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福島第一原発サイトには、事故処理のため、毎年、推定3000-4000億円の費用が費やされ、50年かかると、15-20兆円に達し、いっぽう、これまで、被曝に起因するとして労災死が認定された人数は、10年間で16人、50年間の単純推定では、80人になりますが、疑わしきは、被曝者救済。

東電は、今年の春か夏の頃から、福島第一原発サイトの数多くのタンクに貯めていたトリチウム処理水を年間22 兆Bqずつ(東電自主規制値)、総量860兆Bqを39年間かけて、希釈後、沖合1 kmから海洋放出します。

いま、福島第一原発サイトの見学・調査から帰ったばかりであり、新たな情報が得られ、大変、有意義な二日間でした。これから問題を整理し、考察し、まとめます。なお、四半世紀前までは、写真撮影が自由でしたが、テロ対策優先のため、自身で判断したアングルで撮影できず、電力会社担当者に撮影依頼。

福島第一原発サイト見学・調査(2022.12.9、ヒラメ飼育場・1-3号機光景・建設中のトリチウム処理水海洋放出施設)

韓国と中国は、福島第一原発サイトからのトリチウム処理水の海洋放出を批判し、積算が福島並みかそれ以上にもかかわらず、「韓国や中国の原発からの通常運転時のトリチウム海洋放出は、きれいで、問題なく、福島の事故によるトリチウム水は、汚く、危険」と、低レベルな小学生並みの主張をしています。