 #貞観政要68 #第10章守成の心得

2年前