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感情がうまく出ない時

人は自分をうまく扱えないとき、苦しい。
そんな体験がありました。
そして自分を通じて、人間を理解し、人を理解することにつながっていければ、
コーチとして関わる時にクライアントの成長や進化に寄与できると考えています。

コーチングの勉強会でのこと、
チェックインで溜まっていた涙が思わず流れてしまった。
前日の出来事がおもいのほかこたえていたのだ。
それはボランティアでコーチングを提供する20人弱のメンバーに手を上げて参加したところ、○日までに申し込みがあるという日、選ばれないということが起きました。

メッセージでコーチ、クライアントのコンビができていく中で連絡がない。
プロ野球のドラフト会議で指名されると思っていたら、指名されずにドラフトが終わってしまったような失望感。

失望感は膨らんで勝手に絶望感に変わって行く、言葉を選ばすにいうと瞬間的に死にたいくらい苦しくなってしまった。(実際には嫁さんも子ども、実際のクライアントもいるのでそんな選択はしない、けどそのくらいの苦しさが押し寄せて来た。

にもかかわらず、感情を出すことができなくなっていた。

二人のパーソナリティがいた。
自分を責めるパーソナリティ
コーチなんて辞めちまえ、どうしょうないクズだと罵る、届かないくらいなら辞めちまえ

苦しい状況を嘆くパーソナリティは
やめられる訳ないだろ、
悔しくて、虚しくて、でも諦めねーよ。
でも苦しいよ、とその事実に傷ついている。

二人の私が同時に現れて、よくわからなくなっていて、一つのパーソナリティが別のパーソナリティの感情にNOを突きつける。

その感情を感じてはいけないと思っている。
どちらも真実ではない気がして、戸惑った。

私が人に寄り添う時
状況を聞いて、何があなたに起きたのか、
そしてその感情は安心して感じていい、
感情が出なくても大丈夫、
社会的に常識的に不道徳と思える感情だとしても、問題なし、
そしてその感情はあなたの全てではない!
一部として存在し、変化する可能性を秘めている。そして、リソース(パワーの源)ともなる。

感情は新たな発見をくれる。

でもそれは味わい尽くした時にやってくる。
そんな体験でもありました。

もしあなたが気持ちを出したいけど、うまく出せない人がいたら、息を合わせ、共にいる。プロセスの中の今として、大事な今を共にいることで、出してよいと思える場になって、
自然と言葉がエネルギーと共に出てゆくと思います。

〈後日談〉
クライアントからコンタクトが遅れてやってきました。
感謝と喜びがあり、全力でコーチングさせて頂きました。

人は体験から一番学ぶ

よい体験となりました。

あなたが何か感情的になっていたり、
自分の中にある二人のパーソナリティの間で身動きが取れなくなっていたら、
心から聴かれるという体験をしてほしい。

私を選んでくれたら、全力てあなたを支援し、安全に感情、思考、アイデアを出せる場を作ります。

読んでくれてありがとうございました。

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