ウルトラスピリチュアル

この世と俺らの境界線

この世と俺らの境界線

 奴らの領域が膨張し、包囲網は突破された。  肥満児は、長い木の棒で警官の腹を易々と貫く。 「う……お?」 ——馬鹿な?  こんなせいぜい小学5年の子供が?  防刃ジャケットをあんな木の棒で?  銃弾は命中したのに平気なのか?  警官の頭を、数々の疑問が一瞬で過ぎり、激痛が疑問を追い出した。  だがその痛みもすぐに消えた。  警官の身体は、見る見るうちに制服ごと小さくなり、茶色い塊へと変貌する。  彼は、唐揚げになった!  コンビニのレジ横に陳列されている、棒に刺さった唐

1