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リモートワーク環境を整えた話

新型コロナウイルスの影響で、弊社もフルリモートになってはや2ヶ月が経ちました。今後も在宅勤務の比重が上がることを考えて、自宅の仕事環境を整えるためにPC周辺機器を色々と買ったので、評価してみたいと思います。

はじめに

前提として、前職のときから家庭の都合&サービスの障害対応等で週2以上在宅勤務を行う必要があったため、ある程度の環境は整っていました。そのため、ここに記載しているものすべてを今回買ったわけではないです。

また、住居環境としては戸建てで自分の仕事部屋がある状態です。仕事ではMacbook Proを、プライベートではSurface Bookを使っています。

全体像

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1. ディスプレイ

【スペック】
解像度: 1920 x 1080
入力端子: DVI / Display Port / D-SUBミニピン

家で仕事をするようになって一番最初に買ったのがディスプレイです。当時(5年以上前)にプライベートで使っていたマシンがDellだったので、ついでに安く売っていたディスプレイを買いました。

ディスプレイの位置は色々と試したのですが、結局スペースの問題と、ディスプレイ間のマウスカーソルの行き来を考えた時の効率性から、上図のような配置で落ち着きました。

ディスプレイの高さが調整できるのですが、高さが足りないのでWiiの箱を下に置いて調整しています。解像度等は問題ないのですがHDMIの入力端子ないので、Display PortやDVIとの変換ケーブルを買わないといけませんでした。

2. 椅子

学生時代、ゼミの先輩が座っていたアーロンチェアに座って仕事をしていたのですが、その座り心地に憧れて、社会人になってから買いました。使い続けて7年近く経ちますが、座り心地も変わらず満足です。

ただし、20kgほどあるため2階の自分の部屋まで運び入れるのが大変だったこと、自分の体勢にあわせて細かい調整をするまでに時間がかかったことを覚えています。

また、自分の場合は長時間座っている場合は腰痛を完全に抑えることはできなかったので、後述のスタンディングデスクも併用しています。

3. Wi-Fiルータ​

楽天市場: TP-Link Archer C7無線LANルータ親機

NURO光の回線を引いているのですが、ルータが仕事部屋から10m以上離れたリビングにあり、ネットワークの減衰が気になるレベルでした。そのため専用のルータを仕事部屋に購入し、10m超のLANケーブルをリビングから仕事部屋まで壁伝いに這わせました(見栄えはあまり良くない)。

そのおかげか、上りも下りも平均数百Mbpsの速度が出ており、ネットワークに関する不満は無くなっています。

4. スタンディングデスク

アーロンチェアを使っても長時間おなじ体勢で座っていると肩や腰が疲れてくるので、気分転換に立って仕事したいと思ったのがきっかけです。スタンディングデスクを新たに置くスペースが無かったので、既存の机の上に置いて気軽に高さを変えられるスタンディングデスクを買いました。

両端を持って引き上げると高さを変えられるのですが、PCやディスプレイを置いたままだと結構な重量になります。そのため思ったより気軽に上げ下げできないこと、机のベースの高さが変わってしまうので、椅子などの調整を再度やる必要があることが誤算でしたが、概ね満足しています。

5. マウス

仕事でもプライベートでも同じマウスを使っています。トラックボールタイプは慣れるまでは違和感がありますが、一度慣れると場所も取らず、手首を使わないので腱鞘炎にもなり辛く、オススメです。

6. スピーカー

もともと家族がスピーカー付きでCDを聞きたいということで購入した商品ですが、使わなくなったのでPCのスピーカーに転用しました。音楽再生機能は使っていないので、スペース的にはまったく効率的ではないです。

普段はPC内臓のスピーカーやヘッドホンで良いのですが、音楽を聴きながら作業したり、長時間のオンラインミーティングはヘッドホンだと耳が痛くなってしまうので重宝しています。

7. キーボード

かなり前に買って仕事で使っていたHHKBですが、Mac内臓&専用のキーボードのキータイプがしっくりこなかったので、復活させました。Macは英語配列、HHKBは日本語配列なので若干設定が面倒でしたが、以下の記事が参考になりました。

リモートワーク になり、文字入力をする機会がより増えたので、ストレス句なく入力できるキーボードにこだわるのは重要だと感じています。

8. キーボードスライダー

キーボードを使う上で一番困ったのが配置場所です。スタンディングデスクの上にはスペース上置けなかったので、結局元々の机に取り付ける形でキーボードスライダーを購入しました。

サイズは横に広く、キーボードとマウスが十分に置けるのですが、思った以上に机の下のスペースを圧迫して、足が動かし辛くなりました。ただ、キーボードが近くなった分、姿勢が改善されて肩の負担は減りました。

9. マイク

元々、PCの内臓マイクで事足りていたのですが、家の近所で解体工事が始まり、オンラインミーティングの相手に騒音で迷惑をかけることが多くなってしまいました。

Krispなどのノイズキャンセリングアプリも試してみたのですが、自分の声まで消されてしまい品質が安定しませんでした。また、マイクを買うとオンラインミーティングの体験が変わる、という声を複数目にしたので、Youtubeの評価動画などを参考に、コンデンサーマイクの中では比較的安価なものを買いました。

今は解体工事が中断しているので、威力はまだ実感仕切れていないですが、オンラインミーティングの声はクリアになったと聞いています。

10. USBハブ

Macbook ProはUSBポートがすべてType-Cで、そのままだと周辺機器が繋げないため、変換ケーブルを買いました。1つでHDMI / USB-Aのポート3つ / イーサネットポートを備えている優れものです。

最後に

こうして振り返ると、オフィスと同等の生産性を確保しようとすると結構な投資が必要なことを改めて実感しました。リモートワークが広まるにつれて、どうやってオフィスに近い環境を自宅に作るか、ということは今後も課題になりそうです。

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