からっぽは楽だ。 さっき、からっぽに気づいた。 何にも持ってないんだ。 なんて楽なんだ。重荷から逃げるとか面倒くさいグダグダなんてどうでもよくなった。 何も言わないことにした。 笑うことにした。 そしたら誰も気づかない。
生きていかなくてはならないならあたしは岩になる。
良いも悪いも、どっちだって良いんだ。 死ぬのはあたしなんだから。 他人がどう言おうと思おうと、あたしの中の信念と正義は死ぬことだ。 なにを人にあまえていたんだろう。 めちゃ恥ずかしいじゃん。
場所を決めなきゃな。 賃貸の部屋はダメ。 目立つ路上もダメ。 川か海かな。 山は行くまでに疲れる。
こうして書いている間は死なない。 事故死が残っている。 やり終わらなきゃ。 ここを書いてる間にやれよって話だよね。
正当な死とは。 病死。 事故死。 老衰。 これくらい?
好きにすればいい。って言われたら、 あたしは好きにするよ? あたしに関わる人は「好きにしたら?」って言う。 いいの?本当にいいの? あたしが好きなことって、1番やりたいことは 死ぬことだよ。 あちこちに気を遣って生きてきたけど好きにしていいなら、 死ぬ。