コツコツやることの楽しさが身に染みる。少しは教養がついただろうか。学がなかった何十年前、世間知らずで無礼な言動しかできなかった何十年前。胸を貸してくれる友ができたことにより、僕はいい意味で押し上げられた。針の穴を通すような作業・努力から、蘭の香りのような友情も薫り、それが始まる。