高層ビルやダムの建設現場では、いくら注意していても、死傷事故が発生し、かけがえのない人命が失われますが、私は、世界の都市計画や高層ビルの現場見学・調査をしており、八重洲口の事故の原因は、吊り下げ用の2本のワイヤーロープの位置が微妙にずれ、仮止め梁の倒壊・落下は、仮止め強度不足。
建設中ビルの大型鋼材の落下は、仮止め直後に発生していることから、直接的原因は、いまの段階では、断定的ことは言えませんが、仮止めの強度不足の可能性が高いように思え、さらに、作業者の命綱が、落下した構造材に取り付けられていたことから、取り付け場所のミス判断だと思います。