仕事は、人を笑顔にするために。【ライターこぼれ話①】
ライター職のインターンをしています。
おもな業務は、さまざまな人に取材して記事を書くこと。そこでは面白い話をたくさん聞けます。
ただひとつ残念なのは、めちゃくちゃ伝えたい内容にもかかわらず、メディアとの方向性の違いでカットせざるをえない部分があることです。
今回はそんな「こぼれ話」を紹介したいと思います。
それは、ある社長に話を聞いた時のことでした――。
「仕事は人を笑顔にするために」
今日はある企業の社長からお話を聞いていました。その中で印象的だった場面があります。
「仕事は、人を笑顔にするためにするもの」と取材中にポロっとおっしゃったんです。
あまりに自然に言うので、あやうく聞き逃しそうになりました。
それだけその社長にとっては、仕事で人を笑顔にすることは当たり前のことなのでしょう。
でもよく考えてみてください。
仕事で人を笑顔にするのが当たり前な社長ってすごくないですか?
社長にまでなっているのですから、苦しい想いをたくさんしているでしょう。金儲けをしたいなどの欲望にまみれていてもおかしくありません。
それでもその社長は、「人の笑顔のために仕事をしている」とごく自然におっしゃった。
この時、僕は「ああ、これが仕事をすることなんだな」と思いました。
仕事の本質は「人を笑顔にすること」
人はなぜ仕事をするのでしょうか。
自分の生活のため、欲望を満たすために仕事をすることが多くあります。
多くの人は自分のために仕事をしているんです。
でも自分のためにする仕事って、本質的でない気がします。
仕事の本質とは「人を笑顔にすること」なのかもしれないと思ったからです。
青臭いと鼻で笑った人もいるでしょう。当たり前じゃん、と思った人もいるでしょう。
しかし、人を笑顔にさせたい!と心の底から思って仕事をしている人は、日本中に何人いるでしょうか。
自分のために仕事をするのはもちろん大事、というより必要不可欠です。その上で、人を笑顔にできることができれば、それが仕事をする最大の理由なのではないでしょうか。
「笑顔を探す」就活論
「仕事は人を笑顔にするために」
この仕事の本質は、就活にも使えると思っています。
「自分が何になりたいか」で仕事を決めるのではなく、「自分が何をすれば、人を笑顔にできるか」を探すんです。
自分の力が誰かの役に立ち、それが人の笑顔につながる。
そんなことを意識してする就活も、素晴らしいと思います。
さて、あなたはどうやって人を笑顔にしますか?
僕もこれから探していこうと思っています。
…というわけで、また明日!
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