【ネタバレあり!】いきマリ2 最終回ep.12-13『哀れなジャスティス』【公開収録の原稿】20200712

20200712sun ハシモトビズLIVE

いきなりマリッジ2 最終回!

第12話と13話をまとめて分析します♪

番組タイトルは12話が『【ユウタとカナ最終回】結婚?離婚?運命?』
13話が『【ヤスオとエリカ最終回】プリーズ セイ イエス』チャゲアス?って思っちゃいましたけど、ごめんなさい、「どうでもいい」でした。

僕の動画タイトルは『哀れなジャスティス』にする予定です♪

分析していきましょう〜♪

東京から長野に移住した、移住系心理カウンセラー、メンタルボディケア ハシモトビズです♪

(オープニングSE)


こんにちは♪ハシモトビズです♪

いきなりマリッジ2、たっぷり分析してきましたが、本当にツッコミどころの多いシリーズだったように思います。「いきなりマリッジ」というタイトルがブレイクするわけです。3のナツキさんや僕の番組視聴者さんたちが言っている通り、「いきなりマリッジを盛り上げたのがヤスオさんとエリカさんだった」というのが良く分かりました(笑)

そして、「ぜひ分析して欲しい」というリクエストがきた理由もよくわかりました。たくさんの謎がありましたよね。それらを解明できたかどうかわかりませんが、今回、さらに深堀りできました。早速みていきましょう!

■今回の考察ポイント

今回は、率直な感想は飛ばして、考察ポイントから紹介していきたいと思います。内容は、先にユウタさんとカナさんを済ませて、ヤスオさんとエリカさんという順でいきたいと思います。


ユウタさんとカナさんの考察ポイントは、
・なんもなかった
・30日しかないのに無難にやったユウタさん。アイアムジャスティス&矛盾に気付いてない浅さ
・プロとして演じきったカナさん。コンセプトを理解していた
といったところでしょうか。

ヤスオさんとエリカさんの考察ポイントは、
・30日かけてスタートラインに
・かわいそうな人間エリカ
・二人の3つのドアの修正と結論、反社会型とスキゾイド型について
になります。考察はあらすじの最後にお話ししたいと思います。


■ユウタとカナ あらすじと解説

今回、結論のネタバレがありますので、ネタバレしたくない方は、ぜひアベマTVで本編をチェックしてからご覧いただければと思います。

まず、ユウタさんとカナさんの最終回を見ていきましょう。

【29日目】翌日の朝が決断なので、ここが実質最終日です。二人は近所を散歩して、夕食の買い出しにいきます。帰り道でカナさんがユウタさんの手を取り、手を繋ぎます。動揺するユウタさんのような編集でした。二人で夕食を作り、ユウタさんは、カナさんに感謝の気持ちを込めたデザートをプレゼント。手先が器用で、人を喜ばせるのが好きなA2タイプのポジティブな側面が表れていました。

内容がなかったんでしょうね。個別インタビューに移ります。カナさんは、「もっとイチャイチャしたかった。愛が欲しい」としていました。これ、やっぱり芯をついているんじゃないかなと思います。「ユウタさんのアプローチ不足で何も発生しなかった」「ユウタさんが結婚をテーマにしていることで動けなかった」ここら辺がこの二人の考察の中心になります。

まだ迷っているというカナさんでしたが、ユウタさんに対し、条件は全てクリアしている、こんな人が今後現れるだろうか?など、ユウタさんに対してポジティブな評価を示しました。迷っているというのが「YESだけど、やっぱりNOにしようかな?」なのか「NOだけれど、YESにしようかな?」なのかはわかりませんでしたが、本心を想像するに、NOだったんでしょうね。ちゃんと女優だなと思います。

ユウタさんは、毎度お馴染み「ゆっくり考えたい」でした。背景のBGMで悩んでるバイアスMAXでした。

翌【30日目】さくっと進みました。ユウタさんがから話し始め、雑にまとめてしまえば「感情が生まれてこなかったので、関係を続けられない」でした。リアタイではどうだったんでしょうか?「どうなるんだろう!?」とドキドキしながら観た人が多かったんでしょうか?ユウタさんファンは多かったんでしょうね。僕には到底わかりませんが。顔と雰囲気ですかね。想像はできます。

カナさんは「私はちゃんと好きだった」などで、テロップで「カナはYES」と入ります。けれど、本人の口からそのようなことは発せられていなかったのですが、いかがでしょうか?

家を出るユウタさん。ドアを閉める時に名残惜しそうというか、「傷つけてしまったのでは?」と不安になったのでしょうね。申し訳なさそうでした。これもまたビビリですよね。だったらYESにしなよと思ってしまうのは僕だけでしょうか。僕が突っ込むのって、こういうところなんですよ。矛盾してるクセに、わかったような顔をしてる人に反応しちゃいます。

カナさんはちゃんと女優でしたよね。最後に一筋の涙を見せました。それに対してユウタさん。家を出た直後のインタビュー。ちゃんと左側頭部に蜘蛛の巣みたいなのを付けていました。なんじゃそれですwww

気持ちがなかったとか、ピンと来てなかったとか、演技だったとか、流したとか、女優だったとか言いますが、おそらく体験した二人には、多少、本気の寂しさのようなものは発生していたのではないでしょうか。あくまで人間ですから、一定期間共同生活すれば情が湧きます。チーム感というか、家族感というか、そのようなものはあったでしょう。そこは演技でどうにかなるものではなかったのではないでしょうか。

深く分析するように観ていない限り、感動的な終わりに見えた方も少なくなかったのではないかなと思います。

◆ユウタとカナ 考察とまとめ

簡単にまとめてしまいましょう。
まずは「何にもなかった」ですが、これはユウタさんにウェイトがあるかと思いますが、何にもしなかったから、そりゃ心も動かないよってことになります。カナさんから接触して行っても良かったのかもしれませんが、「近づくな」「触るな」と言われているようなユウタさんだったのでしょう。「結婚を考えたら責任を感じる」みたいなことを言っていましたが、心が動いてから体が動くと思っているのでしょうね。これが大きな間違いです。身体的な接触が多ければ多いほど心が動くのが人間なので、何にもしなかったから、心が動かないのが当たり前というわけです。

「作業興奮」という言葉で表されますが、「やる気」と「行動」のメカニズムを脳科学的に解説されているものがあります。人の「やる気」に関連する脳の部位なのですが、行動や作業をし始めることによって活性化することがわかっているそうです。簡単に言えば、人は、やる気が出てから動くのではなく、動き始めてからやる気が出るということです。うまくいかない人、仕事ができない人、勉強ができない人って「やる気が出ない」ことを問題にしますよね。根本的に逆なんですよね。

総じてまとめると、「ユウタさんが鼻につく」というのが僕の感想なのですが、「30日しかないのに無難にやったユウタさん。アイアムジャスティス&矛盾に気付いてない浅さ」を挙げました。これについては、今の説明で伝わったような気がします。「わかったような気になっている」それを通してきたユウタさんのアイアムジャスティスなわけです。

この「いきなりマリッジ」のパッケージで結婚の発生につなげるのであれば、お互いが好きになることが必須かと思うのですが、性欲がかなり少ない人を除けば、身体的な接触を増やすことがキーになるかと思います。愛とか好きと、性欲的なものを分けたがる方も多いかと思いますが、これらを潔白なもの、欲にまみれたものと分けたくなるイメージは、思考的というか、好みというか、実は人間的でないというか動物的でないというのが正解に近いかと思います。性欲を伴わない「好き」は結局感情の高まりにつながらず、いわゆる「お友達」「知り合い」という域を超えません。結婚につながる「好き」は性欲を伴っていることによって成立するのではないかと思いますが、いかがでしょうか。これはヤスオさんの美学や信念にも物言いとなってしまうかもしれませんが、ここで言いたいのは、心が動いてから行動を始めるというのが間違いで、行動や接触が先で心が動いてくるというのが動物的、人間的に正しいんですよ、ということになります。

やたらと長めのハグをするとか、手を繋ぐのではなく、腕を組むことをルールにするなどがいいんじゃないかなと思います。

まとめると、ユウタさんは考えが浅いし、全然わかってませんよ、アイアムジャスティスになってますよという感じでした。

ちなみにカナさんはプロの女優でしたwww しっかり番組のコンセプトを理解していたのはカナさんだったように思います。いい女だと思いますけど、見え方が変わった方はどれくらいいらっしゃいましたでしょうか?



■ヤスオとエリカ あらすじと解説


では、ヤスオさんとエリカさんを見ていきましょう。

第12話は、【27日目】のお台場デートの続きからでした。観覧車に乗り、キスはせず。海浜公園でしょうか。語りでした。
翌【28日目】はヤスオさんプレゼンツのデート。出発前のヤスオさんが、記入済みの婚姻届を見て動揺していました。
デートは、キャッチボールから始まり、フレスコボール、バッティングセンター、銭湯、個別インタビューという流れでした。なんか見覚えのある道やバッティングセンターを見るに、小田急線の登戸辺りなんじゃないかと思い、僕の出身地付近だったので、ワクワクしてしまいましたwww

お台場あたりから「自分の理想を押し付けているのかも」とフィードバックを始めるエリカさんで、スタジオは相変わらずのエリカさん推しでしたが、それがそもそもと言いたいのですが、考察に回したいと思います。

13話、最終回に続きます。【29日目】実質最終日。なのにフレスコボールに出かけるヤスオさん。確かに日本代表ですから、そこら辺は徹底していますね。出発前に二人のトークが入ります。さすがのエリカさん、雰囲気は変ろうとも、最後までしっかりディスってくれます。「印象変わりましたか?」というヤスオさんに対して「始めは、10年彼女いない、最長4ヶ月にびっくり」「しっかりしてよ」「何考えてんの」とか思ってたけど、今はそんなことは思わない。

さすがですよね。それ、具体例出さなくても良くないですか?出すから結局ディスってるように聞こえちゃうんですよね。ヤスオさんのタイが「うっ」と一瞬引いていましたwww さらにこのセリフ。エリカさんがヤスオさんを下に見ていたっていうことが確定されてしましました。「しっかりしてよ」「何考えてんの」って、人格的に上に見てる相手には思わないことなんですよね。上に見ている相手に対して疑問に思うことって「どんな意図があるんだろう」「ただのミスかな?」のような言葉で表される感情が発生します。前提が「下に見てる」ですと、「何やってんだよ」とバカにするような態度が表れます。残念極まりないですよね。

フレスコボールに出かけるヤスオさんを送り出し、夕食の買い出しに行くエリカさん。食材の計算は完璧です。冷蔵庫は見事に空っぽ。これにはセコさは感じませんでしたよね。しっかりした人というか、強迫タイプのポジティブな側面、頑張れるタイプというのはわかります。

夕食も豪勢でしたね。新潟メニューということで、お品書きまでありました。30日間の感謝を込めてということでお店開けるんじゃない?というような手際でした。

がしかし、本心でやっているということは本当にわかるのですが、なぜか感動できませんでした。やっぱり感情が感じられませんでした。完璧というか、ハイクオリティというか、「しっかり完成させる」ということが目的なように感じましたので、ただの「綺麗に仕上げた作品」という風に見えてしまいましたが、そのように見えた方はいらっしゃいましたでしょうか?

「見た目は悪くとも、心のこもったものは感動を与える」という言葉はもちろん誰でも聞いたことがあるかと思いますが、そのいい例ではないかなと思いました。技術や丁寧さ、完成度が高いのは見ればわかりました。しかし、なぜか見ていてしっくりこないものがありました。本人は本心でやっているのでしょうが、感情が開いていないのでしょう。開いていないものは使えません。今回、最終的に3つのドアの結論が出たのと同時に、交流分析の「人格適応論」から、エリカさんとヤスオさんのタイプを考えてみました。エリカさんはやっぱり「ピンとこないところ」を表す「ターゲットドア」、これが「感情」じゃないかなと思います。

食後にトイレと言いつつプレゼントを持ってくるヤスオさん。額付きの写真でした。これに感動するエリカさん。もらい泣きのヤスオさんでした。ヤスオさんに以前聞いていた「最終日に素が見えたところがあった」はここだったんですね。

ここでのエリカさん、自分の考えで進めてきて、完全に打ちのめされていたのでしょう。嫌われていると思っていたところに来たプレゼントということで、感動したのでしょうね。

ヤスオさんについても深掘りさせてもらい、どうやら12話と最終回を見るに、オープンドアが「行動」なのでは?という仮説が立ちました。

涙を見せたエリカさん。実際に涙がこぼれたという行動で、把握することができたのでしょうね。すでに分析させてもらっていますが、「演技くさい」というのもエリカさんの素のパーソナリティです。例えば、明確に素でぶりっ子な人とかいますよね。それの派生系のようなものと言えば伝わりますでしょうか。エリカさんがウソっぽいのではなく、それをそのまま「そういう人なんだ」と捉えにくかったのでしょう。ヤスオさんの捉え方、理解が追いつかなかったのではないかと分析させていただきました。

エリカさんの涙は、ようやくヤスオさんが把握できるアクションだったということかなと思います。ずっと素を見せていなかったのではなく、ヤスオさんが素だと認識できた現象がエリカさんの涙だったので、ヤスオさんからすると「ようやく素が見えた」と見えるという感じです。

この後、エリカさんから、お台場で観覧車を選んだことが明かされました。簡単に言えば、「以前、観覧車に乗った時のキスの真意が知りたかった」ということだったでしょうか。「観覧車に乗ったらキスをする」つまり、あのキスに心が入っていたのか、入っていなかったのか謎で、気になり続けていたのでしょうね。

翌日の最終日の話の中で、ヤスオさんから答え合わせが出ましたが、ヤスオさんとしては、「自分の気持ちが変わるかもと思って」ということでした。やっぱり無理だったんですね。自分の心がいい方向に変わるかもということですよね。

最終日に行く前に、二人の会話と個別インタビューにも触れておきましょう。

30日間がめっちゃ楽しかったというエリカさん、それを聞いてタイが引くヤスオさんでしたwww

また、誰かのために何かするのがいいことだと思っていたというエリカさん。人を傷つけたことを初めて認識したと言います。

少し付け足しましょう。人は良かれと思って逆のことをしてしまいますよね。これについて知っておくとお得な情報があります。

人がそれぞれ持っている「正しさ」について、皆さんは考えたことってありますか?人はなぜ争うのだろうか?なんて考えたことはありますでしょうか?

いきなりマリッジ2の分析の中でも取り上げさせてもらいましたが、「人は、基本的に、自分が正しいと思うことしか行動できない」「間違っていると思うことはどうしても踏み切れない」こんなことに触れさせていただきました。

人は、自責の念にかられると、圧倒的に行動が鈍ります。なのに、なんで人はぶつかり合うのか。つまり、人によって「正しさ」が異なり、「正しさ比べ」が発生したときにぶつかるということです。自分は正しい、相手が間違っている。このように両者が思うことで衝突が発生します。

お互いに自分の尺度で「正しい」と思っているわけですから、堂々と行動しちゃいますね。

では、「正しさ」ってなんなんでしょうね。皆さんはどんな答えをお持ちでしょうか?

僕が思うその人が持っている「正しさ」は、「正しいことコレクション」と呼んだりします。
つまりどういうことかというと、その人が好ましいと思う「正しいこと」「理屈」を収集した結果、その人の「正しいこと」が定まるということです。伝わりますでしょうか?

「常識は18歳までに身につけた偏見のコレクションをいう」これはアインシュタインの名言のひとつです。

僕が思うことは、結局、人それぞれの正しさというのは、その人の生理的な好き嫌いに準じて収集された、偏りを持った、その人独自のルールブックなのではないかということです。

つまり、常識も正しさも、その人が持っている欲に都合が良いものが収集されるということになります。

エリカさんが押し付けていたことに気づいたということですが、ついでにこんなことも知ってもらえると、自己理解と共に、他者理解。他人の自由を受け入れると言ったことにつながるのではないかなと思ったりします。


◆個別インタビュー

エリカさんは迷いなく、答えは決まったとのことでした。スタッフさんから、答えが出せたのがなぜかと聞かれ、ヤスオさんがまっすぐだったからとか、自分が変わりたいなどと言っていますが、あまり答えになっていないように感じました。けれど、エリカさん、顔がスッキリしたというか、力や欲が抜けたというか、もしくは眠そうというか、変化が見えました。しかし、これは30日間カメラを意識し続けた疲れというか、極限状態に近い状態だったのではないかなとも見えました。極限状態に追い込まれた時に出る「おセンチ」。そんな風に見えました。

エリカさんが部屋に戻った後、ヤスオさんがリビングに降りてきます。迷いがあったのでしょうか、バットで素振りを始めます。スタッフさんからの質問に対し、「長かった」「頭がいっぱいになる時があった」「恋愛では距離を取れたが、毎日会わなきゃいけない」「指輪は存在感じるもの」といったコメントでした。ここら辺も、ヤスオさんのオープンドアが「行動」なのではないかと当たりがつくところでしたが、つまりは、普段はそこまで詰めて考え込むタイプではなかったのかなと感じるところでした。

どうでも良いのですが、スタジオの小柳津さんが「最後の晩餐感なかったですね。このまま続きそうな・・・」のようにコメントしていましたが、「もしかして、うまく行くのかも!?」というバイアスをかけたかったのでしょうね。けれど、そんなことよりも「バンサンカン」という言葉がひっかかりましてwww「バンバンバンバン、バンサンカン、焼肉焼いても家焼くな」を思い出してしまったのは僕だけでしょうか?すいません、なんでもありませんwww

ライブで分析をやりまりたが、陣内さんに関しては、視聴者さんから「いつも、的外れなことばかり」というコメントがありました通り、僕も、もはや言うことはありませんwww エリカさんは100点満点中、6,000点だそうですwww (ポケー・・・またはがっかりな顔:チーン編集用)


◆最終決断

いよいよ最終日【30日目】でした。バッチリピアノの先生なエリカさん、ヒゲを剃るも、アゴヒゲは残したヤスオさんでした。

「愛おしい」「大事に思う」が欠けている。継続しない方がいい。自分がダメだと思って過ごしていた。というヤスオさん。NOでした。けれど、BSKでした。「武士か!?」です。ごめんなさい、なんでもないです。ちなみに、アイアムジャスティスが「IJ」、武士か!?がBSKになりました。BSKはシェリーリリーさん考案ですwww

シェリーリリーさんの「星降る夜のロマンチック妄想録」(河出書房:かわで しょぼう)から絶賛販売中です。amazonのリンクは概要欄からどうぞwww

いきなり宣伝どうした?はさておきwww(テロップ:案件じゃありませんwww勝手に紹介www)


それに対して手紙を朗読するエリカさん。本心でやってらっしゃるのはわかりますから、ディスりたくないのですが、分析はしたいと思います。

まず、ヤスオさんなのですが、突っ込みたいのは、「答えられない自分が嫌だった」「自分がダメだと思って過ごしていた」です。そこは、十分やってるから!大丈夫だから!とフォローしてあげたい気持ちとともに、ヤスオさんが結婚を成就するのに取り組むといいのは、そこじゃないよ!と突っ込みたくなったところでした。

簡単に言うと、ヤスオさんは結婚に対してのみ、強い縛りというか、制約というか、こうあるべき、こうじゃないとイヤのような、呪いのようなものをかけているか、かけられているかしているように分析させてもらいたいと思います。

ダメじゃなく、解放する。そちらに目を向けてもらえたらなと思います。

◆エリカさんの手紙

概要を抜粋しちゃいます。
・離婚する理由がない
・好きよりも特別な愛です。
・今、目の前にある幸せを大切にしたい。守りたい。
・生まれる家族が選べなかったように、今あるこの夫婦の形を運命と捉え
・この気持ちは、私の母性だと思います。
・ヤスくんをもっと愛おしく感じたい。
・信頼や安心を感じてもらえる存在になりたい。
・おじいちゃん、おばあちゃんになった時、恋人としてデートできる日を夢見させてください。

その後、
・こんな風に思えて幸せです。
・ヤスくんには幸せになってほしい。

こんな感じでしょうか。大きくまとめてしまえば、「おセンチ」になっているでいいでしょうか。正直にやっていることをああだこうだ言いたくないところですが、分析というか、解説しなければです。残念ながら、悪気がないのはわかりますが、「結果的にどういう意味になっているか」というのが欠けているんだなと思われます。

「離婚する理由がない」「好きより特別な愛」、これは個人のものですから何も言うことはありませんが、そこから「今、目の前にある幸せを大切にしたい。守りたい」から違和感を感じ始めてしましました。このエリカさん、多分、「捨てられる」とか「離れられる」という状態になった時に弱くなるのかもしれません。釣った魚には余裕が出て上から目線、逃げられそうになると懇願するようなスタイル。こんなことを繰り返すのかもしれません。まさに「悲劇のヒロイン」シンドロームというのでしょうか。結果や傾向を冷静に見れば、そういった結論に向かうようなシナリオをしっかりと踏んで行くというか、自業自得というか、なぜかそういうコミュニケーションを取ってしまう。本人に自覚はなく「私って不幸」みたいなところしか見えていない。実はこういう人は珍しくありません。交流分析では「人生脚本」という形で説明されていますが、「人は幼少期に書き上げた脚本を演じていくように生きていくところがある」というものがあります。「目の前のものを守りたい」つまり維持したい欲求が発生しているということですね。ならば下に見たり、攻撃したりしなければいいのに、ですね。

「生まれる家族が選べなかったように、今あるこの夫婦の形を運命と捉え」のところは意味がわかりませんでした。「運命を受け入れるのがいいこと」という信念だったのでしょうか。「生まれる家族が選べなかった」というのは、エリカさんの生い立ちを考えてしまうと、自分の両親に対する批判のように感じてしまうところがあります。そこから「今ある夫婦の形を運命と捉え」と言われると、「納得いかないけど、受け入れたいと思います」のように聞こえるのは僕だけだったでしょうか?

「母性」は、ここで使ってしまうと、結果的に相手を子供のように捉える感じがしますし、「もっと愛おしく感じたい」というのは、まだ愛おしく感じられていないとなってしまいました。「信頼や安心を感じてもらえる存在になりたい」というのは、どの口が言ってるんだかでしたが、本当に言ってることとやってることが一致していないと思った方はどれくらいいらっしゃったのでしょうか。

手紙の後の「こんな風に思えて幸せです」に関しては、特に違和感がありましたので、その後、家を出てからのセリフと合わせて分析したいと思います。

最後の「ヤスくんには幸せになってほしい」。家を出る際の「世界で一番幸せになって」「私は二番目でいい」も合わせてしまいますが、その直後のエリカさんの行動で、世界で一番不幸を感じることにつながったというのはどうしたらいいんでしょうね。もう、本当に無責任極まりないですよね。「記憶の連続性がない」と解釈する他考えられないんです。

あっという間にユウタさんと付き合い始めるエリカさんだったということですが、ヤスオさんは本当にショックだったそうです。もう2度と接したくないような思いに至っているそうです。

ちなみに「おじいちゃん、おばあちゃんになった時、恋人としてデートできる日を夢見させてください」ですが、これもアイアムジャスティスの表れと捉えられます。「これって良いことだよね」というセリフ選びを感じてしまいました。

この手紙ですが、一番違和感を感じたのは、途中から業務的な雰囲気に変化が発生したことでした。実はあまり感情を感じない朗読だったのですが、母性のところなんですが、「この気持ちを言葉にするのであれば」の後、「私の母性だと思います」から、雰囲気が業務的に感じました。なんだったのかわかりませんが、おそらくその前までで伝えたい内容が終わったのかもしれません。前半は、ツッコミどころを感じつつも、「下手でも気持ちがこもってれば」的な流れだったのですが、後半、急に業務感のように見えてしまいました。

リアタイではどうだったのでしょうか?視聴者さんからは「伝説の手紙」のように聞いていますが、たくさんの方が感動したのでしょうか?残念ながら、僕は完全にドライな状態でした。

<エリカはYES ヤスオはNO>ということで、指輪を外し、婚姻届を破り、軽いハグをしての終わりでしたが、実はヤバい側の人が先に家を出るんでしょうか。ユウタさん、エリカさん、タケルさん、ヒナさんは準備が早く、決断が終わるとさっさと家を出ます。3のジュンペイさんとヒナさんも分析させてもらいましたが、実はヒナさんもヤバヤバな人物なのかもしれませんねwww

家を出た直後のエリカさんに個別インタビューが入りますが、ここで僕の分析に答えが出ました。スタッフさんから「今の心境は?」と聞かれ、「幸せ」「伝えられた」「大切な人と思えた」「自分の言葉で伝えてくれた」ということでしたが、本当に自己啓発セミナーというか、キラキラというか、違和感を感じた方はいませんか?

「本気で好きになりました」「愛してます」のようなことを言っていた人が、それが叶わなかったらどうなるかといえば、通常、ショックを受けたり、落ち込んだりするものですが、「幸せ」と答えます。もはや悪い宗教感さえ感じてしまいますが、これが「演じている」とか「作っている」様子ならばまだ納得ができます。しかし、どうやらなんだか本音で話していそうに見えました。

「あれは演技だった」「ヤスオがNOだと踏んでYESを出した」「自分が良く見えるよう計算していた」ならば筋が通ります。

一応、僕が感じた通りに、「本心だった」と捉え、異常な気がするという方向で進めさせてもらいますが、仮にそれが当たっていたとした時、僕の感じることとしては「かわいそうな種の人間」というのが率直な感想です。何か足りない部分というか、欠損を感じました。

この考察はここで済ませてしまいますが、生育歴からくるものという当たりがつきました。どういうことかというと、ここで感じたエリカさんの違和感なのですが、まとめると「自己啓発セミナー」「キラキラ感」「夢見がち」と捉えれば伝わるでしょうか。本気で現実をファンタジーというか、ドラマというか、そのように捉えているように見えました。

これらの「キラキラ」に関してなのですが、これらが「幼少期に未消化な部分」なのではないかというのが僕の分析になります。「こういう家庭が理想」「愛し合っている」「美しい」「食卓が豊か」「たまにケンカもする」「でも仲直りする」「本音でぶつかり合うこともある」「仕事を頑張る夫」「支える妻」こんなところでしょうか。これが幼少期のエリカさんが夢見た「両親像」だったのではないでしょうか。

両親の離婚や、母親不在だったのでしょうか。祖父母に育てられた経験を持つエリカさんでしたよね。現実感を伴わない夫婦像を思い描いたのかもしれません。

こういった推測を立てた時、「かわいそうだな」と素直に感じたのが、僕の結論でした。感情や思考の抑制がきいていませんし、欠損しているところがかなりあり、それなのにアイアムジャスティスなところにおぞましさを感じたのは本当のことですが、掘り下げていくことで、嫌悪感を伴った哀れみの意味での「かわいそう」もありますが、その幼少期を想像するに、嫌悪感を伴わない哀れみの「かわいそう」というのも感じさせてもらいました。

じゃあどうすればいいかも触れてしまいますが、エリカさんについては、かなり厳しいことかと思いますが、僕の分析について、1話から観ていただければなと思います。激しい批判を受け取ってもらい、最終的にその源泉である幼少期からの影響まで辿りつくことで、自分自身を把握できるのではないかと思います。とにかく、まず自分を「把握すること」これが変化にとって最も大きな要素になります。極端に言えば、自分自身の今の状況を把握することだけで、適した変化が発生するくらいですので、特におすすめしたいと思います。

この後、3つのドア、人格適応論を例に最終的な分析もお伝えしますが、もし、映像に映っている時のパーソナリティから大幅な変化をしていないようでしたら、それは「不幸ルート」のままかなと思います。ぜひそこから抜け出していただき、「幸せになるルート」に軌道変更していただければなと思います。

いかがでしょうか、考察の一つに触れてしまいましたが、「かわいそうな人間、エリカ」。伝わりましたでしょうか。

◆エンディングへ

エリカさんが出て行った後、スタッフさんからのインタビューを受けるヤスオさんでした。「向こうには愛があった」「そういう気持ちがあると変わる」「僕は相手を思いやった行動ができていなかったことが多かった」「そういう気持ちがないとうまくいかない」と閉めています。特にこのまとめを聞いていて、「行動」にまつわる表現が多かったことが、ヤスオさんの3つのドアのヒントになりました。これは考察で触れたいと思います。

スタジオは最後までエリカ推しでしたが、なんであれらの言葉を真に受けられるのか謎で仕方ないのですが、知識や経験、深く物事をみようとする人の方が少数派ですよね。一般視聴者に近い目線なんだろうなと思うことにしておくことにしました。

ちなみに、ゲストの「ゆうま」くん。完璧なコメントでしたねwww 綺麗にまとめてくれました。ヤスオさんとエリカさんが他の出演者と違い、知り合いだった。今後も会うかもしれない。その時、笑顔であってほしいな。と、完璧でした。

締めは、「愛情と成長が見れた」とまとめられていて、ダイジェストが流れながら終わって行きましたが、しっかり「箸バン」が入っていましたね。2組とも女性OK、男性NOという結果にまとまりました。


■考察

◆まとめと考察

では、まとめ!

ほとんどのまとめは、前回の第11話の解説で話してしまいましたし、追加や修正項目はありませんので、そちらを併せてご覧いただけると嬉しいです。

ユウタさんとカナさんについては、あらすじと共に考察までお伝えしましたので、ここでは、最後にヤスオさんとエリカさんのパーソナリティ分析の結論をお伝えして終わって行きたいと思います。

とにかく注目を集めただろう「いきなりマリッジ2」ヤスオさんとエリカさんのストーリーは大変盛り上がりましたね。

第11話、12話、13話でまとまったのですが、ヤスオさんとエリカさん、この二人のやりとりはなんだったのか、簡単にまとめたいと思います。

一言で言ってしまえば「30日でスタートラインに立った二人」でしょうか。11話あたりから、ようやくエリカさんが大人しくなって行きました。新潟旅行の防波堤で話す二人や、お台場の観覧車や海浜公園での二人の会話は、ようやくまともな会話になったような気がしました。

つまり、ようやく終わり間際でまともな話ができたと言えば良いでしょうか。

遅くないですか?というか、それまで何をしていたのでしょう?

結論を言ってしまえば、初日の夜の「ホラーやん」で攻撃、そこからヤスオさんを下に見ることが始まり、攻撃を続けて行ったエリカさん。ようやく後半でうまくいかないことを感じ、ヤスオさんの家出から、離れていくヤスオさんに、「去られる寂しさ」が発生。冷静になることでまともな会話ができるように。

どういうことかというと、自分でマイナスを作って、それを取り返してプラマイゼロくらいの関係に戻したと言えば良いでしょうか。なんと無駄な30日間だったのでしょうか。それでも傷や記憶は消えません。関係はプラマイゼロかもしれませんが、傷跡が残ります。

さらにユウタさんとエリカさんのお付き合い。さらに傷をえぐります。

これが、大まかに見た、いきなりマリッジ2に対する僕の分析です。

◆二人のパーソナリティの結論

最後にヤスオさんとエリカさんのパーソナリティ分析をお伝えして終わって行きたいと思います。

今回、いきなりマリッジ2では、交流分析の人格適応論、三つのドアの説明が多かったように思います。ストーリー中では3つのドア、思考、感情、行動だけ触れてきましたが、ヤスオさんとエリカさんのパーソナリティを分析するに、この三つの組み合わせだけでは説明しきれなかったので、この3つのドアからまとめられる人格タイプも含めて分類させていただきたいと思います。

この三つのドア。交流分析では「人格適応論」という理論の一部になります。

これは、人が生き延びるための適応として6つのタイプを取り上げたものになります。

3歳くらいまでの幼少期に獲得するものとして
・スキゾイド型(想像的夢想家)
・パラノイド型(才気ある懐疑者)
・反社会型(魅力的操作者)
の三つ。

6歳ごろまでに獲得する、行動状の適応として
・受動攻撃型(おどけた反抗者)
・強迫観念型(責任感ある仕事中毒者)
・演技型(熱狂的過剰反応者)

これを合わせて6つに分類しています。

興味がある方は、ネットでもある程度の情報が得られますので、調べて見てください。本はハードカバーの分厚いやつです。僕はカウンセラーになるための勉強の中で読破しましたが、細かく覚えてませんが、今でも使っているので、有益だったと思います。英文を直訳したような内容ですので、読んでいくのにクセがあるのですが、理解できれば、日常や仕事でも利用しやすい理論なので、おすすめの一冊です。

https://embryo-nemo.com/718/
◆エリカさん分析

僕の分析として、エリカさんは、反社会型と強迫観念型を持っているように思われました。ヤスオさんは、スキゾイド型と強迫観念型になります。

反社会型には「魅力的な操作者」というサブタイトルが付いています。

オープンドアが行動、ターゲットドアが感情、トラップドアが思考になります。

特徴は「行動力がありリーダーシップが強い」「優位に立とうとする」「他者を見下す」「目先のことしか見えていない傾向がある。」「他人の目や、社会的な評価を第一としているように見える」などです。いかがでしょうか。概ねイメージと一致しますでしょうか。
そして、もう一つ持っている適応タイプの「強迫観念型」サブタイトルは「責任感ある仕事中毒者」です。これは特に説明が必要ありませんね。ストーリーの中で触れてきました。オープンドアが思考、ターゲットドアが感情、トラップドアが行動です。

どの場面でどちらを使っているかというは人それぞれになりますが、核心的な部分に反社会型が出たのでしょう。表面的な関わりが強迫観念型でした。

エリカさんですが、二つのタイプの共通点が、「ターゲットドアが感情」です。このターゲットドア、治療をするのであれば、ここが開かれることが目的となるのですが、簡単に言えば、「話してもピンとこないところ」と僕は解釈します。

エリカさんに対する僕の分析としても「感情が働いていない」という点は、指摘させてもらっていましたが、この「根本的には 魅力的操作者」「表面的には 責任感ある仕事中毒者」でだいたい一致しているのではないかなと思います。

難しいのは、オープンドアとトラップドアが思考と行動で、これがどんな話題でどちらが出るかというところでしょうか。もし関わるとするならば、取り扱っている話題を固定しながら展開しないと、すぐに地雷を踏みそうな感じがします。

オープンドアは、話していても引っ掛かりが出ず、スムーズに関われるところ、トラップドアは、そこで関わると怒りや防衛に繋がりやすいところになります。

どんな話題で反社会型が出て、どんな話題で強迫観念型が出るか、そこらへんを確認していくところが重要かなと思います。


エリカさんをまとめると、反社会型、魅力的操作者が根本にあり、僕が思うにこのタイプ、ずっと何かを求めはするものの、ずっと手に入れられない乾きを持ち続けるイメージがあります。故に「不幸ルートにいる」と分析しています。これらを把握し、どのような生き方を取っていくのか、それが「幸せルート」を目指す道になるかと思いますが、これ以上「じゃあどうすればいい?」を語ることができません。本人が幸せになるための方策は、自分でひねり出すことが必要で、他者から与えられたものは、必ずうまくいかないところがあります。カウンセリングを利用するのであっても、カウンセラーに答えも求めるのではなく、答えを出す助けを担ってもらうことが大切かなと思います。僕がカウンセリングするのであっても、本人と一緒に答えを探して行きますので、ここまでの情報では、これ以上わからないというのが本音なところです。


◆ヤスオさんのパーソナリティ分析

続けてヤスオさんのパーソナリティをまとめて行きましょう。僕の分析を通して、ヤスオさんに対する見え方が変わった方は多かったのではないでしょうか?最初にリクエストをもらった際、エリカさんよりも、ヤスオさんというヤバい人がいるので分析して欲しいと入った記憶があります。

そういう目で入りましたけど、1話目ですぐに見え方が変わりましたwww

真面目で実直、博愛主義という風に表現してきたヤスオさんですが、ではなぜ結婚できないのか?という観点になると、検討の余地が出てきます。これまで「他者と混ざらない」「金属の箱を持っている」などの表現をさせてきてもらいましたが、人格適応論ではどうなるかも考えてみました。

決断前あたりから本人の核心的な部分が出てきたことがきっかけでしたが、オープンドアが「行動
」なのではないか?というのが入り口でした。エリカさん同様というか、日本人に多いのが「強迫観念型」ですから、別に二人が似てるということでもないのですが、ヤスオさんもやはりこのタイプを持っているように思います。オープンドアは思考、ターゲットドアが「感情」、トラップドアが行動です。

では、スキゾイド型はどんなタイプでしょうか。引きこもり、白昼夢、哲学者タイプ。一人の時間や空間を大切にする。安定志向。自分の内面を守るため、他者に優しく思いやりがあり、自分の意見や欲求は後回しにする。物静か、控えめ、仕事に黙々と取り掛かる。内面が他のどれよりも豊かだが、他者からよくわからない人とされやすい。

いかがでしょうか。だいぶ近いような感じがします。「引きこもり」に関して、ヤスオさんはフレスコボールや海外への写真撮影旅行など、アウトドア感がありますが、精神的には引きこもり。つまり、核心的な部分はオープンではないと解釈すると理解しやすいかもしれません。

まとめると、人の迷惑にはなりにくい、真面目で物静かな人というのが僕の分析のまとめとなります。全然ヤバい人じゃなかったですよね。

もし、問題があるとするのであれば、ご本人のこだわりが他者と関わるものであった場合かなと思います。自分一人でできることであれば、こだわりはいくらでも可能な限り追求できます。しかし、ヤスオさんの美学というか、これが正しいという信念というのでしょうか。それが「結婚」に向いていることが苦しいところでした。結婚は相手を伴うものですので、エリカさんとは違うタイプの押し付けで、「結果的に無言で押し付ける」といえばいいでしょうか。

また、性格傾向として、「末っ子の隠れガンコ」というのも見えました。

このようなタイプで、結婚の希望がないという男性であれば、「あの人は職人気質だね」というふうに思われるだけなのですが、ヤスオさんは結婚願望をお持ちです。

残念ながら、このままで婚活をし続けると、ヤスオさんとの結婚を希望するような女性と関わって行った時、結果的にそれらの女性を傷つけ続けるような行動になってしまうのではないかなと思います。

おそらく、番組を観て、ヤスオさんに対して良い感情を抱かなかった女性は、本能的に彼に対する危機感や嫌悪感が発生したのではないかなと思います。

結婚したい気があるのはわかる。けれど、本質的にそのままでは結婚できるはずがない。そんなところでしょうか。

ヤスオさんにおすすめしたいことの結論としては、「こだわりは勝手に自分で持っておきましょう。それは絶対的な自由です」「ルールや信念は、自分が好きで守りたいから守れば良いけれど、他人は破っていいとしておきましょう」こんなところでしょうか。

こだわりを捨てるとか、変えるというのは根本的な解決にはなりません。たくさんの人がヤスオさんに対して、そのようなアドバイスをしてきたのだろうと想像がつきます。

しかし、どうしても離せないものは、結局手放しません。つまり、「どのように持ちながら生きていくか」を工夫する方が有効なのではないかなというのが僕の考えです。

結婚できにくい方共通の特徴に「ショッピングしてしまう」というのがあります。自分を見ることよりも、相手選びに目が向いてしまっていることを言いたいのですが、こういう方は他者に対して評価するような関わりを続け、物腰が穏やかであっても、「結果的に」低姿勢ではないスタンスになることが多く、なかなかうまく行きません。自分が良いなと思う方からもお断りを受けていくことが印象的です。

ヤスオさんについても、人としてはとても良い人なのですが、彼の結婚ということになると、大きなハードルがあるように思われます。

ヤスオさんは結果的に「ショッピング」しているのと同じ行動になってしまっているかもしれません。

自分の克服するべき障害に目を向けてもらえればなと切に願います。見るべき点が、自分が持っているこだわり、自分で自分にかけている呪いなのか、誰かにかけられた呪いなのかはわかりませんが、結婚に対する制約に取り組む必要があるように思います。

その解決法の一つが「自分のルール」と「相手のルール」を分けておくことかなと思うというのが、分析から抽出された一つの施策です。

ルールや制約は持っていて構いません。けれど、それは自分に対してのみ有効なものとしておく。相手には適用しないというのでしょうか。また、結婚は「誰と相手にしたとしても、必ず後悔する」という前提を持っておくといいかもしれません。ならば、どんな相手を選ぶのか。また、理想が高くても構いません。けれど、その人となかなか巡り合えないと思う方もいらっしゃいますよね。これも考え直しておきたいポイントです。「果たして自分は、その理想の人に見合うレベルになっているのか?」これも、相手よりも自分を見ましょうの1パターンです。

まれに、求める相手のグレードを下げすぎることによって、巡り合えないパターンもありますので、自分を高く見積もりすぎないのと同時に、低く見積りすぎないようにすることも大切だったりします。


◆最後に

すごく長く感じましたが、「いきなりマリッジ2」分析してみました。いかがでしたでしょうか。疑問だったところをスッキリさせる参考になってくれていれば嬉しいです。

僕としては、このシリーズの分析、かなりしんどかったような気がします。単に原因追求や、すれ違いを分析するのではなく、かなりパーソナリティの深堀りを必要としたような気がしました。また、よくあるパターンですが、世間の評判が逆転していたり、多くの方がきちんとパーソナリティを見れていないことがあります。いきなりマリッジ3から始まった分析でしたが、3に引き続き、編集によるバイアスに引っかかった方が多かったのではないでしょうか。

ただし、作品の感想や見方は人それぞれの自由です。あくまで僕にはこのように見えましたよということですので、あくまでご参考までにどうぞ。

何が真実だったのか。どのような原因で何が起こったのか。それは分析できるような単純なものではありません。だから恋リアは面白いのかもしれませんね。

では、引き続き恋リア番組の分析を続けて行きたいと思います。

次は旧作品で残っている「バチェラー2」これはかなり急ピッチで進めたいと思っています。分析と公開収録をライブで、それを編集して動画にしています。動画とライブ、ぜひ引き続きご覧ください。

□エンディング


今回も最後までご視聴いただきありがとうございました。

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婚活番組の分析のほかに、草刈り動画、都市伝説系、時事ネタ、ガジェットレビューなんかもアップしていますので、良ければ併せてご覧ください。

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毎度、話の長い僕の動画ですが、
また、次のライブか動画でお会いしましょう!

ご視聴ありがとうございました。

ではまた!


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