優しい文章を読むと、この世の全てが優しく感じられる。 毒やトゲのある言葉は、読んでも聞いても、心がすさむ。 優しさを求めるのなら、自分が優しさを放てるようにならなければ…と、 優しい文章を読んで、自戒した。
素朴な感性や直感は、大切にしたい原初的な深淵に通じるものだと思うけれど、 理性内の思いつきでの、柱や根のない、見た目麗しく耳によさげでひと目を惹き、それでいて精神・心理に影響を与えるような即物的表現を、衆人環視に発信するのは、 どこか不協和であり、乱れのもととなる。 自戒こめ