世界の原発の約八割は、内陸部に設置され、残りの約二割が海岸近くに、具体的には、英国、日本、韓国、中国など、その中で、地震や津波の影響を受けやすいのは、日本。カリフォルニア州には、三ヵ所の原発があり、そのうち二ヵ所は、閉鎖、残るは、ディアブロキャニオン原発(PWR)のみ。
(続き)くり返されるサンフランシスコ地震は、その断層に起因し、比較的最近の例では、ロスの北東数十kmにあるノースリッジで大きな地震が発生し、ロスの北西約200 kmにあるディアブロキャニオン原発(WH社製110万kW PWR)も、地震や津波の影響を受けやすい米国で唯一の原発です。