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#002【橋本くぅ】コレクターについての浅い考察

こんにちは、【橋本くぅ】です。

 テレビが取材で入った人の家を映していた。そこの家の人は、本が趣味らしい。


 ありとあらゆる所が、本で溢れかえっている。キッチンにまで本があり、キッチンなのかどうかも全くわからない状態なのである。


 自分も読書はするので、ある程度は本に対する愛情というのはわかるのだけど、年齢を重ねて思うのは、一冊を読む時間と人生の持ち時間を比べてしまうという恐怖に、ちょっとビビったのである。

 
 ビジネス書なら、まあ飛ばし読みでも要約動画を見てもわかるだろうけど、小説は、飛ばし読みは、できない事もないけど、味気ない。


 一冊を三時間で読むとしても、数千冊所有していても、果たして読み終わるのか。


 いや、読み返しなのか、どちらかわからないけど、とにかく残りの人生が全部読書しないと、そのまま死んでしまうような恐怖感が襲ってきてしまった。


これ音楽もそうかな。CDを所有している人は、最近は少ないとは思うけど、ユーチューブは倍速で聞けても、音楽は倍速で聴くのは、少々無理があるからな。


そう考えると、コレクターって案外、時間がたっぷりあるのかもしれないから、贅沢かもしれないな。


 自分では、これから何かのコレクターになるのは、躊躇してしまうのである。時間が、人生とイコールであるのであれば。


 と言いながら対した事はしていないのだけどな。

どうもありがとうございました。  【橋本くぅ】

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