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消費税法日記#12 合格するために大事なのは「量」か「質」か?


こんにちは。あおです。

タイトルの件、皆さん一度は耳にしたことがあると思いますが、早速自分の考えを書きます。

「量」も「質」も大事です。でも「ベクトル」がもっと大事です。


詳しく書いていきます。



3つの要素の解説


これは簡単ですね。勉強時間です。

YouTubeやnoteでも合格者が一番話しやすい内容です。
「量」を確保するための工夫はどの勉強でも共通して使うことができますし、汎用性が高いので人気があるトピックです。

このあと説明する「質」と「ベクトル」をどれだけ極めたとしても、必ず最低限の「量」をこなす必要があり、それは試験によって異なります。


一言に「質」といっても自分は大きく分けて2つに分けられると思います。

■効率

  • できる問題を何回もやるのではなく、間違えた問題を集中して解く

  • あとで復習できるように問題集に印をつけておく

  • 何回も間違える単元はテキストの写真を撮って移動時間にスマホで復習する

  • マーカーや色ペンにルールを定めて、パッと見ただけで内容が復習できるようにする


上記のようなものが「効率」を上げるための手段であり、皆さんがイメージする「質」だと思います。

確かに効率を上げることは大事なのですが、「質」を語る上ではもう一つ欠かせない要素があります。
それは「強度」です。


■強度

「強度」とは簡単に言うと「勉強している時間にどれだけ集中できたか」です。

最近はポモドーロ・テクニックなどのように「強度」を落とさないように工夫する方法もたくさん紹介されていますね。
「効率」も大事ですが、「強度」が低い=集中していないのであれば、「質」が高いとは言えないと思います。


「勉強はしてるんだけど、今日何やったかあんまり思い出せないんだよなー」
「勉強時間はたくさん費やしてるんだけど、ほかのことに気が散って内容が頭に入ってこないんだよなー」

上記はまさに「強度」が低いことを指します。


ベクトル


自分が何よりも一番大切にしているのは「ベクトル」です。

「ベクトル」とは合格するために必要な勉強内容を指します。

資格試験に挑む以上、目的は合格ですよね?
合格するためにはどの分野を重点的に勉強しないといけないのか。
逆にどの分野は捨て問としてもいいのか。

これらを見極めたうえで合格するために必要な勉強をする必要があります。

「量」を確保し、「質」を高めたとしても「ベクトル」が間違っていると合格できません。
極端な例ですが、理論マスターでランクCだけを暗記している人がいるとします。
この人はランクCを完璧に覚えるために十分な勉強時間を費やし、かつなかなか覚えられない部分を重点的に復習することで質も高く勉強できています。
しかし、ランクA・Bはまったく勉強していません。
これは「ベクトル」を完全に誤っているせいで合格する可能性が極めて低くなる例です。


独学で合格することができる人は、間違いなく「ベクトル」を大事にしています。(無意識でできている人もいますが・・・)

学生時代に「あの子、そんなに勉強してないはずなのにいつもテストの点数いいよなー」って人いませんでしたか?
そういう人はテストに出そうなところをまずは分析して、それから勉強しています。


4つ目の要素:「その他」


ここまで「量」「質」「ベクトル」の3つを話してきましたが、実は合格するために必要な要素がもう一つあります。
それが「その他」です。

「その他」とは具体的には以下のものです。

  • 地頭の良さ

  • 集中力の持続時間

  • 既存の知識

たまーに1年で3科目合格している人をXで見ますが、そういう人は間違いなく「その他」の要素が優れています。
ただし、ここは努力ではどうにもならないところが大きいです。
(既存の知識くらいは努力で何とかなるかもしれませんが・・・)

「その他」の要素が優れていることで合格している人は本当にごくわずかです。正直、そこと戦う必要はありません。
自分も「その他」が優れているわけではありません。

でも残りの3要素は平均よりも優れていると思っていますし、これまでの人生で経験してきた様々な試験を振り返っても、3要素を意識して取り組めていたと思います。

そして3要素は才能がある人しかできないものではなく、ほとんど自分の努力次第でなんとかなるものです。


最後に、ハイキューの名言で自分の好きな言葉を添えて終わりたいと思います。


自分より優れた何かを持っている人間は生まれた時点で自分とは違い、それを覆す事などどんな努力・工夫・仲間を持ってしても不可能だと嘆くのは、全ての正しい努力を尽くしてからで遅くない。

ハイキュー:ホセ・ブランコ


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