橋爪勇介

ウェブ版「美術手帖」編集長 https://bijutsutecho.com/

橋爪勇介

ウェブ版「美術手帖」編集長 https://bijutsutecho.com/

最近の記事

美術館とUXの関係

ウェブ版「美術手帖」編集長の橋爪です。 さて、このたび光栄なことにnoteのCXOである深津貴之さんにインタビューする機会を得まして、大変示唆に富んだお話をうかがうことができました。 このインタビューではUX(User Experience)についても触れられていますが、そこから考えたことをつらつらと書き連ねます。 ご存じの方も多いと思いますが、ウェブ開発の世界では頻繁に出てくる言葉「UX」。これはその名の通り、「ユーザーがそのサービスで得られる体験」のことを指します。

    • noteの美術館に対する取り組みを、CXOの深津貴之さんに取材しました。 https://bijutsutecho.com/magazine/interview/22507

      • Amazon Primeで見られるアート系ムービー

        外出もままならない昨今。家で見られるアート系ムービーをまとめてみました(テキストと画像は公式サイトからの引用です)。 真珠の耳飾りの少女 (字幕版) 17世紀のオランダ。画家のフェルメールの屋敷で使用人として働き始めたグリートは、ある日、アトリエの窓拭きをしたことで光を変化させ、フェルメールの創作意欲を刺激する。パトロンのファン・ライフェンが新たな集団肖像画を注文した。ファン・ライフェンに挑発されたフェルメールは、グリートの肖像画を描くことに。(c)Archer Stre

        • 日本の美術館ももっとメッセージを

          ここでは私の専門であるアート界に的を絞って書きます。 これまでも思ってきたことだが、日本はメッセージを出すことが上手い国ではない。それは今回の文化庁長官によるあまりに虚しいメッセージからも顕著だ。 この長官メッセージはひとまずここでは置いておいて、美術館に視点を移してみたい。 日本の美術館と海外の美術館。どちらも新型コロナウイルスで休館を余儀なくされているという状況では同じだ。ただ、その違いがあるとすれば、それは美術館からのメッセージがあるかどうかだろう。 例えば、メ

        美術館とUXの関係