天正11年(1583)10月5日は家康が甲斐で用いられていた守随秤を領国の三河など5ヶ国に採用した日。甲斐といえば金の採掘で知られ精密な秤が発達。前年の武田滅亡により家康は武田遺臣含め後に軍制など武田流を取り入れます。敵対した相手からも優れていれば取り入れる柔軟さは必要ですね。

天正11年(1583)10月5日は家康が甲斐で用いられていた守随秤を領国の三河など5ヶ国に採用した日。甲斐は武田氏が金の採掘を進め精密な秤が発達し吉河氏が秤座を管掌していた。前年の武田氏滅亡により家康が吉河氏の実績を評価して保護し守随氏と改姓。江戸開府後は関東の秤座を管掌した。