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今思えば不思議な思い出

小学3年生の頃従姉妹のバレエの発表会に招待された。祖母と一緒にバスに乗り出発。徳島駅に着いた祖母はまだ時間があるからと言って徳島公園へ向かった。徳島公園の店で祖母はかき氷を買ってくれた。店の外にある椅子に座りかき氷を食べていると息を切らした叔父が走ってきた。叔父はバレエの発表会が始まるとか既に始まっているとか言ったと思う。祖母はまだこんな時間だと言ったが、祖母の腕時計の針は止まっていた。叔父に連れられ急いで会場に向かい従姉妹のバレエ姿を見ることができた。

しかし当時携帯電話も無い時代に叔父は何故我々が徳島公園にいたことが分かったんだろうか?今考えると不思議だ。叔父に聞けば覚えているだろうか。でもこのまま不思議な思い出として置いておきたい気持ちもある。

祖母と食べたかき氷のシロップは何だったんだろう。これは永遠に謎だ。

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