もう これ以上 二度と二度と二度と、 幾度となく遭遇ってきた、 人間からの大きな裏切りにあいたくない。 血も涙もない目に遭いたくない。 あたしは、 汝、我が民に非ズ 『虫ケラの唄』の第二章を書いている。 赤い傘を差した虫ケラのワタシの唄だ。 それでも銀河だからだよ。