前略 matsuonさんの投稿から半年ほど放置してしまいました。ごめんなさい!! コロナ感染者となってホテルで自ら隔離生活をおくられたお話、なんだかSF小説でも読んでいるような気分になりました。私だったら、落ち着いていろんな手続きができただろうか? もしも、うまくホテルに入れたとしても、ものすごい孤独感でダメになったかも……とか、いろいろ考えてしまいました。 最近は、マスクをしている人もしていない人もいます。なにかのリサーチで、高校生や大学生の女性のなかには、マスクなしで顔
前編投稿から数ヵ月が経ってしまいました。ごめんなさい、otemoyanさん……。年の境目をまたがるようにして、第8波が猛威を振るっていますが、前編同様、今回もあくまで第7波(22年8月)当時のことを一市民の記録として綴ります。 ・・・・・・・・・ 自宅前にタクシーが着き、私は1週間分の荷物(着替えとかお菓子とか仕事の資料とか)を入れたスーツケースとともにタクシーに乗った。ワゴンタイプの車で、後ろの席は3列あった。運転手と乗客の間にはビニールの仕切り。そして1列目には、私よ
otemoyan55さんの叔母様のお具合、その後いかがでしょうか。 つねに美容を心掛ける、大変な時ほどその心の張りが支えになるような気がします。自分を奮い立たせる、そんな力がコスメにはありますよね。 ・・・・・・・・・・・ かくいう私は、この夏、コロナ陽性者となった。 あれはお盆のちょっと前。「あれ?エアコンの風にあたりすぎたかな?」という喉の違和感から始まった。 コロナももうすでに第7波。ここにきて当事者となり、「発熱外来の予約が取れない」という新聞の記事や知人の声を
前略 ずいぶん間が空いてしまったけれど、 叔母がどうなったのか 続きを書きたいと思う。 上りのエスカレーターでこけて、 小柄な体が上に運ばれては転がり落ちる……を 繰り返した叔母。 青く腫れ上がった皮膚が 目の上に垂れ下がり、 まるでお岩さんのような形相で しばらく我が家に身を置いていた。 総合病院の救急で処置してもらってから 1週間経とうかという頃、 叔母が言った。 「美容院へ連れて行ってくれないかしら?」 は!? なんで美容院へ行くの?と聞くと、 「明日には
前略 さて、スーパーマーケットのエスカレーターから 転落した叔母の話の続きを……。 まず、高齢の叔母がどのようにエスカレーターで転倒したのか? 監視カメラを確認したスーパーマーケットの 店長さんと警察官が教えてくれた。 叔母は右手で杖をついて上りのエスカレーターに乗ったそうだ。 それだけでもバランスが悪いのに、 なぜか、左手で右側の手すりベルトを持とうとした。 その瞬間、体勢が崩れて転がり落ちたわけだが、 叔母のカラダは落下しようとするが エスカレーターは上へ向かって動
前略 matsuonさん、 2022年最初の投稿が2月になってしまい、ごめんなさい。 良い機会なので(なにが?)、今回から文体を変えてみようと思う。 新聞。 子供のころから20代の初めまで、 私が毎日チェックしていたのはテレビ欄だけだったように思う。 それも、ニュース番組は飛ばして、ドラマやバラエティ番組だけ確認。 しかし歳を重ねていつの間にか、ニュース番組がなによりも面白く、 一面目から新聞を流し読みしていくのが楽しくなっているから不思議なものだ。 そんなふうに変わっ
前略 ちょっと間が開いてしまいました。ごめんなさい。私がぼんやりしている間に、季節はもう秋に。ご近所さんのお家の前で、金木犀の香りにふと足をとめてしまいます。 歯列矯正は美容カテゴリーなのか健康カテゴリーなのか、国によって異なるのですね。otemoyan55さんの記事でも明白なように、健康に大きくかかわることなのに。一日も早く、カテゴリーが変わりますように。 *** 私は中学生の頃から新聞を読むのが日課だった。とりわけ時事ニュースに興味があったというわけではなくて、当
matsuonさん ご尊父様のご逝去を悼み、心よりお悔やみ申し上げます。 *** 前略 歯はとても大切ですよね。だって、歯を使って食べ物を食べ、生きるために必要な栄養を摂取しているのですから。それに、歯は見た目の印象も左右します。なぜ、そう言い切るかというと、私自身、20年ほど前に歯列矯正をしたからです。 八重歯があって、ところどころ下の歯が上の歯よりも前へ出ていたのです。歯並びがガチャガチャしていましたし、なによりも受け口に見えるのがイヤでした。中学生の頃、いつも一
前略 アンチエイジングからウェルエイジングへ。otemoyanさんの記事を読み、チョコレートに伸ばしかけた手を思わず引っ込めました。目の前の欲と、未来の自分がどうありたいかというイメージ。日頃の習慣がいずれ大きくものをいう、そんな当然の摂理につい目をそらしがちですが、10年後の自分は今の積み重ねであることを常々想像しなければ……。 *** ”美”とはまた違う観点になってしまうけれど、桜の時期に逝った父の口元をふと思い出した。口元、というか歯があるかないかで高齢者の見た目
前略 matsuonさん、私は、幼少時代から社会人になりたての頃まで同居していた祖父のことを思い出していました。私が生まれる前に、心臓病で危険な状態になったという話を聞いたことはありますが、その後は大病を患うことはありませんでした。それでも、晩年は時々入院しました。長年上り下りしていた家の階段から落ちて骨を折ったり、いつもの調子でヒョイッと自転車から飛び降りたら転倒して救急車で運ばれたり……。最期まで完全な寝た切りにはなりませんでしたが、徐々に、日常生活のあれこれがひとりで
前略 シミ……。otemoyan55さんのお父さまにしてみたら、いつの間にか大きくなっていく様は不安に感じられたでしょうね。私もふと自分の手の甲を見た時に「おお、こんなとこにもか」と若干、脈が速くなりますが、それなりに生きてきたんだからと(棒読みで)自分に言い聞かせています。ああ、今年ももうそろそろ日傘を準備する時期ですね。 ―― 我が家ではそうこうしているうちに、父はすっかり歩けなくなり、意識も朦朧、寝た切りになった。いわゆる、がんの終末期だ。2月末に発熱し、救急車で運
前略 matsuonさんとお父様の「コーヒーチケット」、沁みました。 齢85の我が父もガンを患い、昨年から闘病中なのです。 それで、私もふと思い出しました。 「父とシミ」のことを。 えぇ、シミです。顔に増えてほしくないシワやシミの〝シミ〟。 3年ほど前のことと記憶していますが、 父が左頬に傷を保護する大きなガーゼを貼っていたのです。 転んでぶつけたのかと心配で、「どうしたの?」と尋ねると、 「シミをとってもらった」というではありませんか。 「はぁ!?」と驚いて言葉を失いま
前略 2021年が幕を開けて、およそひと月。『われらが走り書きの日々』もそろりと幕を開けようと思う。それでは、私matsuonより……。 喫茶店に行くことが増えた。我が家から自転車なら3分ほどのところだ。向かいには小さな神社がある。存在は知っていたが入ったことはなかったその昭和レトロな喫茶店へ、軽自動車に乗って向かう。父が「コーヒーを飲みに行きたい」と言うからだ。父は末期がんの闘病中。もう一人では歩いて出掛けられなくなった父の唯一の楽しみが、この喫茶店でモーニングを頼み、