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【百年ニュース】1920(大正9)6月23日(水)佐藤春夫が台湾・福建旅行へ出発。10月初旬帰国。この頃までに『田園の憂鬱』などの作品で新進作家の地位を確立する一方、神経衰弱により故郷の和歌山県新宮市に帰郷していた。旅行中に台湾在住の東熙市の紹介で台湾先住民研究家の森丑之助とも知り合う。