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9/26まで!「200年をたがやす」をめぐる秋田情報

コロナ禍にも関わらず、県外からも恐る恐る秋田へお越しいただいている方がいてありがたい限りです。おすすめ情報が、開館直後の以下のエントリでとまっていましたので、会期終了間際となった「200年をたがやす」にからめた情報として新たにまとめてみたいと思います。

展覧会「200年をたがやす」

まず訪れていただきたいのはもちろん、展覧会の主会場となる秋田市文化創造館。駆け足で見るなら1時間。映像などもじっくりという方は2-3時間は確保いただければと思います。ポイントは以下。

・開場時間=開館時間=9:00〜21:00で遅くまでご覧いただけます。
・晴天時時の9:00〜10:00頃は2FスタジオA1の大空間に、天窓から自然光が差し込んでいて美しいです。
・カフェ&ショップ「センシューテラス」あり(11:00〜17:00)。館内、屋外エリアで飲食いただけます。オリジナルディップの焼きドーナツ、野菜たっぷりのランチBOX、パフェなどがおすすめです。
・1Fでは食のレシピを持ち帰ることができたり、2Fのブランコをはじめ館内外に建築的なしかけがあったり、3Fでは紹介している工芸品の製造過程で生まれた端材で遊ぶことができたり、展覧会と言いながら見るだけではない楽しみ方もできます。
・映像が多いですが、3F「生活と表現の広場」のアーカイブ映像はYouTubeでも公開しています(4本中3本を公開中、もう1本は準備中)。
・イベント多数。公式サイトの「#これからのイベント」をご参照ください。
・イベントのアーカイブをはじめ、「あの人のレシピをつなぐラジオ」や「余白書店の気配ラジオ」などオンラインコンテンツもたくさんあります。

秋田市文化創造館周辺

秋田市中央図書館明徳館:おとなり。谷口吉生が初期に手がけた建築です。AVコーナーで「200年をたがやす」の荒木優光レコード作品「Call」が視聴可能です。→参考記事

秋田県立美術館:お堀を挟んでおとなり。秋田市文化創造館(旧秋田県立美術館)にかつて展示されていた藤田嗣治『秋田の行事』が常設されている。

Newテラス広小路:徒歩5分。今年オープンしたばかりのシェアオフィスでドロップインも可能。一角をおかりして、「200年をたがやす」の荒木優光作品を展示しているサテライト会場とさせていただいています。

ねぶり流し館:徒歩10分。竿燈など、「200年をたがやす」舞台分野で取材をしている秋田の伝統芸能などについて知ることができる施設。

ココラボラトリー:徒歩10分。「200年をたがやす」で展開中のココラボ アーカイブプロジェクト「ココラブ」本拠地のアートスペース。2Fにはカフェも入居。9月17日(金)~9月26日(日)にかけて、16周年企画「20-21」(ニイマルニイイチ)開催。

永楽:徒歩10分。コロナ禍でもにぎわっている名店の居酒屋。つまみは美味しくて安く、日本酒のラインナップが充実(県内外とも)。「200年をたがやす」の荒木優光作品「一聴永楽」のタイトルはここからきているとか。

上之 三つや:徒歩15分。値段はそれなりですが、創作和食・日本酒がすばらしいお店。食器もセンスがよく、「200年をたがやす」工芸分野の映像に、工芸品の使い手として登場しています。

ヤマキウ南倉庫:徒歩15分。文化創造館のカフェ・ショップ運営事業者がプロデュースするリノベーション拠点。

秋田市外

減反画廊:車で約1時間(横手・十文字)。「200年をたがやす」美術分野で紹介されている皆川嘉左エ門の活動拠点は現存しています。→参考記事

ギャラリー ブルーホール:車で約30分(潟上)。醸造所に併設されているギャラリー。「200年をたがやす」に参加している草彅裕の写真展「水の粒子」を開催中(〜12/30)。お隣のパティスリー パルテールのランチやタルトも美味しいです。

阿仁公民館:車で約90分(北秋田)。「200年をたがやす」に参加している永沢碧衣による絵画作品展「霧中の山に抱かれて」開催中(〜10/24)。

Photo:Yu Kusanagi

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