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痛みの感じ方は人それぞれ

痛みの感じ方は人それぞれだ。私の祖母と叔母のひとりが非常に痛みに弱いことで有名だった。お産の時は人の何倍も騒いだとか、注射や点滴を異常に嫌がるとか様々な逸話があった。逆に痛みに強い人もいる。痛み以外でもくすぐっても全然笑わない人もいるし、無茶苦茶笑う人もいるから、身体の感じ方は人によって千差万別だ。

私は過去に3回の脊髄麻酔注射と3回の腹切り手術を経験している。初めての手術前には脊髄麻酔の注射は痛いぞ!と散々脅されていた。手術当日大きい腹を抱えて海老のように丸まらされて脊髄に注射された。「あれ?あんまり痛くないぞ??」とビックリした。

手術後は看護師さん達が部屋に来る度に「お腹痛いですか?痛ければ痛み止めを追加しますよ」と尋ねてくれる。手術直後の痛み止めの薬が切れてもあまり腹の傷口は痛まなかった。ただよく笑う人間のため笑う度に腹がヒクヒク動き「いてててて」という程度痛がっていた。1回目も2回目も3回目も同じようにあまり痛くなかった。特に傷口の痛みは2回目、3回目と回数が増える度に痛みがより減った。3回も腹を切ったら神経がなくなったのかなんて自慢?していた。

今回の手術は全身麻酔だったので脊髄麻酔注射は無かったが、相変わらず腹の傷口は痛くなかった。

異常に痛みに弱かった祖母の遺伝子を継承しなくてラッキーだった。そして痛みに強い体質に産んでくれた母に感謝している。

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