健康

最高の体調を手に入れるための「3つのヒント」

最高の体調 ~進化医学のアプローチで、過去最高のコンディションを実現する方法~」を読みました。

この本の特徴は、内容がただの「健康法」にとどまらないこと。「健康になりたければ○○を揉みなさい」とか「酢××健康法」とは網羅性に天と地ほどの差があります。

肉体的にも精神的にも健康に生きるノウハウが満載なのです。怒りや不安をコントロールする方法や、集中力を持続させ生産性を向上させる施策、人生の価値観の選定方法まで書かれています

今回はそんな「最高の体調 ~進化医学のアプローチで、過去最高のコンディションを実現する方法~」の中から、僕が実際の生活に取り入れたいと思った3つのポイントを紹介したいと思います。

①リアプレイザル

リアプレイザルとは、頭の中の言葉をポジティブに言い換えることです。

たとえば、日常で緊張を感じたら「緊張してきた!」と言い換えてみる。誰かにイライラさせられたら「この人に悪いことがあったのかもしれない」と考え直す。

このような小さな「リアプレイザル」を2~6週間ほど積み重ねれば、確実に脳がストレスに強くなっていくといいます。

心と体は連動しています。まずは、心を強くすることから始めてみるのもひとつの手かもしれません。

②ウォーキング

カールスルーエ工科大学の実験では、1回30分~60分の軽いウォーキングを週2回だけ行った学生は、何の運動もしなかったグループにくらべてストレスが減り、期末テストの成績も有意に向上していたそうです。

このように、ウォーキングには一般のイメージよりも強い力を持っています。

ウォーキングをさらに有効に進めるためには、週に2~3日のペースで12分以上の早歩き(自足6㎞以上)を行うのが最低ラインです。

可能であれば週に150分以上のウォーキングを目指しましょう。

日が沈んだあたりから心地よい疲れを感じるぐらいが、睡眠の質を上げる最適な運動量とのことでした。

またウォーキングをする際には、自然を感じられるところに行くとさらにリフレッシュ効果を増やせます。

今後、夜の公園でうろうろしている不審者がいたら、ハシモトかもしれません。

③メタ認知の有効活用

メタ認知とは、ヒトの脳に生まれつき備わった能力で、「思考について考える」という一段上の認知機能のことです。

メタ認知を使い、自分自身にフィードバックをすることで、モチベーションの向上にも役に立ちます。

具体的なメタ認知の方法は、以下の通りです。

●プロジェクトを始める前に、ゴールはどこか、活用できるリソースはなにか、現時点での疑問や価値観を確認する

●プロジェクトに取り組んでいる途中に、自分自身に質問を投げかける。そうすることで、「何がわからないのかがわからない」状態を抜け出す

●プロジェクトが終わった後に、始める前と自分の認識がどう変わったかを自分自身に質問を投げかけることで確認する

メタ認知のための質問リストが、この本には載っています。こちらもぜひチェックしてみてほしいと思います。

まとめ

僕はこれらの「言い換え」「運動」「思考法」の3点に応用していこうと思いました。

「最高の体調 ~進化医学のアプローチで、過去最高のコンディションを実現する方法~」には、そのほかにもたくさんの健康に生きるためのヒントが載っています。

ぜひ実際に本を手に取って、自分なりの健康を手に入れてくださいね。

…というわけで、また明日!


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