【リーフレット】緊急!!墜落・転落災害が多発しています|大阪労働局茨木労働基準監督署
労働新聞社Webサイトに、2023年に掲載した記事で、2023年下半期にアクセス数が多くよく読まれている人気の記事を再紹介するというものを発見。
https://www.rodo.co.jp/precedent/168622/
さっそく大阪労働局HPにアクセスすると、こちらのリーフレットがありました。
https://jsite.mhlw.go.jp/osaka-roudoukyoku/content/contents/001509144.pdf
令和5年3月から6月までの4ヶ月間で、墜落死亡災害が3件、ほかに重篤な災害が3件発生したという緊急事態。
災害事例を見て気になったのは2点。
1点目は墜落制止用器具(安全帯など)を着用していたのに、使用していなかった事例が2件あること。墜落制止用器具を取り付ける設備はあったのに使用していなかったのか、それともそもそも設備が設けられていなかったのでしょうか。
1件はエレベーターの故障修理作業、もう1件は家屋の解体作業とのことなので、取り付けるための設備を設けていなったのでは?と思います。
2点目は被災者の年齢、経験年数はどの程度だったのか。
第三者的な立場からすると「それは危ないよね」と思うようなことでも、特に若い作業員を中心に「危ないと思わなかった」との認識だったということに遭遇することがあります。
危険の感受性の違い、とでもいうのでしょうか。本当なら危険と感じてほしいところで、感じておらずそのまま作業してしまう。
個人的には世の中がどんどん快適=危険が見えなくなっていて、成長の過程で感受性が養われなくなっているのでは?と思っています。
まとめ
墜落制止用器具を配るだけではだめ。取り付ける設備があるかどうか、設備を活用して墜落制止用器具を使用することまで徹底しよう。
他人が自分と同じ危険の感受性を持っていると考えるのは間違い。特に若手の危険の感受性には要注意。
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