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WEBTOON「ネーム作家」お仕事獲得方法と注意点

昨今のWEBTOON制作事情は分業体制が主流です。

「ネーム作家をしてみたいけど、どうやったらお仕事につながるの?」
「お仕事をする上で、気を付けた方がいいことってあるの?」
今回はそんな疑問にお答えします。


🌱自己紹介

私はWEBTOONのネーム兼線画作家として3年ほど前から活動しています。
過去の主な担当作は
レベルドレイン-絶対無双の冒険者-(ネーム担当※13話~70話まで)
転生魔術師の異世界生活 原作知識で異世界最強(ネーム担当)
時々雨GRAFFITI(ネーム担当)

・現在は「敗戦の剣士、勇者の子と暮らす」をLINEマンガで連載中。

🌱WEBTOONの分業体制とは

WEBTOONとは、LINEマンガやぴっこま等を媒体として連載をしている縦読みのフルカラー漫画のことです。
直近では集英社も縦スクロールマンガ専用アプリ「ジャンプTOON」をリリースするなど、漫画業界で最も注目を集めているのがこのWEBTOONです。

そんなWEBTOONですが、「週間連載」をしつつ「フルカラー漫画」であるため、従来の漫画制作体制では限界があります。
近年はそのあたりの体制含め、個人でも連載を可能にする方向で体制見直しが検討されているようですが、とはいえまだまだ主流なのがフルカラー。

週間連載を可能にするためには、ほとんどの制作会社が以下のような分業体制をとっています。

・原作
・ネーム
・メイン線画
・背景線画
・下塗り着彩
・メイン着彩
・仕上げ着彩(アートディレクター)

従来の横読み漫画と比べ、恐ろしく多くの方が携わっているのがWEBTOONなのです。

上記の工程の中で、私はこれまで「ネーム」と「メイン線画」を担当してきました。

本記事では、私がこれまで実際にどういう活動をしてきたのかと、おすすめのお仕事獲得方法について解説していきます。

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