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カッコいい悪役は正義だ!

先日イオンシネマで「クルエラ」を観た。エマ・ストーンのクルエラより、エマ・トンプソンのバロネスに魅了された。とんでもなく最低な悪女の魅力が半端なかった。

今までに映画で出会った最低最悪な悪役達「ファニーゲーム」のパウル、「イングロリアス・バスターズ」のハンス・ランダ、「カッコーの巣の上で」の看護婦ラチェッド、「セブン」のジョン・ドゥーなどなど

「バッドマン」のジョーカー、「アベンジャーズ」のサノス、「ノーカントリー」のアントン・シガー、「時計じかけのオレンジ」のアレックスも凄く恐い悪役だが、まだまだ可愛げがある。

映画は悪役に魅力があればあるほど、主役も輝くし、作品も輝く。私は子どもの頃から悪役に惹かれることが多かった。平凡で小心者な私にとって、思うがままに人目も気にせず悪事をやらかす悪役は憎悪の対象でもあり憧れの対象でもあった。

上記の悪役の中で一番嫌いな悪役は「カッコーの巣の上で」の看護婦ラチェッドだ。他の悪役と決定的に違うのは、彼女がカッコいいところが皆無なことだ。

映画の中でカッコいいことは正義なのだ。

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