メーは言った 「それがないと生きることは出来ないんだ」 まるで6月のアメのように キオクノキロクはココロをしめらせる 気がつくとメーは いたる所から顔を出していた 彼らは同じようでいて だれ一人として同じではないのだ 僕はメー(たち)にいつまでも見送られながら 先へと進んだ