みつけたい

第一印象・「亜美」

 亜美さんとは、高校生の時に図書館で出会いました。

書棚の一番高い段に並んでいる本を取りたくて、見上げていた私に、こっそりと密やかな声で、

「本、取ってあげましょうか?」

と話し掛けてきたのが最初でした。

背が高くて、私には到底つま先立ちになって、思いっきり腕を伸ばしても届かない位置に、簡単に、それも軽々と届くようなのっぽさんでした。
亜美さんは、社会人でした。フリーターですと言っていま

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