日本政府は強制収容した外国人被害者に謝罪していません。…治安維持法の被害者にも、空襲被害者に対しても同様です。戦後日本は民間人の戦争被害を放置してきたのです。 ※8/14/2024、東京新聞<社説>記憶を育て戦争に抗う https://www.tokyo-np.co.jp/article/347369
旧日本軍が夜間に民間人を前線で歩かせ、私たち米軍部隊に攻撃させたのです。その後、女性や子どもの悲鳴がが聞こえた。私たちに攻撃させ、その銃撃の光で米軍部隊の位置を確認するのが、旧日本軍の狙いでした。民間人を盾にするなんて。 ※8/27/2024、東京新聞「101歳元米兵 戦場回顧」
先日亡くなった歴史学者の伊藤隆氏は「歴史から学ぶ必要はない」と断じたが、ならば同氏が編集した育鵬社の歴史教科書で、いったい何を学ばせようとしたのか。 ※9/1/2024、東京新聞「本音のコラム」 https://www.asahi.com/articles/ASS8V2PHLS8VUCVL00XM.html
「島ぬ青草や 皇軍が枯らち 戦(いく)さ枯骨(からぶに)や 土(みちゃ)になゆる」 ※6/19/2024、東京新聞「沖縄の土を海に捨てるのは冒瀆 遺骨の土使うな」 https://www.tokyo-np.co.jp/article/334433
空襲の夜、逃げる途中で出会ったひとりぼっちの幼い少女が忘れられない。手を引いて一緒に走ったが、大きな音がして振り向くと「握っていた手だけになっていた」 ※5/21/2024、東京新聞「仲代達矢さん 79年前の記憶」 https://www.tokyo-np.co.jp/article/328315
彼ら…の行いこそは、この国がこの国であろうとする限りかかえている歴史の暗部を、あたかも爆弾の閃光によって照らし出そうとしたもののように、私には思えるのである。 ※桐山襲「歴史の闇を切り開く表現の不在ー東アジア反日武装戦線のこと」(文学時標、1986年12月10日号)
「われわれ日本人は、アイヌモシリ、朝鮮、中国に対して侵略を行なってきた帝国主義本国人であり、現在もその生活は被植民地人民の生活を犠牲にして成り立っている。それゆえ、…まず何よりも、日帝本国人たるオノレ自身へオトシマエをつけることが問われている」 ※『反日革命宣言』(1979)より
「戦争なんて、クソ食らえよ!」(茨田りつ子) ※「ブギウギ」(1/10/2024、第69回回、第15週「ワテらはもう自由や」) https://www.nhk.jp/p/boogie/ts/NLPYVZYM29/
「負の歴史を見つめられず、開き直る国は、幼稚だ」 ※9/3/2024、東京新聞朝刊「大波小波 韓国語校歌へのヘイトが示すもの」 (下記写真の「夕刊」は「朝刊」の間違いです)
お父を殺して、私を殺して、二人の娘も殺して…。日本軍は私たちを殺しに来たと考えたほうが辻褄が合うかもね。 ※大城貞俊「一九四五年 チムグリサ沖縄 月」(さきがけ文庫)
割られた頭、切り取られた腕や臓器、腹を割かれ、中の胎児が見える女性の全身も。上官に連れられて入った標本室に並ぶ瓶には、人間のあらゆる部位がホルマリンに漬けられていた。 ※8/14/2024、東京新聞「惨劇731部隊 戦争の事実 知らないのは危険」
国際社会は日本が強制労働を認めて賠償することを評価するだろう。そもそも政府が動員企業と被害者の民事訴訟に介入して解決をこじらせていることに問題がある。 強制連行・強制労働を教科書から消し、朝鮮人追悼碑を行政が破壊する動きは…歴史否定を示す。 ※2/22/2024、東京新聞夕刊
明治藩閥政府が行った北海道開拓は即ちアイヌモシリの破壊だった。それは、その後、琉球、台湾、朝鮮、南洋、満州へと膨張していった日本帝国の侵略と植民地化の歴史の第一歩でもあった。 ※2/4/2024、東京新聞「本音のコラム」