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初めてスキをもらったので、今の気持ちを書いておかないと!

タイトルの通りである。12月にパソコンを買った記念に、
やってみたかった創作活動の一つとして、noteを始めた。
案の定、3日坊主になったが、久々に書きたくなって、帰ってきて。
noteは数ヶ月前と変わらない姿で、なんとなく安心した。
それで、さっき、本棚で買える幸せ、みたいな話を書いて投稿した。
それで、筆が乗ってきたから、もういっちょ書くか、とカタカタしてたら携帯に通知が来た。
「スキのお知らせ」・・・?すき・・・?まままさか
急いで自分の投稿を見ると、ハートに色がついていた。
他の記事で散々見てきたハート。
アカウントのない時から、気に入った記事にハートは付けてたけど、
自分に初めて貰ったスキ。しかも2記事も!
うわ、わー。今年一番うれしかったね。やったね。
ちょっと涙が出そうだった。いや一粒くらいは出た。

自分の書いた文章をちょっとでも気に入ってくれたのが、すごく嬉しかった。
自分の考えを人に伝える事が、少なかったから。
理解されないだろうし、話も下手だし、おまけに吃るし。
聞いてくれる人も、昔はそんなにいなかった。
その影響だろうか、今でも、自分の話を最後まで聞いてくれる人と話すと嬉しいし、尊重されてると感じる反面、荷が重くて、緊張する。
そんな自分の書いた文章が、人目に触れて、その人の心に
少しでも触れることができたとしたら、なんという幸福だろう。
この種の幸せは、初めて感じたかもしれない。
存在してもいいと、言われたような気がした。


表現したいことは、沢山あるけど、話して人に伝えるのが自分には難しかった。
それが、ずっとコンプレックスで、だから会話から逃げるように、
昔から本をよく読んでいたのだと思う。
人の書いた文章はどれも整然としていて美しく、
素敵に手入れされた庭のようだった。
その人その人の個性や感性が眩しく、羨ましかった。
砂糖菓子のような言葉も、漢方薬のように苦くも、ゆっくりと、良く効く言葉も、サプリメントみたいに明日への活力をくれる言葉も、好きなだけ摂取できる、
そうやって、いろんな人の文章に励まされ、慰められた。そんな人生だった。
友達は少ないけど、自分の側にはいろんな言葉がいて、
頭の中はとても賑やかに過ごしている。

私も、いつか、人が標本にしたいと感じる美しい瞬間を切り取って、誰かの心に留まる文章が書けたら、
少しでも和ませることができたら、
ちょっとした言語化の力添えをできたら、
多くの人があんまり考えないようなことを書いて、
そういった考えを持っても、一人じゃないよと伝えられたら、
誰かの傷に、寄り添えたら。

そういう文章を綴っていきたい。
初めてのスキ、の嬉しさを、熱量を持って伝えようと思ったのに、
結局自分語りになるんだなぁ。
でも、おかげで書きたい方向性がひとつ垣間見えた。

というわけで、ありがとう!
とっても嬉しかった。自己表現ってわるいものじゃないね。


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