「信者ビジネス」で消耗しないためのテクニック【インフルエンサーが仕掛ける罠とは?】
信者ビジネスからやっと目が覚めました。
信者ビジネスとは、あるカリスマ的な人物を「教祖」として祭り上げ、「信者」となった人からお金を吸い上げるビジネスモデルのことです。
信者ビジネスで成功している人を挙げていけばキリがありません。
堀江貴文氏・箕輪厚介氏・前田裕二氏・西野亮廣氏・はあちゅう氏…
他にもたくさんの方が、信者ビジネスに取り組んでいらっしゃます。
僕はこれらの「教祖」の方々に憧れていました。しかし、ようやく目が覚めたんです。「僕は別に教祖になりたいわけじゃない」と思うようになりました。
ここで注意していただきたいのは、僕は信者ビジネスを批判したいわけではないということ。
儲けるために自分の商品やサービスの信者を作り出すことは、非常に重要なことです。
しかし、信者のままでいいのでしょうか。そうじゃないだろう、と思います。
大切なのは、教祖でもなく、信者でもない自分になることです。
信者ビジネスの仕組み
そもそも、信者ビジネスとは、いったいどんな仕組みなのでしょうか。
堀江貴文氏のビジネスモデルを見ていきましょう。
【堀江貴文氏 信者ビジネスの歩み】
ウェブ制作業務に取り組む
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事業を拡大する。
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どの事業もデファクトスタンダードになれない。
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ホリエモン自身を教祖に仕立て上げることで、会社自体を売ることに方針転換。
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情報リテラシーの低い人・自分の頭で考えない人からお金を取るようになる。
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低賃金の人が株を買えるような仕組みを整えるべく、株式の100分割を行う。
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さらに注目を集める必要があるので、さらに突飛で強引な手法を取る。
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行き着くとこまで行き着いて、収監。
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収監されたことさえも、信者には格好のネタになる。
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メルマガ、その他で儲ける。
ここで注目していただきたいのが、信者ビジネスのお金を吸い上げる対象が、「情報リテラシーの低い人・自分の頭で考えない人」であることです。
情報リテラシーが低く、自分の頭で物事を考えない人は、かっこうの信者になってしまいます。
これは教祖の言うことを考えなしに信じてしまうことが原因です。
そのような信者は、なにかしら理由をつけて「金を払え」と言えば、ポンポンお金を出してくれます。いわゆるカモになりやすい。
僕も以前まで、最高のカモでした。
信者のままでいいの?
カモはカモなりに考えました。
信者から抜けだす方法はないのか、と。
導き出したひとつの答えが「もしその”教祖”のようになれたとして、僕がやりたいことはなんだろう」と考えることでした。
本当に教祖のようになってまで、社会的影響力を持つ必要があるのでしょうか。たくさんお金があったところで、何をやりたいのでしょうか。
教祖のようになったところで、やりたいことなんてないじゃん。
そう思えたときに、やっと信者ビジネスから抜け出すことができました。(ある方のオンラインサロンからも抜けました)
あなたが大切にしていることはなんですか?
信者ビジネスから抜け出すためにもう一つ大切なのは、自分の大切にしている基準を明確にすることです。
教祖もどきの方の中には、「月商○○円達成!」などの実績を携えている人がいらっしゃいます。
でも、よく考えてみてほしいんです。そんなにお金って必要ですか?
別にお金がそんなに欲しいわけじゃないのに、ネットビジネスやFXをやってもしょうがないじゃないですか。それで月○○桁達成!とか誇ってても、むなしいだけです。
お金を稼ぎたいのであれば、「なぜお金が欲しいのか?」を明確にしておく必要があると思います。
あなたの存在意義はお金でしか証明できないのですか?そんなことはないはずですよね。
自分のやりたいことを明確にする。そのうえで、本当にお金が欲しいのであれば、FXでも株でも競馬でもなんでもやればいいと思います。
ハシモトごときが偉そうに!!
ハシモトごときが偉そうに!と思った方、その通りでございます。かくいう私も、心からやりたいことはまだ見つかっていません。
しかし、人に対してうらやんだり、嫉妬している時間がもったいないと考えるようになったのは確かです。
教祖と言われる人は確かにすごいのかもしれません。
でも本当に大切なのは、自分がどうあるか・どうありたいかであって、人の成功例をマネすることじゃない。
自分がどうありたいかがわからない状況は非常に苦しいです。教祖様から売って頂ける商材にもすがりたくなる。
でも、自分のことは自分にしかわかりません。であるならば、人のことは参考にするぐらいまでにとどめておき、自分の道を進むしかないと思います。
苦しい道のりですが、なんとか生き延びていきましょう。
…というわけで、また明日!
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