見出し画像

新型コロナ感染ホテル療養記@新宿区

このnoteは、わたくしがオミクロン株に感染が疑われたときの心境と、体調、ホテル生活についての感想を掲載しています。

今回の教訓(事前にやっておくべきだったこと)

  1. 新型コロナ検査キットは元気なうちに買って自宅に置いておく。(発熱すると購入できない)

  2. 喉が痛くなったらすぐ検査キットで検査。

  3. 発熱外来をやっている近所の内科を確認しておく。(発熱センターの電話番号を把握しておく)

  4. 自分の住んでいる地域の、陽性者のホテル療養(症状あり / なし)の電話番号を把握しておく)




深夜25時、あまりの暑さに目が覚めた。
体温計が39.1を表示していた。
意識が朦朧としている。
スマホ中毒者なのに、
スマホの画面を見る力さえ沸いてこない。
ずっと寝てばかりいて背中が軋むように痛い。
とにかく目を瞑って、朝になって、
自然治癒能力が菌を倒してくれること、
どうか、ただの風邪であってほしい、と
天井を眺めながら祈った。



都内感染者数2万人を突破

医療従事者や、子供起因以外の場合、
コロナに感染するのは「飲み会ばっかりやっている人」
というイメージを持っていた。僕は、飲み会は控えているし、
オミクロン株は、重傷者も少なく、「保健所の方が濃厚接触者を
たくさん探してくれて人数が増えているんだろう、
そんなに苦しんでいる人はいないのではないか」と考えていた。
ただ、2万という数字は、身近に迫っている感があり、
除菌はいつも以上に実施しているつもりでいた。


2/18(金) 9:00 喉の違和感を感じる

「喉が、、ちょっと痛いかな。乾燥してたのかな」
というのが最初の症状だった。
念のため熱を測ってみるが、
36.8 で、ちょっと高いような気もするが、
少し風邪っぽい症状になることは、
年に何度かあるので、いつものそれではないか、と思った。
テレワークを開始しつつ、
少しだるさを感じたので、ロキソニンを飲んだ。

今思えば、このタイミングで、
すぐPCR検査を受けにいくべきだった。

13:00頃、会社の、今後解約する手配をしている
オフィスビルに用事があったので、出掛けた。
オフィスにいる間は、特に体のだるさを感じることはなかった。


20:00 ごろ、ロキソニンの効果が切れたのか、
ウィルスが攻撃を開始したのか、
確実に節々の痛みを感じた。
熱を測ると37.6くらいだった。
自分が感染することはないと思っていた、
コロナの可能性があることに愕然とした。
急いで熱が出たらどうすればいいのか、ネットで調べて、
発熱センターというところに電話したところ、
翌日、発熱外来(検査)をしてくれるところを紹介してもらえた。

ロコソラーレのvsスイス戦を見たかったけど、
とりあえず今は寝るしかない。さいわい、土日だし、
2日寝れば、ただの風邪だったら治ると思った。

2/22(火) には、楽しみにしていた冬キャンの予定がある。
氷点下に耐えれるナンガのシュラフに包まって、
富士山をバックにハイボールを飲むことを
直近の楽しみに生きてきたので、
なんとしても回復しなければならない、と思った。
寝るころには、38.1くらいまで熱はあがっていた。


2/19(土) 9:00 

朝起きて、熱は37.4くらいだったような気がする。

発熱外来の対応をしてくれる内科が見つかったので、
予定の時間に向かった。
病院には入れてもらえずに、外の駐車場スペースで
唾を容器にたくさん入れて、その日は終了となり
引き続き安静にしていた。
このころから下痢も始まっていた。
コロナの症状を検索すると下痢はあまりないようだった。

最近、500円サイズくらいの焼けどをして、
ベロンっと向けているところがあったので、
もしかしたらここから細菌が入ったのではないか、
と考えていた。

薬が切れてくると熱があがってとてもだるい。
この日の夜には、熱が39.1まであがった。
10年前にインフルエンザになったとき以来の
高熱で、本当に意識が朦朧とした。
汗のかきっぷりが酷く、ポカリをゴクゴクと飲んだ。

2/20(日) 16:00 

朝起きてから、36.8くらいの熱になることもあり、
これは治ったのでは、と期待していたのだが、
検査を受けた病院から陽性の連絡が来た。
結局コロナなんだ、ついに感染してしまった、
会社で〇〇さんが感染しました、といった全社周知が
されるので、僕もされてしまうのか、と
とても恥ずかしい気持ちになった。
病院からの説明の要件は、
・容体が悪化したらどこどこへ電話して。
(救急車呼んでよい)
・保健所へ伝える。
・ホテル療養希望の場合はどこどこへ電話して。
といった具合だった。
できればホテルに行きたかったので、
そのまま電話してみたが、
12時間後にまた電話してください、とのことだった。

併せて上司と会社の労務担当者に、
陽性判定を受けてしまった旨を伝えた。

結局、どこで感染したのだろう、と思った。
前日の夜は、ゴルフの打ちっぱなしと
ラーメン屋に行った。
ただ調べると、おそらく前日よりも前に
感染していることが多いらしく、
毎日ランチの外食と、
フィットネスクラブは行っていたので、
どこかで菌を吸い込んでしまった、
ということなんだと思った。

2/21(月) 7:00 

ホテル療養の番号に電話して、12時間たったので
電話したと伝えたところ、
「カロナール今飲んじゃったら判断できないので
また12時間後に電話して」と言われた。

どうやら、病院から聞いた番号が、
陽性者の中で無症状の人を隔離してくれる
施設の担当番号だったらしい。

がっつり症状が出ている人の
ホテル療養番号を聞いて、そちらに
電話してみると、何度か折り返しになったが、
この日のうちに、
「あした車でお迎えに行きます」と
言ってもらえた。

自宅療養者57万人みたいなニュースを
見たことがあったので、
ホテル療養って出来るのだろうか、と
思っていたが、子供がいたりして、
ホテルになんて行っていられない人が
自宅にいるのかもしれない、と思った。

僕は、飲食提供してもらえるホテルがよい、と
思ったが、自宅がよい人は、
自宅に宅配してくれる、うちさぽ東京 という
サービスを提供してくれているようだった。


この日くらいから、喉の痛みがMAXを迎えた。
あとから痛くなるのが謎だと思った。

2/22(火) 11:00 

朝は、ちょっとダルさを感じたが、
36.8 くらいの熱だった。
念のためカロナールは継続して飲んだ。

ホテル療養を担当してくれている方から、
13:20に自宅へお迎えにいきます、と
連絡があった。
ホテル療養に関するヘルプページ
あったので、参考にして荷造りをした。

お迎えの直前にも電話をいただいて、
日本交通のタクシーの方が迎えに来てくれた。
既に別のコロナに感染した人が乗っていたので、
なんだかちょっと気まずかったが、
15分ほどでホテルに到着した。

ホテルにつくと、入口で書類と、
部屋のカードキーを受け取って、
血圧とオキシメーターの測定をして
部屋に入った。

ホテルでの滞在に関することと
看護師さんからの問診を内線電話で行った。

ざっくり概要は以下の内容。

  • 7時と16時に、体温と体調を専用のWEBに入力する。

  • ↑ 37.5以上ある場合は、看護師さんから連絡が入る。

  • 入力がないと内線がなる。内線に出ない場合は鍵をあけて入ってくる。

  • 朝食9時、昼食14時、夕食20時 にお弁当が廊下に並べられる

  • 食事タイミング以外廊下に出てはいけない。

  • お弁当だけで足りない人は、カップ焼きそばやスープなどオプションがある。

部屋に入って早々、スリッパがないことに気づいた。
スリッパを持ってきたほうがよかった。
持ってきてほしいものにタオルがあったが、
現在はバスタオルも常備されていて、
交換もしてもらえるようだった。

2/23(水)7:00

本当だったら、ふもとっぱらキャンプ場で、
富士山をバックにホットサンドを作っているはずだった。

毎朝、7時に検温してください、の全館放送が流れ
WEB上に数値を入力した。
9時のお弁当配布まで、2時間ほどあるので、
お風呂にお湯をためて入ることにした。
熱いお湯が好きだけど、
一度入れたらもう温めることはできないので
そのまま流した。
あと5日は入るので、スポンジがあったほうが
よさそうだ。

お弁当を食べて、
iPadで動画を見て、眠くなったら
お昼寝した。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?