[93点]DISARMONIA MUNDI Mind Tricks

メタルＣＤレビュー51作目！！

イタリアのメロディックデスメタルDisarmonia Mundiの2006年発表3rd

Mind Tricks!!

Korpiklaani(コルピクラーニ)と並ぶ読みにくいバンド
Disarmonia Mundi（ディサルモニア・ムンディ）！

1stアルバムでは4人だったメンバーが2ndで3人になってしまい、
この3rdでは2人になってしまった！映画のプレデター的展開かな？

中心メンバーのエットレ（全楽器担当！！）に一切の迷いナシ！
前作に引き続きSoilworkのVoビョーンを大幅に起用、クラウディオのデスボイスと絡まり最高のモダン・エクストリームメタルに仕上がった。

よくもまぁこんな曲のバラエティに富んだ作品になったもんだ！
コーラスでクリーンボイスになるというメタルコア、メロディックデスメタルの作品はこの時代に溢れかえっていたが、その多くはメインの２～３曲以外は退屈なものである場合がほとんどだった。
ライブでパっと聴くとカッコいいがＣＤだと曲の展開やギャップの付け方が難しいジャンルでもあるからだ。

バラードないし、前作よりは幅が狭まったがその分奥深さが見れる。

Soilworkと似て非なるこのバンド、聴いてみてほしい。

曲（クリックでyoutube再生）

Mindtricks
メロデスの良い所凝縮した曲

Celestial Furnace
ゆったりテンポでメロウな曲。サビの
Last time those years where all in vain come save my soul
は覚えてしまうほどのキャッチーさ。

Process of Annihilation
複雑そうで単純な曲

Ringside Seat To Human Tragedy
元Scar Symmetryのクリスチャン参加のボーナストラック。

参加メンバー

All instruments, Vocals (clean) Ettore Rigotti
Vocal  Claudio Ravinale 
ゲスト
Vocal  Bjorn Strid

曲
1. Resurrection Code 
2. Mindtricks 
3. Celestial Furnace 
4. Nihilistic Overdrive 
5. Parting Ways 
6. Venom Leech and the Hands of Rain 
7. Liquid Wings 
8. Process of Annihilation 
9. Last Breed 
10. A Taste of Collapse 
11. Mouth for War (Pantera cover) 
ボーナストラック
12. Celestial Furnace (acoustic) 
13. Ringside Seat to Human Tragedy
14. Moon of Glass (demo) 
15. Nihilistic Overdrive (remix)