卒業おめでとう

3月、卒業式シーズンですね。小、中、高、専、大、などなどたくさんの学生が学び舎から巣立っていきます。

自分の時の卒業式はどんな気持ちだっただろうかと考えてみたものの、高校の卒業式は受験のため欠席し、大学も専門学校も中退しているのでそもそも卒業式は関係なく、という事は私は小学校と中学校の卒業式しか参加経験がないという事に気がついたのがたった今です。

きっと不安と喜びが入り混ざり、当日が近づくにつれて寂しさが高まることでしょう。卒業式当日を過ぎたら逆に次の環境への期待が膨らむことでしょう。

これからは希望しかありません。たまに絶望する時もありますが問題ありません。宇宙から見たら自分は地球の薄い表面にいるバッタだと思えば大抵のことはどうにかなる気持ちになります。

我が家でも今年2人いっぺんに卒業し、それぞれ春から社会に出て行くことになりました。おめでとう、おめでとう。教えることは全て教えた。あとは自力で頑張ってくれい。

私もこれから何かから卒業するのだろうか?
多分しない。例えば、高校3年間同じ制服を着て同じ場所に通っていたものを卒業という名目で突然外に放り出されるという劇的な環境の変化はこの先にはないのではなかろうか。
あったとしても、なんとなく戻り、なぞり、そして少し進む、そのうち忘れる、というニュートラルな感じになるだろう。ある日を境に今までの環境には戻れなくなり、更なる成長を期待されるという事はないのであろう、私の場合。

寒い冬から少し春の兆しが感じられるこの季節。
これからの未来を表すにはちょうど良い季節にやるのね卒業式。

卒業生のみんな、おめでとう。

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