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#9「懸想して候」懸想とは恋い慕うこと。おきんに惚れた男ができた。驚いたのは半次で仕留人の集会で煮え切らない主水に「ほらほら肝心なことには頬かむり」大吉も「俺たちは仮にも殺しを商売にしている」でも貢は「そりゃあんたの覚悟だろう?!自分の覚悟を他人に押し付けるのは、どうかと思うね」

#10「地獄にて候」1 必殺だから地獄は当然としてもおれの地獄だったとは。町を歩いている娘さんを誘拐して刺青を彫り変な趣味の男に売るとは拉致だ。主水「あの彫り物を力尽くで彫られた娘がまだ他にもいるはずだが、誰も訴えてこねえ。かわいそうに、泣き寝入りだ」「俺たちがやらなきゃな」と貢

#14「切なくて候」貢が出ない半次の故郷江戸郊外府中の回。義理の母(吉田日出子)への複雑な思いと閉鎖的な田舎への恨みを御鷹狩に取り込む。貢不在の分を面倒見の良い大吉,半次の仕留で埋める。出番を済ますとさっさと消えていく主水。まとめる気はない。半次最後の出演になる予定が15がラスト

大吉「奉行所が見て見ぬ振りをする仕事を金で引き受けるのか」貢「私は気が進まんな。あんたのいっていることもわからないではない。あんた奉行所の禄を食んでいる」と去る貢「あんた今大変なこといったんだぜ」主水「奴の尻尾はおれが握っている。あいつもおれの金玉を」ハードボイルド #暗闇仕留人

「必殺」でなく「暗闇」が付くだけあって暗い。#5「追われて候」大吉に救われた夕映え作戦・志麻みずえ何と撲殺されてしまうとは。結果大吉だけでなく主水も怒り,最後に貢が参戦。大吉「糸さんやるのか」貢「いろいろ考えてみたんだが」主水「かっこつけるこたねえじゃねえか」でも貢の原資はおきん

『暗闇仕留人』もあと1回。基本的に貢と大吉とおきんの物語だったなぁ。そして主水成長の記録。定番を楽しむのが時代劇だろうけど初期の必殺はその定番を探っていて異色な仕留人はその過程が楽しめた。一番変貌したのは貢を演じた石坂浩二で昔太宰治を演じた時もはまったけど貢の苦悩は現代劇だった。

#13 「自滅して候」自滅するのは今でいえば教育ママな #南田洋子 回。更に懐が深い #暗闇仕留人 貢は三味線引から家庭教師へ。佐野厚子不在。良い師に就いた生徒は良い師になるか。半次の釣講座「おじさんは釣りじゃ誰にも負けないんだぞ」敵は弱い心に囁く悪魔の蘭学者 #山本学 だった

#暗闇仕留人 #11 「惚れて候」1 新克則・池波志乃回なのだけど実は中村主水の一里塚回「この池で魚取るべからず」の看板の前で釣りをするほど正義には期待していない主水が最後の望みを込めて言う。「弥太さえ口を割りゃあ、俺たちは何もやるこたあねえ。御上がちゃんと、始末をつけてくれる」

旅愁 - 西崎みどり https://www.youtube.com/watch?v=A26lBv6TQv4

1年前

『夫婦旅日記 さらば浪人』藤田まこと×松田優作 豪華共演!!

#11 2 こたつねこカフェの人によると「この頃の主水は,まだわずかでも正当な御上への期待があるんだ」この文がすべてを語っていてもう書くことがない。でも,おまき(志乃)は乾(金田龍之介)たちの手にかかって殺されているのに主水の言葉は弥太(新)に届かない。愚かで哀れ本当の悪とは何か

#15「過去ありて候」女好きで下品な大吉だから過去いろいろあると思ったら意外にストイックに生きていた。良い男には悪い女。命を狙う昔の元締(天津)と一緒とは。手下が石橋蓮司かっこいい悪役。主水が仕留めたがさらば佐野厚子。大吉掘った墓は元締用。バラバラな仕留め最後は貢そしてさらば半次

#暗闇仕留人 #12 「大物にて候」昔のドラマにはいろいろ気付かされる伊佐山ひろ子回。親が権力者だと子息の狼藉は許されるか。それに嵌る主水。最後は貢がもう一度仕留めるのかと思ったらあんなことに。「ご苦労」牢屋にいて何もしないのに余裕の主水。大吉「長一郎は?」主水「今朝方死罪に」

#10 「地獄にて候」2 拉致担当の偽按摩が悪事の瞬間に目が開くの怖い。対する貢は空中殺法。主水はいつもの暗殺剣ではなく拉致の籠屋を堀に投げ込み溺れさせその痛快さに珍しく笑顔。彫り師を本物の地獄へ送った大吉を主水と貢は待って示し合わせて3人それぞれに去っていくラストが物凄く良い。

#7「喰うて候」献上の氷を江戸に運ぶお雪様の狼藉を目にし箱根から追う貢と途上を狙う仕留人。主水「今度の仕事は一文にもならなかったな」おきん「これ千両の値打ちだよ。将軍様の上前はねたんだから」大吉「これは蜜とかかけたらうまいんじゃないか」貢「甘く煮た小豆も合うんじゃないかね」長閑

#2「試して候」副題に「〜候」一筆啓上同様に子供心に勉強。貢が高野長英の門下生(優等生で本名は以蔵!)であったことを縦軸に元学友・須貝(中山仁)の国産大砲の試し撃ちに巻き込まれていく町人親子、許嫁(A西恵子)の恨みをはらす。そこに中村家の親孝行や半次の活躍と盛沢山。須貝死んでくれ

『暗闇仕留人』#1集まりて候。BSで助け人の後継。縦軸インテリ貢,横軸仕置人からの主水。そこへ元仕置人のおきんと半次が合流し3人目近藤洋介が加わり実は義兄弟というオチ。シリーズ4作目で見ると下卑た拝金主義の定廻り同心から裏の稼業のプロになる。「バチが当たりやがった」時代は黒船来航