お土産選びも三人三様

一昨日の夜、リビングの棚の引き出しを整理していた。子ども達がまだ家で暮らしていた頃使っていた玄関の鍵がたくさん出てきた。鍵にはそれぞれキーフォルダーが付いていた。多分次男が使っていたであろう鍵に付いていた人形がめっちゃ可愛かった。彼が高校の修学旅行で沖縄に行った時のお土産だった。彼は修学旅行から帰宅すると家族全員に買ってきたお土産を不安そうに渡した。沖縄にちなんだシーサー、紫芋、ゴーヤなどを人形にした可愛いストラップが５体あった。凄く可愛い！と家族が喜ぶ顔を見てほっとしたように彼は笑った。さらに彼は水族館で買ったイルカのストラップも５個買っていた。可愛いが普通だった。私が「家族のお土産ひとり１個でよかったのに」と言った。彼は「お土産選んでたら皆んなが何を気にいるのか分からなくなって、追加でイルカを買ってしまった」と言った。結局普通に可愛いイルカ達は祖父母にあげることになった。次男は家族達が大喜びでストラップを鍵や携帯電話に付ける姿を嬉しそうに眺めていた。

ちなみに長男が小学校の修学旅行に行った時、買ってきたお土産の話をする。帰宅した彼は嬉しそうにUSJで買ったターミネーターのカッコいい置き物を見せてきた。揺らすと首がカタカタと揺れる高価そうなターミネーターだった。映画好きの私も嬉しかった。そして私は長男に尋ねた。「家族へのお土産は？」彼はニヤニヤしながら答えた。「ターミネーターにお小遣い使い過ぎて、家族の土産がしょぼくなった」確かにしょぼかった。今もどんなストラップだったか？全く思い出せないし、思い出せるのはとにかくしょぼかったいう印象だけだ。今もターミネーターの置き物は長男の部屋に鎮座している。

長女のUSJのお土産と次男の沖縄土産は私の玄関の鍵に付いているが、長男のUSJのストラップは行方不明だ。

３人の我が子達、三人三様面白い。