たのしいピカレスク

韋駄天ジョーのアメリカ横断伝説 第1伝説

俺は飢えに飢えまくっていた。 盗んだ車が砂漠のど真ん中でエンスト。 一文無しでもう3日もハイウェイを歩き通し。 他の車は半日に1度通るかどうかって有様。 車を奪おうにも上半身裸で全身タトゥーの男を拾う馬鹿はいなかった。 だが4日目の昼、ついに見えた。陽炎の向こう、小さなドライブイン。 …