聴力の不思議

歳をとるとほぼ全ての身体機能が低下してくる。視力、聴力、握力、記憶力など…

今日は聴力について不思議に思ったことを書いてみる。私の夫は私より聴力が低い。家族で会話している時は子ども達の言葉が聞き取れないためいつも私に訊いてくる。

しかし例外的に私が夫の聴力に負ける時がある。例えば外食をした時の帰り道、夫は隣席の人達の会話を私に話してくる時がある。私には隣接の会話の内容が全く聞こえない。もちろん声は耳に入ってくるが会話の内容が入ってこないのだ。近くにいる子ども達の会話が聞き取れない人間に隣席の会話が聞き取れるのは非常に不思議だ。

他にもある。我々が夜２階の部屋でいる時、夜遅くに柔術の練習から帰宅した息子の音に夫だけが敏感に気づくのだ。私には全く聞こえないので半信半疑で１階に下りて確認すると100%息子は帰宅している。

私の聴力に何か欠陥があるのか？夫の一部聴力に突出した能力があるのか？いまだに分からない。外食した時私も頑張って隣席の会話を聴き取ろうとするが全く内容が耳に入ってこない。後で夫に確認すると彼はちゃんと内容を把握できている。

ちょっと羨ましい。