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卵巣が語りかけてきて 『絶対に摘出手術するな』 こんな絵空事のような指令を守り抜ける男の子がいたなんて驚異的だが こんな世界観を生きた後、性転換して女性になると、この身体の支配者は卵巣 話しかけてくる卵巣だよ? 脳よりも明瞭な知性、女は子宮でモノを考えるってやつを目の当たりに💥

思うんだけどさ、 生まれつき女だったら あたしクソビッチだっただろうね💥 奇形児に生まれて 医学に頼ることは絶対しないと決めていて だから自分の身体を 自分であれこれ研究してきたけど 結論=膣穴がない以外ほぼ女性 一度も精液を浴びていない子宮を 保存するのが目的だったのでは?

行動する論理も 守るべき倫理も この世の外にあるから あたしの生涯ぜんぶがそんな生き方 精液を浴びてない子宮を保存するって なんの為だかよく分からんが それが主人の命令なら絶対服従 膣穴なくてもオーガズムできるし 背骨の快感はもっと強烈で それ与えてくれるの あたしの主人です💖

この身体と付き合っていくのはほんとうに大変だった なにせ両性具有の奇形児だからね 何が出来て何が出来ないのか 細部まで把握するのは困難で 性別にまつわるテーマは羞恥も伴う この身体の面倒を見るのはほんとうに大変だったよ? でもね、この身体はね、 それはそれは綺麗な声で歌うのよ💖

あたしが男だろうと女だろうと おまえには何も関係ないはず! なんて身構えた態度で生きてきたけど 振り返れば多くの人に味方され 応援してもらって ここまで来た 生まれつき女性ではなかったこと 身体の一部が奇形だったこと 本人はひどく恥じていても あたしを指差し嘲笑する者は無かった

女湯に入ってきましたとかYouTubeにアップしてバッシングされる馬鹿とか 性転換組が女性から非難されやすいのは つまり『男の性欲が残ってる』からで 男としての性欲が最初から無いなら 女性から非難される機会も無いかも 男ってのは女の裸を見るだけで興奮すると 知って驚愕したあたし

いまは卵巣があたしの全身を統御している状態 いまここから振り返ると 出生時におちんちんが視認されたから男の子、という出来事は予め用意されたシナリオだった気がしてくる 卵巣に『絶対に摘出手術しないで!』と言われればあたしはそのとおりにするよね?その後の展開も予定どおりだったのでは?

週に一度の入浴日 え?いま埼玉の山奥にいるんだけど?? あたし個人の身体的事情により ただの入浴で都心まで行ってきた 片道3時間で往復6時間だぜ馬鹿みたい 毎週通うのはムリだろう 棒を胴体に押し込んでテーピング 未成熟な陰嚢を女性器に擬態して 女子浴場に進入する日が来るのか??

あそこがもぞもぞする、 というときのあそこってのが おちんちんじゃ無かったから 男として生きるのムリ かといって膣穴も開いてない 挿入される快感もムリ こんな無理ゲー💥💥 骨盤の内側、手指で触れるのが不可能な場所に強烈すぎる性感帯、いまではオーガズムもできるよ?無理ゲークリア✨

あたしはガチの奇形児 骨盤まわりの器官は両性具有で 男女どちらも中途半端 治療と称する卵巣摘出の実態知って 医者なんて敵だろ💢 病名付けられ生涯医師の監視下なんて 死んでも御免! そんな生き方してきたあたし アマチュアの時分で既に職業病だな 喉が奇形化し始めてるよ??知るか💢

父母の子は男の子だったはず 実態は奇形児だったが 秘密は誰にも知られず あたしひとりで背負った 生まれ変わったように女の子のあたし 外国人女性に見られることも多く 遺伝上の両親とは似てもつかない 隠しとおした卵巣と子宮に力を与え この子=ミミちゃんを産み出したのは あたし自身!

思い出すことも無い男性時代 ホモにモテまくった話は何度かしたが ノーマル異性愛者として 女と恋仲になると 究極の問題にぶち当たる 恋愛感情が高まり性衝動が生じても 女を突く棒が使えない そこをどう回避する? ムリゲーじゃん!! 最初から女なら棒なんて無いのさ! ざまーみろ!!!

男性器を『男のシンボル』とか呼んだりするけど、あたしのは小さすぎて子どものシンボル 女体にしか見えないあたしの裸体、前庭部分の下方にはワレメの代わりに子どものシンボル いったいどうやったらこうなるのか?? まるで他人事のように鏡に映った裸体を眺めて、そこに生命の神秘さえ感じて

工事現場が早く終わってカラオケ 昼のフリータイムで5時間 呼吸器系が『ほぐれて』良い声が出るって分かっちゃったから今後は長時間が基本になるかも 肺を全開にして高音を飛ばし 腹で吐く息を押せば低音伸びる 恵まれた身体だよつくづく 歌うために生まれたと本気で思える そのための奇形だと

2年前に書いた原稿 西洋占星術では太陽の意味は 男性と女性で大きく異なる 女性にとって太陽意識を ①自分で生きるか ②結婚相手に投影するか はかなり大きな違いだ 太陽意識を自力で育成するか 結婚相手に丸投げでいいのか 自分の人生だもんそれはそれは真剣に 考えるわたしは当時は男性

歌を歌うって ある種アスリートのような側面もあって 高い音域で 地声でずっと叫びつづけるような曲は 音域ゆえ女性にしか歌えないのに 女性ゆえの身体の制約で 声量の確保が難しく 良くも悪くも 女性ならではの音域でも 男性並の声量をぶち込めるのは あたしがこんな身体だからなのだろう

ロシア常駐の外交官だった佐藤優氏が言うには、一緒にサウナに行けば金玉袋の大きさで性欲の強さが分かる。性欲強ければハニートラップ有効! その理屈でいうと男の性欲を持つのが不可能な極小サイズの陰嚢、女性特有の汚物を拭き取る日々 それでも自分は男のつもりでいた 思い込みってすげぇな!?

女性にはおりものというものがあり 男性にはない その中間は? 半陰陽の身体を扱うのはラクではなく 固体と液体の中間のような排出物を出せる穴が無いから陰嚢がベトベトになる。当て布必須。汚れたら拭けばいいけど、それを繰り返すと皮が破れて激痛。身体に働きかけて排出場所を変えてもらった

始める前は死ぬほど怖かった性転換 やってみたらみるみるうちに女性の姿になり、見た目が女性なら女性として扱われるから、それ以上悩むことは無くなった 男性器を切り落としていないが 射精能力が完全に尽きた時点で満足 女性器(=膣穴)は開けていないが 女性としての性機能はすでに持っている

安全と安心がある境遇〜毒親と縁を切って得たしあわせ〜

2年前