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【ネタバレあり!】いきなりマリッジ1 第2話 僕の動画タイトルは『トモタカの逆襲』(20200911Fri ハシモトビズLIVE)

20200911Fri ハシモトビズLIVE

(オープニングSE)


心理カウンセラーのしっかり恋リア分析チャンネル

どうも!ハシモトビズです♪

今回は、いきなりマリッジ1 第2話

僕の動画タイトルは『トモタカの逆襲』!

分析していきましょう〜♪

今回は、人格障害について説明したいところもあるので、よければ最後までご覧ください。


早速、悪者感全開のスミレさんという雰囲気で進んでいますが、心理カウンセラーからはどう見えるか、お話ししていきたいと思います。


■今回のポイント

今回のポイントは、

・なんでスミレはあんなに食ってかかるのか?
・スミレは躁鬱っぽいかも
・憎まれ口を叩いてしまうのはなぜか

を考えてみたいと思います。

ツヨシさんとキヨミさんも始まりましたが、まだ情報不足なので、少しだけ予想するだけにしておきたいと思います。


■あらすじ

ダイジェストから始まった第2話でしたが、つまらなさそうに屋台を歩く二人でした。
臭う豆腐と書いて「シュウドウフ」とか「チョウドウフ」と読むらしいですが、食べ姿は、特にスミレさんがトモタカさんの方に体を向けていないというか、親しい仲には見えない様子でした。

二人ともつまらなさそうな空気感のように見えたのは僕だけではないとは思うのですが、冷静に考えれば、大人が素の状態でしたら、あんなもんですよね。ここは決定的な分析には加えない方がいいかなと思います。

スタジオを挟み、前回の続きのホテルの部屋からでしたが、すぐに「ごめん」を言っちゃうトモタカさん。これはコミュニケーションとしては、実はあまりよくありません。確かに非を認め、謝罪することは大事なことですが、それは謝る相手の格や人柄を加味しなければならないところがあることを皆さんはご存知でしょうか。

どういうことかというと、不用意に謝ることで、関係に上下が発生してしまう人がいるという話なのですが、このスミレさんとトモタカさんの関係性ですと、特にこの危険性を感じます。

謝るというのは、悪いのはあなたではないか?という、元々は「問いかけ」や「質問」「疑問」のようなものに「結論」を出すコミュニケーションになります。つまり、謝ることで、「悪かったのは私」というのを、二人の間で確定させる「認識」が発生します。

本来、謝罪は、二人の関係において、本当に片方だけが悪いのかということを吟味した上で行うのが望ましいのですが、あくまで編集された映像だとは思いますが、「とりあえず」なのかもしれませんが、すぐに謝っているように見えました。「関係を悪くしたくない」という発想でやっていることかと思いますが、実は、逆効果だったりします。

案の定、今回の動画タイトルの通り「トモタカの逆襲」が発生していました。冒頭から厚めの解説になりましたが、あくまで「すぐに謝る」というのが危険だというところが見えました。

本編で出ていましたが、冒頭でトモタカさんがヒゲなしモードになっていたのも目につきました。ヒゲを剃ったトモタカさん、スダマサキに似てると思いましたけど、いかがでしょうか?ちなみに、固有名詞を覚えるのが苦手な僕が「鬼ちゃんに似てる」と言っているところに「スダマサキですか?」と教えてくれたのは「rikirikiさん」と「いづみ」さんでした。ありがとうございましたwww

旅行初日のホテルチェックイン直後のぶつかり。沈黙のトモタカさんに対し「この空気を戻すのも私なの?」というスミレさん。「よし行こう」と切り出したトモタカさんですが、よくがんばりました♪この切り出しや切り替え辺りから、トモタカさんがただのスライムではなさそうな気がし始めましたが、そのようでした。


街の散策、床屋で髭剃り、足裏マッサージ、不気味なカフェという流れでしたが、スミレさんにはなんだか壁があるような雰囲気に見えました。

また、今回のポイントの一つであるスミレさんが躁鬱かもですが、カットによるのですが、スミレさんの目がうつろなところが気になりました。感情に起伏があるというか、気分にムラが出るというのでしょうか、頭がボーッとする時間があるのではないかと見えました。

「うつ」はイメージがつきやすいですし、多くの方がご存知かと思います。しかし意外と知られていないのが「躁」の方でして、この「躁」の状態と「鬱」の状態を行ったり来たりするのを「躁鬱」と言います。

「躁」は、雑に言えば、現実感が飛んでいるくらいのハイテンションです。これだけだと、ニコニコしていたり、笑い上戸と差がわからないと思いますので、少しだけ詳しく表現しておきますが、「真面目な顔をしているのに、正常では考えられないことをしてしまう」という感じです。例えば、急に会社を始めるとか、これは絶対成功するからと言って1,000万の借金をしてきたと言えばリアリティが出てくるでしょうか。実際、本当にこういう人がいるんです。躁状態にある時は、他人から見ると、比較的テンションや熱量の高い人くらいに見えます。全く事実無根のことであっても熱量を込めて話すので、勢いで多額の借金ができてしまうことがあります。

躁を持った人が家族にいると、こう言った苦労が発生します。こういった行動に気づくのが遅れると大変なことになったりします。

いかがでしょうか。「躁鬱」と聞くと、鬱の方に目がいきがちですが、躁の方もだいぶ危険ですよね。

スミレさんの目がうつろなだけでこういった分析が出るわけではありません。多くの方は勢いよくダメ出ししている状態に躁状態をイメージするかもしれませんが、もちろんそれも一部ですが、少し違うところもあります。

僕が気になったのは、タクシーの中でむすっとしているときや、トモタカさんとの移動中に無言でいるときなど、ムスッとした顔をしているときで、おそらくこういうときにアイアムジャスティスが発動しているのではないかと想像します。

人は、勢いがあり、絶好調なときに他者の粗が見え、見下すような見え方が発生します。スミレさんが、先ほど挙げたような躁のひどい例とは思いませんが、ある種、軽めの躁状態にあり、勢いが出ることで、トモタカさんの粗が目についたり、トモタカさんの居方や行動に不満を発生させていったのではないかなと見ました。


不気味な人形が吊り下げられているカフェで、ようやくゆっくりと語り合いが始まりました。結婚観や、今までの異性とのお付き合いなどの話になりましたが、「逆に嫌じゃないの?こんなにガシガシ物言いされて」「だいぶ体に血が巡ってきたね」「ちゃんと向き合ったの?」「だいぶ素になってきたんじゃない?」など、視聴者さんからも「スミレさんが上から目線。トモタカさんを理解しようとしてるのかな?」といった意見も出ていました。

確かに僕もそう感じましたが、単純に上からとまとめるのもしっくりきませんで、僕の感覚としては、「査定してる感じ」という方が近いかなと思います。スミレさんが面接官で、トモタカさんがオーディション参加者と表現するとどうでしょうか?

スミレさんが二人の力関係において、私の方が魅力的でアプローチされているという立場を感じる方もいるかもしれませんが、それもまた少ししっくりきません。それであればもう少し欲のようなものが見えると思うのですが、そんな感じではありませんでした。番組だからそうしているのか、演じているのかなどはわかりませんが、僕にはスミレさんが、「自分も選ばれる立場」という条件がすっとんじゃっているように見えました。これも躁状態に近いものを感じたところでした。

かんしゃく持ちという言葉も通じるかわかりませんが、怒りの沸点がすごく低くて急に怒り出す人っていますよね。一度スイッチが入ると、かなりの期間人の言葉が耳に届かなくなる人と言ってもいいかもしれません。

僕は、スミレさんの感じ悪い雰囲気がそのように見えました。何か興奮モードのスイッチが入り、頭がカッカしているのではないかなと思います。この相手を前にするとイライラしやすいっていう相手っていませんか?スミレさんにとってはトモタカさんがそうなのかもしれません。

故に、興奮した状態で、自分も選ばれる立場であることが飛び、私はOK、あなたはOKじゃないという立場になり、「査定してやってる」のような頭になってしまっているように見えました。


その後に個別インタビュー、翌日の旅行と続きますが、個別インタビューのトモタカさんは「どこがすれ違っているのかがわからない」。スミレさんは「友達が○○って、で?なんでもぶつけて、そこから絆が生まれるかも」と不満顔マックスでした。このトモタカさんの様子を見るに、スミレさんのどこか欠落しているような可能性が見られました。

先ほども挙げました「スミレさんはトモタカさんを理解しようとしているのか?」とコメントを寄せてくれたのはMariyさんでしたが、いつもありがとうございます♪
この「理解しようとする」ですが、もちろん「しようとしてた方がいい」のはもちろん番組的にも人としてもそうなのですが、「理解する努力をしようよ」「理解しようとした方がいい」という意見も気をつけなければならないところがあります。

確かに「いきなりマリッジ」は、見ず知らずの異性と出会っていきなり同棲。結婚している体です。二人は本当に結婚するのか?というテーマを視聴者に投げかけつつ、「新婚観察バラエティー」としています。つまり、出演者は「新婚を体験してみる」。視聴者は「新婚生活を観察する」というのが本来のテーマです。

シーズン1ということで、出演者に対してオーディションの段階で、どこまで結婚の意思を確認できているか、どんな相手でも結婚するかという意志を確認できているかわかりませんが、視聴者からすると、そういった宣誓をして参加しているだろうと見えてしまいます。

すなわち、婚姻届を出す方向に反する態度に対して異を唱えたくなるのはもちろんなのですが、これがそもそもの番組コンセプトから発生させられているバイアスだったりするわけです。


少なくともスミレさんは、スタートから、トモタカさんとの結婚に前向きになっていません。生理的に無理という範囲に入っていてもおかしくなく、そう言った視点から見れば、イヤイヤのところを無理して頑張っていると見ることもできたりします。

また、すでに結婚していると認識しているかどうかという土俵違いもあるかと思いますので、こう言った観点から見たとき、「スミレさんはトモタカさんを理解する努力をしよう」というふうに思わされているのかもしれません。


分析ライブでは、「そもそもスミレさんはトモタカさんのことを生理的に好きじゃない」という僕の話に「生理的に無理から好きに変わることはありますか?」というコメントや「表面的な言動だけでなく、その人の根本的なところに触れたくなります」というコメントをいただきました。「さゆりんごさん」「コッタパンナさん」ありがとうございました。

この質問から、僕にも新たな発見がありました。


◆「生理的な好き嫌いにも3つのドアがある」

交流分析の人格適応論に3つのドアという理論があります。他人とスムーズに会話ができるオープンドア、ピンとこない閉じられたターゲットドア、会話しているとなぜかイライラしやすいトラップドア。これに「思考」「感情」「行動」を当てはめて、その人のパーソナリティの特徴を理解するもので、恋リア分析ではたまに紹介させていただいているのですが、特にコッタパンナさんのコメントから感じるところがありました。

表面的な言動によって生理的な好き嫌いが発生しやすいのは、オープンドアが「行動」の人、人の根本的なところで好き嫌いが発生するのがオープンドアが「思考」の人、感情表現の多い少ないで人の好き嫌いが出るのはオープンドアが「感情」の人なのではないかなと思われます。これは僕にとっては大きな発見でした。ありがとうございましたwww

他人に対する生理的な好き嫌いは、そもそも生理的なものですから、なかなか乗り越えられません。「生理的に無理から好きに変わることはあるか?」と聞かれれば、難しいといえば難しいですし、あると言えばあります。

どういうことかと言うと、生理的に無理から好きに変化するというのは、現実的にあることかと思うのですが、紐解いてしまえば、第一印象として感じていた生理的に嫌いというのが勘違いだったということが言えるかと思います。

特に人は集団の前にいるときと、少人数でいるとき、1対1でいるときで、出る顔が異なります。生理的に無理と思った時の顔が3つのドアでいうところの何かで、その他の場面で向き合ったとき、その他の部分が出る。どちらをその人の本音と感じるかも受け手次第ですので、組み合わせは無数にあります。

わかりやすく例えだけ出しておきますが、最初にその人を見たのが、集団で、表面的な言葉ばかり気にするような人に見えて生理的に無理と思ったとしましょう。その後、少人数の飲み会や飲み会の中で1対1で話す機会があった際、その人のよく考えられた信念が見え、それをその人の本音と捉え、生理的に好ましくなる。こんなことって珍しくないですよね。

逆も話しておくと、近い距離感で話すときは、ふざけた感じでいけすかなかったが、集団の前でしっかりスピーチできる姿を見て、「本当はしっかりした人なんだ」のように感じる人もいますよね。

生理的に好きだったけど、生理的に無理になるというのも、同じパターンで理解できるのではないでしょうか。


◆旅行二日目

話を戻しましょう。トモタカさんとスミレさんは旅行二日目、ランチと夕食が主でした。一応、いきマリ恒例の占いが入っていましたが、海外での占いは無理がありますよね。通訳を入れても、断片的にしか結果がわかりません。

この第2話、メインが夕食でしたよね。スミレさんの「わかんない」が口癖だよね」「チャラい人嫌い」「2回会ったら友達は違う」「友達を抜いたら、あなたは何?」「向き合ってきたの?」「自分のイヤなところは?」「最初から感じてる違和感」という応酬でした。

泣き寝入り方向に行くのかドキドキしましたが、トモタカさんも意見を返します。
「向き合うって何と?」「何なの逆に?」「自分が一番じゃないヤツが嫌い」「意味わかんない」「勘違いじゃない?」「自分としか向き合ってない」
ここら辺が末っ子ではなく一人っ子っぽいなと修正した点でもありますが、この後も続く二人のやりとりから、分析できるネタができました。

少なくとも、トモタカさんの性能が結構高く、スミレさんはわかった気になってる系というのがわかります。

この後もまとめてしまいます。

「勘違いじゃない?」と指摘するトモタカさんに対するリアクションが最悪だったスミレさん「勘違いじゃない」と鼻で笑ってしまいます。完全なアイアムジャスティス状態です。

「自分としか向き合ってない」という指摘に対しても「向き合わなくていいと思ってる」「人に興味ないから」

「人は鏡」に対しても「逆、逆」。「なんかおかしいな」と違和感を感じるトモタカさん、ここら辺に性能の高さを感じます。

最後まで最悪でしたよね。「恵まれて生きてきたんじゃない?おぼっちゃまだから」「わかんないんでしょ、必死に生きてる人の気持ち」すごかったですね。まるで自分が世界で一番不幸とでも言いたいんでしょうか。少なくともトモタカさんよりは不幸の中を必死に生きてきたと思っていたのでしょうね。

先にトモタカさんについての分析ですが、食事中おとなしい雰囲気があるように思います。食べる時は静かに、喋らずという文化や家庭に育ったのか、家庭の中でおしゃべりな人がいたりなど、聞き役でいることや、おとなしいことを喜ばれる幼少期があったのかもしれないとか、そもそもおとなしい気質などが推測されます。

では、問題のスミレさんを分析しましょう。結論は「教えたがり」です。僕も人のことは言えませんが、なんか似たようなコミュニケーションをしていたことを思い出します。ほぼスミレさんと同じパターンかもしれません。

けれど、指摘するべきことをまとめておきますが、一つは、表現が抽象的。特に対象を定めずに「向き合ってるのか」という言葉が気になりました。トモタカさんはいい性能ですね。しっかりと「何に?」と確認しています。

なんでも向き合ってれば偉いわけではありません。この「向き合う」という言葉が、「真剣に考え、取り組む」という意味であればいいのですが、向き合うのは、していない人に比べれば成長に付与するかもしれませんが、向き合っていればいいというものでもありません。おそらくスミレさんは、向き合っているが「答えはない」とか思っているタイプかもしれません。

この「答えはない」ですが、確かに間違ってはいないと思いますが、答えがないからと言って、そこにあぐらをかいているのも違います。真剣に考え取り組むとか、向き合うのは、僕も困っている人には勧めることですが、大事なのは「仮説を立てること」だと思っています。

極端に言うのであれば「考えてます」だけでは意味がないと言えばわかりやすいでしょうか。質問したとき「考え中」と答えられてもどうにもなりませんよね。何事も、仮でもいいので答えを出し、試すことなしには答えは得られませんし、変化は起こりません。

トモタカさんの返しは「向き合う対象は何か」「自分と向き合うだけでは他人と向き合っていない」というものでした。これに対するスミレさんの回答から、スミレさんの考えの浅さがわかります。

「他人とは向き合わなくていいと思ってる」「人に興味ないから」

僕はズッコケましたwww じゃあ、他人に指摘すんなよwwww でしたwww

他人に向き合わなくてもいいとも思いますし、自分と向き合っているだけでも否定はしません。しかし、他人に何かを強要しようと口を開くのであれば、他人と向き合うことや、自分と向き合うだけにしたことにも答えが必要です。

スミレさんは、自分が「他人に興味がないので他人とは向き合いません」とだけ言っているのであって、自分の趣味・趣向として他人と関わるのが嫌い、だからお前が「友達友達」言ってるのが気に食わない。こう言ってるだけと整理できてしまいます。

ただの自分の好き嫌いでトモタカさんを批判してるだけなのに、それらしい理由や理屈に則っている勘違いをしている人と分析できてしまいました。

「教えたがり」というのは、知識や思考が好きだけれど、まだ浅い段階において発生するもので、深い思考の後、自分なりの答えが出ている人はそこまで他人に寄ってたかって説教はしません。スミレさんの置かれた状態においても、イヤなら途中リタイヤしてもいいし、説教しなくとも30日目にNOと答えれば済むものです。

トモタカさんと足並みを揃えるためならば、協力依頼をするような形を取ればいいし、撮影の時だけ演技することを裏打ち合わせしてもいいわけです。

故に、考えが浅い、わかってないとなります。スミレさんはトモタカさんに対して「こいつわかってねーなー」と思っていたのかもしれませんね。わかってないのはスミレさんの方かもしれません。スミレさんはモデルだったでしょうか。これらが演技だったと願いたいものです。

ちなみに、トモタカさんは話の最後に「なんかおかしいな」とつぶやきます。そうなんです。話が通じていないというか、トモタカさんが議論できていたのに対して、スミレさんは議論してる風で、できていないというか、理論が不完全なので、そこを突かれると、すぐに抽象的な話に逃げていました。それが「恵まれて生きてきた」とか「わかんないんでしょ必死に生きてる人の気持ち」です。議論から外れ、「わかってないのはお前」「そもそも、根本的なことがわかってない」という指摘をして逃げました。

僕から見れば、そもそも食ってかかってるのあなたなんだから、そもそもがわかってないと言うならば、そこも説明して理解させなさいよ、と思ってしまいます。トモタカさんは、教えて欲しいなんて一言も言っておらず、なんかイチャモン付けられたから対応しただけでした。

チャットコメントで「こんな私でも結婚したい?って感じに聞こえた」と入れてくれたのは僕のイラストを書いてくれた「赤羽のネコさん」でした。ありがとうございます♪

そう言った観点もありますよね。この後の個別インタビューで、「ずっと他人というフォルダに入っているなら無理」と言うトモタカさん、指輪を外して泣いているスミレさん、帰国も他人の距離感で会話もない。「なんで私って、いつもこうなっちゃうんだろう?」という涙にも見ることができますよね。ここら辺はまとめでお話ししたいと思います。


それにしても、ひどいやりとりでしたwww 最後の「わかんないんでしょ、必死に生きてる人の気持ち」は言っちゃダメなヤツでした。これはトモタカさんを必死に生きてないって言ってるようなもんになってしまいます。トモタカさんは「あらあらビックリ」と、呆れるように返して終わりにしていましたが、普通は相当頭にくるものです。けれど、少しできた人ならば、弱くて怖くて、他者を先制攻撃しちゃうことを理解するかもしれません。トモタカさん、若いのによくできた方でした。

ちなみに、これを見て、知っておいた方がいいことですが、相手を知るためにたくさんの質問をしたり、ひどいとスミレさんのように引っ掻いたり、揺さぶったりして、相手の本音を調査や査定しようとしてしまう人って、程度にもよりますが、いるかと思います。

何を知ったらいいかと言うと、程度こそあれ、似たようなことをしてしまうのは、そもそも本人が隠すタイプの人だったりします。他人を疑う人と、あまり疑わない人がいます。どう違うのでしょうか。雑に言ってしまえば、他人を疑う人は、本人が嘘つきだからだったりします。自分が嘘をついたり隠したりするから、他人もそうしてると思う。シンプルですよね。ほとんど嘘をつかない人は、他人も正直に話していると捉えます。

つまり、相手を知るためにいろいろやる方は、本人がオープンではないということがわかります。けれど、ウソはつかないに越したことはありませんが、話すべきことではないことを話さないとか、話す機会がなければ出ない話などは誰にでもあります。これを「言えない」とか「隠している」と捉えるのもまた違います。

何が言いたいかと言えば、相手を知るというのは、別に特別なことをする必要もなく、そのまま見えたものをその人として受け取っていけばいいということになります。人は、特におかしな刺激を入れない限り、その人にとって自然な行動や反応をします。それがすなわち「その人らしさ」です。そこから「この人は、こういう人なんだな」という「その人像」を作っていけばいいわけです。

口が重いのも「隠している」ではなく、「口が重い人」、個人と集団で顔が違うのも「そういう人」。その奥に本当の人格があるのではないかと、掘り下げたくなるのはまだしも、実際、無理に掘り下げようとするのであれば、玉ねぎをむきすぎて、種がなかったとガッカリするお猿さんのように例えられることもあったりします。


◆ツヨシとキヨミ

まとめに入る前に、いきなりマリッジ1のもう1組、ツヨシさんとキヨミさんも見ておきます。一級建築士で年収1,000万のツヨシさん33歳、看護師で年収240万のキヨミさん。式の直前インタビューから、面白そうな発言が続きます。

式でのキスはほっぺ。誓いの言葉で「今のところ誓います」と言うキヨミさん。式直後に「ツヨシだけど強くなさそう」なども含め、初日を終えての個別インタビューで、「まだ見えない」「いろいろ不安がある」というツヨシさんは、こういった傾向からかと見えました。

婚姻届へのサインでは、しっかりした字のツヨシさん、マンガっぽい字のキヨミさん。その後の雰囲気も見た感じ、予告でDTっぽく見えていたツヨシさんに上方修正をかけさせてもらいたいと思います。

そもそもムチムチぽっちゃりが好みな僕ですので、はちゃめちゃで大変だと聞いていたキヨミさんにはプラスバイアスがかかって、何がヤバイか、まだ見えていません。「朝ごはんいる?」と聞くキヨミさん、良いように見えています。

ツヨシさんがおどおど系で、キヨミさんが選ぶ立場のように出るのかと思っていたところ、「こんないい人いるんだ」と言うキヨミさん。「向こうから僕の評価が低いかも」と言葉では言いつつ、逆の意味のように見えましたので、気に食わないところがあり、相手を選んでいるところがあるように見えるツヨシさんと言う、予想と反するスタートで、やっぱり僕の予想は当たりませんwww

■今回のまとめ

今回のポイントに
・なんでスミレはあんなに食ってかかるのか?
・スミレは躁鬱っぽいかも
・憎まれ口を叩いてしまうのはなぜか
を挙げておきました。

躁鬱についてはあらすじの中で詳しく紹介させてもらいましたが、もう少し付け足しておきたいと思います。

躁鬱だけでなく、気分障害と呼ばれる類の方には、睡眠障害を持つ方が少なくありません。スミレさんの目がぼんやりしているところが気になったことから当たりをつけさせてもらいましたが、気分にアップダウンが激しい方は、イライラや考え事で寝つきが悪くなることで睡眠障害につながります。

睡眠障害という名前がついているので「眠れない・やまい」と捉える方が多いかと思いますので、付け加えますと、あくまで僕の捉え方ですが、雑に言うと「夜眠れない」になります。誰もがうっかりしがちですが、これはあくまで「朝起きる」「日中働く」「夜は寝る」というサイクルを「正常」とする概念と比較して起こる感想になります。

あくまで、それを「正常」とするというところがポイントです。

ショートカットでこれを言うとすぐわかるかと思いますが、本来動物は夜行性です。いかがでしょうか。

日中、安全な時にうとうとしながら分割睡眠を取るのが動物で、毎晩たっぷり睡眠を取る人間は、動物としてはどちらかと言うと異常になります。

生物として安全を確保したことで、夜たっぷり睡眠をとり、日中をフル活用できるようになったのが人間なのだという要素を踏まえると、いわゆる「睡眠障害」が「睡眠」に障害が発生している人とは捉えられなくなると思いますが、いかがでしたでしょうか。

じゃあ、なんで多くの人が夜眠り、日中働けるのか、なぜ睡眠障害の方がいるのかも軽く触れてしまいましょう。それは、悩みや迷い、怒りといったような精神性かつ悪性のストレスによって、心身が危機的な状況と認識していると僕は考えています。

つまり、人間的と動物的というわけ方をするのであれば、体が危機を感じ、本能的・動物的な反応を示していると考えてみるとどうでしょうか?つまり、危険を感じているため、夜に安心することができないというわけです。睡眠障害とは、眠れないことではなく、平日9時5時のような仕事をしようとすると、そのサイクルに沿えないことを指します。

動物のように、夜行性になり、明るくなると眠くなる。出勤時刻に合わすことが苦痛になる。なんとなく伝わったでしょうか。

僕の考えとしては、肉体を回復させるためには、一定期間ですが、体の言う通りにしてあげるということも推奨したりします。心身が回復し、余力が出ることで、本来の肉体とは合わないサイクルでも生きることができる。これが今、人の社会で行われていることのように、あくまで僕には見えます。

また、○○性人格障害というのも、たまに出てきますので、少しだけ紹介しておきたいと思います。

今までの恋リア分析でよく出てきたのが「境界性人格障害」これは、テンションのアップダウンの波や境界がなく、快、不快や、二重人格のように見えることを指したりします。詳しくは「いきなりマリッジ2」の分析をご覧ください。

人格障害は精神障害の診断と統計マニュアルでDSMというものがあり、これに載っています。数年ごとに改訂版が出るので、最新は2013年に出た5になるようですが、僕が東京で開業したときは4TRでした。

これは、あくまで基準や統計で、「これの分類に当てはまるから病気」という判断は完全な理解不足になるので、気をつけて欲しいのですが、普通に書店やアマゾンで購入可能です。

という、前置きをしつつの紹介ですが、人格障害にはいくつかの種類があります。
「境界性」「自己愛性」「統合失調」「妄想性」「反社会性」「演技性」「回避性」「強迫性」と言ったところでしょうか。興味がある方は、詳しく調べて見てください。

そもそも人格障害というのは、病気ではなく、性格の偏りと言われるのですが、あくまでその時の社会からは「はみ出してしまう性格」の人のことを指します。つまり、これは極端な例えですが、境界性人格障害の人しかいない島に境界性人格障害の人を放り込めば、何も変な人ではなくなってしまい、逆にいわゆる常識的な人をその島に放り込むと、その人が変人扱いされるという感じです。

つまり、あくまでその時の常識では「はみ出す」というのを知っておいていただければと思います。もっと極端な例を出せば、戦国時代では、殺人に適性がある人が讃えられ、現代では異常者とされるというとわかりやすいのではないでしょうか。

大まかに8つのタイプをあげましたが、いかがでしょうか。これらが他者とうまく行かない原因とわかるかもしれません。病態水準のきつい「境界・統合失調・妄想」を外した「自己愛・反社会・演技・回避・強迫」はわかりやすいと思います。わかりやすい言葉に言い換えると「自己中・文句が多い・嘘つき・すぐ逃げる・他人に強要する」いかがでしょうか。逆にこれらに気を付けることで、うまくいくということが見えて来そうですよね。

人格障害とか発達障害という言葉は一見難しそうに聞こえるかと思うのですが、実は案外身近なことだったりするので、せっかくなので紹介してみました。


◆なんで食ってかかる?

では、残りの『なんでスミレはあんなに食ってかかるのか?憎まれ口を叩いてしまうのはなぜか』について触れたいと思います。


一般的に憎まれ口からの「なんであんなこと言っちゃうんだろ?」は、少なくとも二つのパターンが考えられます。一つは、本気でイライラし、向こう見ずに言ってしまっているパターン。もう一つは、「これでも私を捨てませんか?」と確かめるために引っ掻くパターン。

前者はよくあるパターンで、生理的に嫌いな相手に当たってしまうのと、後から冷静になり、自分の不利益を考えて怖くなっているというのが、あくまで雑ですが、僕の見解です。

後者は、人格障害によくあるパターンで、ちょっと病的です。本人が認識して意図的にやっているかどうかは特定できず、本人もわかりません。しかし、後から振り返るように分析すると見えてくるものになります。

これで、非常に短く説明できてしまいましたが、だいたい伝わってしまいましたでしょうか。僕の理論の中核に「人とは生理的な好き嫌いから逃げられないもの」というのがありまして、これを踏まえて考えると、結構いろいろなことの理解がスムーズな気がします。

では、スミレさんがなんであんなに食ってかかるのか?についてですが、大半をあらすじ内で説明してしまいましたが、「教えたがり」です。考えが浅い人に起こりがちなこれですが、他には、「説明したい気持ち」「説教したい気持ち」が満足していないということも考えられます。

僕もスミレさんのように「教えたがり」なタイプですが、整体師・心理カウンセラーとして開業し、毎日のように何かを分析し、結果を説明したり、改善の話をしていると、「説明したい」気持ちが満たされるというか、ガスが抜けます。すると、普段の生活の口数が減ったりします。考えると、「さんまさん」ってヤバイですよね。話がエンドレスみたいですね。いつ満足するのでしょうねwww

スミレさんは、いくらか大変な人生だったのでしょうね。悩みから、たくさんのことは考えたのだと思います。子供って、知ったこと、見つけたこと、わかったことを親に報告したがりますよね。構造は同じだと思います。スミレさんは「説明したがり」だったり「指摘したがり」だったり、「問題解決したがり」なのかもしれません。

故に、トモタカさんの粗を見つけ、それを問題提起し、トモタカさんに認識してもらい、問題解決したかったのでしょう。心理カウンセラーを目指す人や、なっている人にも珍しくありませんし、僕もそれと似たようなところがあったと思います。本当にいい学校で勉強できたんだなーとしみじみ思います。あそこで学んでいなければ、きっと相談に来られた方を傷つけるカウンセラーになっていただろうと思うところが大きいです。

全8話ということで、残り6話ですから、今まで分析して来たシリーズから比べると、だいぶ短いですね。きっと分析ポイントが凝縮されているのではないかと期待してしまいます。

また、今回まででは、まだまだわからないのですが、出演者の4人が、ちゃんと結婚を考えているが故のぶつかり合いなのか、演技や売名なのか、ここにも注目していきたいと思います。


ちなみにようやく気付いたのですが、いきなりマリッジ3までのサムネ、背景がピンクで食卓を挟んで向かい合う男女のがありますよね。実は最初に見たときからなんか違和感があったのですが、この男女、ムッとした顔をしていますよね。

テレビチャンピオンという大きな番組を作っていた制作会社です。やはり「何が面白いか」が定まっているのではないでしょうか。

つまり、いきなりマリッジのサムネからわかるのは、結婚というテーマを元に、小競り合いする男女、ぶつかり合う二人を見せるというのがコンセプトなのではないでしょうか。それを元にシーズン3までの出演者を見るとどうでしょうか?

そして、事故から放送中止となったシーズン4ではサムネが変更になっています。これはコンセプトを変え、本気で結婚を発生させることに舵取りしたのではと推測してみました。


原稿がギリギリでしたので、説明仕切れてないところがあるかもしれません。遠慮なく動画のコメントやDMでお寄せいただけると助かります。

□エンディング


最後までご視聴いただきありがとうございました。

「今回の一言」はバキューん前に♪


ハシモトビズチャンネルでは、東京から長野に移住した僕が、整体師、心理カウンセラーとして思うこと、分析、解説、考察などを中心にアップしています。過去の動画は再生リストに分類していますので、良ければのぞいてみてください。

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毎度、話の長い僕の動画ですが、また、次のライブか動画でお会いしましょう!

【今回の一言】
「人格障害の人だけの島の例え、いつもなるほどって言われますwww」

ではまた!

バキューン!

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