治療・運動・休息を安心安全な場所で提供するヘルスケアプラットフォームのとしての役割

※Office Psycheさんからインタビューを受け当院の想いや特徴を記事にしていただきました。

古都・京都の北東部、すぐそばには高野川、治療院の正面玄関から少し斜めに目線をやると、大文字山が程近くに見える街に、はしもと治療院はある。

クリアガラスと白木枠の戸をくぐると、まるでカフェに来たのかと思うような温かな空間。
オレンジや霜降りグレーの布張りのチェアーが置かれた待合室は、治療とはすこしかけ離れたポップな印象を感じる。

こうした空間づくりの大切さも含めて、健康を作るための重要なエッセンスだと語ってくださったのは、橋本佳起先生。

橋本先生がこの京都という街で開業をされたのは約6年前。
「他では治すことのできなかった痛みや苦しみを抱えた人によりよい治療を提供したい」。その一心で開業を決意されたという。先生がこうした思いを持たれた背景には、人一倍ケガの多かった、自身の子ども時代の経験がある。その経験から、10代前半で柔道整復師になる事を決意し、長年にわたり治療技術を磨き続けた。
そして6年前、初めて自身の名前で治療院を開業された。
開業をして以来のこの6年間、先生は患者さんの

「自分の悩みを解決したいけど、どこに行けばよいのか」
「健康についていろんな情報があふれているけれど、どれが正しいのか」
「実際に病院や整骨院に行ってみたけど、対応や治療法がそれぞれで異なっていて、どれが合うのかわからず不安が増していく」

という声にたくさん出会われたという。

だからこそ橋本先生は、健康に対して悩む方に、より良い気付きときっかけを提供できることで、その人の人生はよりよく変化していくことができることを実感されたそうだ。


『健康って、人それぞれのイメージの在り方が全然違うと思うんですよ。だから治療者がこうやった方がより良くなるという技術や治療法は確かにあるけれど、その技術や治療法がその人に本当に合うのかは生活の仕方やその人のライフスタイルによっても異なります。だからこそ、何がその人にとって必要なものなのか。それは、治療そのものだけでなく、実は休息かもしれないし、運動なのかもしれない。こうした変化するための気づきときっかけを提供することが僕は一番大事だと考えています。』

その言葉の通り、はしもと治療院には酸素カプセルが置かれており、トータルバランス整体の施術の後にさらに体を回復させるため、50分間酸素カプセルの中で眠ることが可能だ。また、施術室の扉を開けて、院内のさらに奥に歩を進めると、壁一面の鏡張りの広いスタジオがある。そこでは橋本先生考案のオリジナルメソッドで提供されるパーソナルトレーニングを受けることができる。

睡眠・運動・施術を心安らぐ安心・安全な空間で受けることができるこの治療院は、ただ痛みを取る場所ではなく、次のその人がたどり着きたい場所に必要なヘルスケアをトータルで提供してくれる複合的な治療院だ。
橋本先生曰く「ヘルスケアプラットフォーム」と銘打たれている。
プラットフォームとは物事の基礎や基盤を意味する。まさにはしもと治療院は人の健康の基盤を提供することを目的としている。

はしもと治療院がこうしたトータル的な治療メニューを行えるのは、その芯には先生の確固たる治療技術があるゆえだ。先生は日本ぎっくり腰ゼロプロジェクトの代表でもある。ぎっくり腰についての独自の治療法を確立され、全国で治療者向けのセミナーを開催。これまで延べ200人以上の治療者たちにレクチャーをされている。次世代の技術者の育成も含めて、より良い治療法の確立にも余念がない。

こうした強い信念と技術がある方だから、橋本先生ご自身の文章や文字から与えられる印象は少し硬質な感じを受けるが、実際にお話をするとご本人は驚くほどにしなやかだ。

「1年前と1年後で違って当たり前やと思ってるんです。人ってみんな変化をし続けている。だからこそ、それまで自分がいいなと思っていたことをあえて捨ててみるのも大事。何より結果って自分一人の力だけで出ているものではないから、人と一緒に、時にくすっと笑いながら楽しみながら、自分が本当に良いと思えるものを探していきたいと思っています。」

笑うことの大切さを大事にされる先生らしく、はしもと治療院の各所には思わずくすっとしてしまうポイントが隠れている。玄関の大腿骨の骨をモチーフにした戸の取っ手、トイレの「one for all, all for one」と書かれたプレート。本棚に置かれた骸骨のミニチュア模型。「何これ―」と思わずツッコミを入れたくなって、「先生、これ何?」と声をかけたくなってしまう。このユーモアのあふれる空間づくりも橋本先生の健康観があふれている。

「病院とかお医者さんって、どこか遠い存在なイメージがあるけど、そうじゃない方が僕はいい。『僕はこれが好きやねん』『あれ良いよな・おもしろいよな』って会話を重ねて、人と人としてつながっていく。そうした会話がある空間って安心だし、安全でホッとできる。こういう雰囲気の治療院がいいと思うんです。そして、何より、どこに行っても解決できなかった悩みを、ここなら相談できる。そんな風に思ってもらいたい。困った人にこそ来てほしい。」

親しみやすく、あたたかい。
でも、時折熱くて、ちょっとシャイで、人情家。
橋本佳起先生の作られたヘルスケアプラットフォームがこの先どんな展開を見せていくのか。今から、その未来がとても楽しみだ。


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