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仕事を選ぶということ

完全に失敗して病んだ。
今から40年近く前、大学4年生で就活がうまくいかなかった。
当時は大学4年の春からせっせと就活すれば十分間にあう頃。
自分探しをはじめてしまい失敗した。
それまでも「生とは死とは」とか「人間とは」とか「人生とは」とか果てしない妄想を好んでいたが、本格的に現実の自分に向き合い、玉ねぎの皮むきを繰り返してしまった。

結局自分には「芯」がなかった。

それから時は流れ、紆余曲折はあったもののそれなりに会社勤めをしている。
前半から中盤も「自分のやりたいことと違う」と悶々とした日々を過ごし、後半になってやっと辿り着いたところが現在の境地。
仕事を自分で選んでいるようで、実は仕事から自分が選ばれている
夢や希望も大切だろうが、深く考える性質の人は状況に身を任せるのもいいかもしれない。
とりあえず目の前のことにベストを尽くすだけ。
そうすると自然の流れが自分をどこかに連れて行ってくれる。

日頃、誰からも強制されず何となく行っていることを指針として、その方向の仕事にとりあえず飛び込んだら、あとは何とかなることが多いような気がする。

就活はたいへんだけど、振り返ると人生の肥やしになる。
がんばれ就活生。
迷わず行けよ~行けば分かるさ~byアントニオ猪木

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