天文19年(1550)4月1日は北条氏康が領内の村々に公事免除などの文書を発給した日。百姓の公事を免除するかわりに懸銭を新設した。また逃亡百姓の借銭・借米を免除したり領主による迷惑な公事の禁止なども。これまで雑多だった制度を領内広く改めた。一方的な徴収では成り立ちませんからね。